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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【WordPress】記事内の余計な改行を、効率よく削除する方法

2021年11月11日WordPress

WordPressのアイコン

この記事では、WordPressのブロックエディター(Gutenberg)で、余計な改行(br)コードを入れすぎた時の対処法について書きます。

WordPressのブロックエディターで、カスタムHTMLの改行コードを沢山挿入した画像

WordPressのブロックエディター(Gutenberg)を使っていて、改行コードを入れすぎた場合、ショートカットキー(Shift+Alt+Z)を活用するか、一括置換するSearch Regexプラグインを使うことで、効率よく削除できます。

僕は、2021年6月からブログを始めたのですが、2か月目くらいまで、自分なりの謎ルールを作っていました。今となっては、何でそんなルールを作ったのか不明なものばかりで、ほとんど撤廃しています。その中の一つで、「見出し2の前に、必ず改行を入れる」というものがありました。

当時は、そのルールに黙々と従っていました。しかし、月日が経って、ブログに慣れてきた時にふと気づきました。「なんじゃ、この謎ルール…。絶対いらんじゃん…。」

なぜかナポリタン寿司は、見出し2の前に、余計な改行を入れる謎ルールを課していた

公開した記事は、必ず見直しているんですが、当時の価値観だと気づかないものですね。成長した今見てみると、ひどいもんです。

なんとなく見やすいと思ったから、入れていたと思うんですが、毎回入れる手間に対しての得られる物がはっきりしない、効果なしと判断したので、この度、過去記事を含む、全ての記事の見出し前の改行(brコード)を削除することにしました。本記事でも、改行コードは一切入れていません。

同じように、何となく改行を入れていたという方、一緒に削除の大海原に出かけてみましょう。

ブロックエディター(Gutenberg)で改行を入れるには、まずカスタムHTMLブロックを挿入します。

ブロック カスタムHTML

挿入出来たら、以下のコードを入力します。全角ではなく、半角です。

<br>
カスタムHTMLブロックに「<br>」と入力

下記画像のように入力できたらOKです。編集画面では「<br>」と表示されていますが、記事のプレビューを確認すると改行されています。

改行コードの挿入前と挿入後の比較画像を貼っておきます。改行後は、「最終アップデート」と「使い方(見出し)」の間に、目に見えない改行があります。

カスタムHTMLの改行コードの挿入前と挿入後の比較画像

方法

3つの方法を紹介します。

1つ目は通常の削除方法です。初心者には、2番目がおすすめです。3番目は、何百記事あろうが、15分もあれば一括で削除できてしまう優れものですが、初心者が下手に触ると大失敗するので注意です。

通常の削除方法

改行コードが書かれたカスタムHTMLブロックをマウスでクリックします。

記事編集画面を開いて、改行コードのブロックを選択

トップツールバーの「ケバブメニュー」をクリックします。一番下の「ブロックを削除(ShiftAltZ)」をクリックします。

トップツールバー ブロックを削除

改行のカスタムHTMLブロックが削除されます。

ショートカットキーの利用

1つ目に紹介した通常の削除方法だと、そもそも記事内の改行を探すのが一苦労です。

そもそも記事内の改行コードを探すのが大変

そこで、「リスト」を表示してショートカットキーを使うと、効率よく削除できます。

WordPressの記事編集中に、画面上部の三本線ボタンをクリックします。

記事編集画面(ブロックエディター)の三本線をクリック

記事のブロックの構成が、リスト表示されます。

記事のブロック構成がリスト表示される

リストの中から、「カスタムHTML」を探してクリックします。クリックすると、その場所に飛びます。

クリックで該当のブロックに飛ぶ

その状態でShift+Alt+Zを押します。

Shift+Alt+Zのショートカットキーでブロックを削除する

改行のカスタムHTMLブロックが消えます。

カスタムHTMLをクリック→Shift+Alt+Zの作業を繰り返すことで、改行を撲滅できます。

ポイント

カスタムHTMLに、改行以外のHTMLを記述している場合は注意です。例えば、アフィリエイトの広告などですね。

うっかり削除しないように、カスタムHTMLをクリックしたら、「<br>」の改行コードかどうかを確認してから消すようにしましょう。

ShiftAltZを押したときに、GeForce Experienceのゲーム内オーバーレイ(黒いポップアップ)が表示されてしまうという場合は、下記記事を参考にしてみてください。

WordPressのブロック削除(ShiftAltZ)と、GeForce Experienceのゲーム内オーバーレイ(AltZ)のショートカットキーが被っていることが原因です。どちらかのショートカットキーを変更することで回避できます。

「Search Regex」プラグインを使って一括削除

記事内の文字を一括置換するプラグイン「Search Regex」を使うことで、どれだけ大量に改行コード(br)があっても、数回のクリックでまとめて削除できます。過去記事が既に100記事以上あるという場合は、こちらの方法で削除するのがおすすめです。

本プラグインの設定画面で、改行のカスタムHTMLコードを記述→一括削除の2ステップで、全記事をまとめて修正できます。

ただし、データベースを直接書き換えるので、初心者さんにはおすすめできません。うっかり記述ミスすると、最悪の場合、サイトが正常に表示されなくなります。利用する場合は、事前にデータベースをバックアップしてからにしましょう。

また、過去記事全この記事だけ除外する…といったことができません。カスタムHTMLの改行コードが完全に不要だという方のみ利用してみましょう。

WordPressの管理画面→プラグイン→新規追加をクリックします。

WordPressの管理画面 プラグイン 新規追加

右上の検索ボックスに「Search Regex」と入力して、出てきたプラグインの「今すぐインストール」をクリックします。インストールできたら、「有効化」します。

Search Regexhプラグインのインストール

ツール→Search Regexをクリックします。

ツール Search Regexをクリック

検索欄に、カスタムHTMLの改行コードを入力します。

<!-- wp:html -->
<br>
<!-- /wp:html -->

「<br>」だけだと、表ブロックなどの改行コードも検出されてしまったので、ピンポイントで「カスタムHTMLの改行コード(br)のみ」ヒットするように上記コードにしています。「wp:html」は、ブロックエディターを使っている方だと、文章の前後にあるコードです。

入力したら、「検索」をクリックします。

Search Regex 検索

ずらっと改行コードがある記事が検索結果に表示されます。検索したコード(ここでは改行)が黄色でハイライト表示になっています。

カスタムHTMLの改行コードが黄色のハイライトで表示される

置換欄の右側にある「単一行」を「削除」にします。

置換の「単一行」を「削除」にする

各記事の改行コードが赤色のハイライトになり、取り消し線が追加されます。これは、置換した後、どういった感じになるかのプレビューです。

取り消し線は、そのコードを削除するという意味です。つまり、全記事の改行コードを全て削除するということになります。

検索結果の背景が赤色になり、取り消し線が追加される

プレビューを確認しながら問題がなければ、すべて置換をクリックして置換します。この作業をすると後に戻れなくなるので、しっかり確認した上で実行するようにしましょう。事前のバックアップは必須です。

感想

以上、WordPressのブロックエディターで、カスタムHTMLの改行コードを挿入しすぎた時の効率的な消し方についてでした。

ブログを始めた頃って、何もかもわかんないですよねー。本記事を見てくださったブロガーの方と、一緒に成長していけたらなと思います。

2021年11月11日WordPress