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【Windows11】アラーム&クロックの使い方。シンプルで超便利

2021年11月15日Windows11

「アラーム&クロック」のアイコン

この記事では、Windows11に標準でインストールされている、タイマー、アラーム、ストップウォッチ、ポモドーロタイマーなどの機能が搭載された時計アプリ「クロック」について書きます。

シンプルで、とても便利です。

Windows標準搭載のクロックアプリのスクリーンショット

Windows11に標準でインストールされている時計アプリです。フォーカスセッション、タイマー、アラーム、ストップウォッチ、世界時計を利用できます。左側にそれぞれの項目があって、クリックで切り替えられます。

タイマーやアラームは複数設定できます。毎回設定しなくても、よく使う時刻を登録しておけば、瞬時に使えます。

タイマーは数字だけでなく、円の青いゲージが徐々に減っていくので、視覚的に見やすいです。アラームは、「名前を決めて(起床、就寝など)どの曜日に鳴らすか?」を設定できます。

僕は、主にゲームのイベントを知らせるために使っています。パソコンしていたら、時計をあんまり見ません。毎日20時にアラーム鳴らしたり、あと30分後に再びゲームにログインしないといけないって時に、サクッとパソコンの方で、アラームやタイマー設定しています。ちょー便利です。

Windows10の頃からあったアプリですが、Windows11で、さらに便利に使いやすくなっています。Windowsの標準アプリで間違いなく、トップ級におすすめです。

リリース元:Microsoft

インストール方法

初期で内臓されていますが、何らかの理由で削除した場合は、Microsoftストアから再インストールできます。

上記ボタンをクリックすると、ブラウザでストアページが表示されます。クリックで、Microsoftストアアプリが起動します。「入手」でインストールできます。

Windows標準搭載のクロックアプリをMicrosoftストアからインストールする手順画像

インストールできたら、スタートメニューの「か行」に、「クロック」という名前で追加されます。クリックで起動します。

Windows11のスタートメニュー画像

初回起動時は、Microsoftのアクセス許可のポップアップが表示されるかもしれません。嫌な場合は、「いいえ」を選択します。僕は、一度「はい」にして、あとからアクセス権を削除しましたが、今でも正常に利用できています。多分最初からアクセスを拒否しても、問題なく利用できます。

Windows標準搭載のクロックアプリの初回起動時に表示されるアクセス許可ダイアログ画像

一度許可したアクセス権は、こちらから確認・編集できます。

https://microsoft.com/consent

使い方

クロックアプリでは、5つの機能を利用できます。

  • フォーカスセッション
  • タイマー
  • アラーム
  • ストップウォッチ
  • 世界時計

フォーカスセッションは、Windows11から新しく追加された機能です。僕はWindows10をもう使っていないので、分からないんですが、Windows10でも追加されてますかね…?僕が使っていた時はなかったです。

フォーカスセッション

タイマーと休憩を兼ね備えた機能です。例えば、60分で設定したら、27分30秒→5分の休憩→27分30秒=合わせて60分って感じです。

ポモドーロ・テクニックってやつだと思います。「長時間作業するのではなく、短時間の作業、短時間の休憩を繰り返すことで、効率よく作業できるよーん」という時間管理術の1つです。

仮に60分(1時間)作業したい時、60分丸々MAX状態の集中力で作業できるかと言われれば、中々難しいです。あえて27分30秒に分けて、5分の休憩タイムを設けることで、集中力を上げようって考え方です。

効率性を重視したい学生さんや、社会人さんにぴったりな感じです。「あと〇時間作業(仕事でも何でも)したい!」って時に活用してみましょう。

利用するには、「開始」をクリックします。

Windows標準搭載のクロックアプリの「フォーカスセッション」機能を利用する手順画像1

「フォーカスする準備はできましたか?」と、表示されます。残りの作業したい時間(ポモドーロ)を設定します。15分間隔で、15分~240分の中から設定できます。

Windows標準搭載のクロックアプリの「フォーカスセッション」機能を利用する手順画像2

設定した時間に応じて、休憩が何回とれるか表示されます。設定からフォーカス期間や休憩の時間を調整できます。

「フォーカスセッションを開始します」をクリックすることで、タイマーが作動します。残りの作業時間が表示されて、その下に次の作業内容が表示されます。「次の予定 5分の休憩」という感じです。

Windows標準搭載のクロックアプリの「フォーカスセッション」機能を利用する手順画像3

「毎日の進行状況」パネルの右上にある鉛筆ボタンを押すことで、1日の合計目標時間を設定できます。

例えば、8時間作業したいなら8時間を選択します。ここで総合計の目標時間を設定→ポモドーロ・テクニックを駆使して、その目標に近づけるように努力するってのがフォーカスセッションの醍醐味です。

Windows標準搭載のクロックアプリの「フォーカスセッション」機能を利用する手順画像4

余談ですが、音楽アプリ「Spotify」をインストールしている場合は、音楽を再生するといったことが可能です。

Windows標準搭載のクロックアプリの「フォーカスセッション」機能を利用する手順画像5

タイマー

タイマーを利用できます。「あと〇分後にお知らせしてほしい!」という時に便利です。タイマーは、複数設定できます。僕なんか20個以上あります。15分後、30分後、1時間後…といった感じで細かく設定しています。

Windows標準搭載のクロックアプリの「タイマー」機能を利用する手順画像1

右下の「+」から追加できます。矢印を、マウスでクリックして時間調整するか、直接キーボードの数字で入力できます。誤差程度の修正ならマウス、大きい修正ならキー入力の方が効率的かなと思います。

Windows標準搭載のクロックアプリの「タイマー」機能を利用する手順画像2

再生ボタンでタイマーを開始します。タイマー開始中は、再生ボタンのところが一時停止ボタンに変化します。その横のボタンは、リセットです。もう一度最初から開始したい時に便利です。

Windows標準搭載のクロックアプリの「タイマー」機能を利用する手順画像3

フォーカスセッション、タイマー、ストップウォッチは、右上の「常に手前に表示」ボタンで小さくできます。

Windows標準搭載のクロックアプリをピクチャーインピクチャーで最前面固定化する手順画像1

ピクチャーインピクチャーです。何気に便利です。常に最前面で固定表示してくれるので、別のアプリで作業している時も、すぐ確認できます。

Windows標準搭載のクロックアプリをピクチャーインピクチャーで最前面固定化する手順画像2
ポイント

タイマーを最小化した時は、残り時間がきちんと表示されますが、フォーカスセッションはタイマーが表示されません。

マウスでウィンドウの境界線をドラッグ&ドロップします。一定のウィンドウサイズ以上にすると、タイマー(残り時間)が表示されます。

ピクチャーインピクチャーにしたクロックアプリのウィンドウサイズを調整する手順画像

「常に手前に表示」ボタンの隣にある「拡大」ボタンを押すことで、大きくできます。他のタイマーなどの要素が消えて、拡大したタイマーだけが表示されます。

Windows標準搭載のクロックアプリのタイマーを拡大した画像

タイマーが不要になった場合は、右クリック→「削除」で消せます。一括で編集したい時は、右下の鉛筆ボタンをクリックします。

Windows標準搭載のクロックアプリに追加したタイマーを削除する手順画像

アラーム

アラームが利用できます。「〇時にお知らせしてほしい!」って時に便利です。タイマーと同じで、複数設定できます。

Windows標準搭載のクロックアプリの「アラーム」機能を利用する手順画像1

「+」から追加できます。既に設定しているアラームを編集したい場合は、左クリックで編集できます。

曜日ごとで、使い分けられます。例えば、平日の7時に鳴らしたい時は、月~金をクリックします。一方で、休日は遅くまで寝ていたいから10時にする…みたいなことができます。パソコンで起床用のアラームを利用することはあまりなさそうです。パソコンを起動していないと、動作しないからです。

Windows標準搭載のクロックアプリの「アラーム」機能を利用する手順画像2

ストップウォッチ

ストップウォッチを利用できます。

Windows標準搭載のクロックアプリの「ストップウォッチ」画像

世界時計

世界時計を利用できます。アメリカは今何時なのか?を知りたい時に便利です。

Windows標準搭載のクロックアプリの「世界時計」画像

右下の「+」で追加できます。登録したい国や都市の名前を入力します。日本語でOKです。

Windows標準搭載のクロックアプリの「世界時計」にチェコを追加する手順画像1

チェコのプラハってとこを登録してみました。日本では18時なのに、チェコでは朝の10時なんですね。時差すごいです。

Windows標準搭載のクロックアプリの「世界時計」にチェコを追加する手順画像2

設定

左下の「設定」からアクセスできます。フォーカスセッションの休憩時間、通知音の設定、アプリのテーマなどを設定できます。基本的には、そのままでいいと思います。

Windows標準搭載のクロックアプリの設定画像1

フォーカスセッションで、フォーカス期間、休憩時間を調整できます。自動で5分になっているので、5分以上欲しい時は、ここで調整します。

僕は「Spotify」を使っていないので、パネル表示を、「オフ」にしています。フォーカスセッションに、余計なパネルが表示されなくなります。

Windows標準搭載のクロックアプリの設定画像2

「一般」のアプリテーマで、ライトかダークか選択できます。Windows側のテーマに合わせたい場合は、「システム設定を使用する」にします。次回アプリを起動した時に、反映されます。

Windows標準搭載のクロックアプリの設定画像3

色々な起動方法

スタートメニューから開くのが一般的だと思いますが、他にもいくつか起動方法が用意されています。

タスクバーにピン留め

頻繁に使う方は、タスクバーにピン留めしておくと便利です。クロックを起動して、タスクバーアイコンを右クリック→「タスクバーにピン留めする」をクリックします。

Windows標準搭載のクロックアプリをタスクバーにピン留めする手順画像

デスクトップにショートカットを作成

標準アプリや、Microsoftストアからインストールしたアプリは、ショートカットアイコンをデスクトップなどに配置できます。

Windows+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示します。「shell:appsfolder」を貼り付けて、「OK」をクリックします。

shell:appsfolder
Windows標準搭載のクロックアプリのショートカットアイコンを作成する手順画像1

Windowsのシステムアプリが一覧表示されます。「クロック」アプリを探して、右クリック→「ショートカットの作成」をクリックします。

クロックの右クリックメニュー ショートカットの作成

shell:appsfolder」フォルダー上には、ショートカットアイコンを配置できないので、「デスクトップ上に作成しますか?」とダイアログが表示されます。「はい」をクリックします。

Windows標準搭載のクロックアプリのショートカットアイコンを作成する手順画像2

デスクトップに、クロックアプリのショートカットアイコンが作成されます。

Windows標準搭載のクロックアプリのショートカットアイコンを作成する手順画像3

同じ要領で、アプリランチャーソフト「CLaunch(クランチ)」に登録することもできます。

コマンドで起動

ファイル名を指定して実行ダイアログ(Windows+R)で、「ms-clock:」と入力するとクロックアプリが起動します。

Windows標準搭載のクロックアプリを「ms-clock:」で起動する手順画像

Google Chrome」などのブラウザのアドレスバーに入力しても起動します。ブラウザの場合は、「クロックを開きますか?」とポップアップが表示されるので、「クロックを開く」をクリックします。

Windows標準搭載のクロックアプリをブラウザ(Chrome)から起動する手順画像

感想

以上、Windows11に標準でインストールされている、タイマー、アラーム、ストップウォッチ、ポモドーロタイマーなどの機能を利用できる時計アプリ「クロック」についてでした。

個人的には、アラームとタイマー機能が便利です。セットさえしておけば、安心して作業できます。

正直な話、フォーカスセッション(ポモドーロテクニック)は使っていません。僕は、気分が上がっている時だけやる、それ以外の時はやらないって決めているので、時間による管理が苦手です。「あと1時間ブログを書く!」いうよりは、「この記事を書くまでやる!」って感じです。

そんな僕からしたら、クロックアプリを起動する度、1ページ目にフォーカスセッションが表示されるのが少し鬱陶しいです。Windows10の時はなかったので、すぐにタイマーやアラームにアクセスできていました。

2021年11月15日Windows11