【ModernDeck】TweetDeckを日本語化&デザイン変更する拡張機能

この記事では、「TweetDeck(ツイートデック)」を日本語化&デザイン(テーマ)を変更するChrome拡張機能「ModernDeck(モダンデック)」について書きます。
「TweetDeck」の細かい部分を調整できます。

「TweetDeck」の設定画面を日本語化、デザインの変更、カラムの横幅の変更など、細かい部分を調整できるChrome拡張機能です。
インストールして、「TweetDeck」にアクセスすると、本拡張機能が読み込まれて、チュートリアル画面が表示されます。設定は、後から変更することも可能です。
テーマや言語を選択することで、次回以降TweetDeckにアクセスすると自動的に有効になります。テーマは、ライト、Paperwhite、ダーク、Darker、AMOLEDの5種類から選択できます。ツイートボタン、リンク色などのテーマカラーは、11種類の中から変更できます。
フォントの変更、カスタムCSSの適用、タイムラインの自動更新機能のオンオフ、カラムの横幅、フォントサイズ、アイコンサイズなども変更できます。
言語は、英語、フランス語、中国語、韓国語、イタリア語、日本語、ポルトガル語などから選択できます。2023年1月時点で、TweetDeckは、日本語化できません。本拡張機能を導入することで、サクッと設定画面を日本語化できます。ツイートメニューも日本語化されます。
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。「TweetDeckのデザインを変更したい!」、「日本語にしたい!」といった方、ぜひ試してみてください。
リリース元:dangered wolf(ModernDeckの公式サイト、GitHub、YouTube、Twitter)
記事執筆時のバージョン:9.4.5(2022年6月1日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Firefoxへ追加」をクリックします。
「Chromeに追加」をクリックします。

「拡張機能を追加」をクリックします。TweetDeck上だけで動作するようになっています。

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。

使い方
導入したら、「TweetDeck(ツイートデック)」にアクセスします。タブでも「PWA」でも、どちらでもOKです。開いたら、のロゴが一瞬表示されます。本拡張機能が有効になっているということです。

チュートリアル
初回起動の場合、チュートリアル画面が表示されます。好きな言語を選択して、「OK」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

テーマを選択して「次へ」をクリックします。

レイアウトを選択して、「次へ」をクリックします。

「完了」をクリックします。チュートリアルは以上です。

UIが変更された「TweetDeck」が表示されます。

テーマが変更されるだけなので、ツイートなどの基本操作は、「TweetDeck」と同じです。

ツイート下のボタンは、リプライなど若干デザインが変わっています。

プロフィール画面も若干デザインが異なっていました。フォローしている場合、アイコンが表示されます。フォローしていない場合、
といった表示になります。

日本語化
最初の設定で日本語を選択した場合、自動的に日本語になっています。後から言語を変更したい場合、左上のをクリック→左下の「設定」をクリックします。

レイアウトを「シンプル」にしている場合、左上の→左中央の「設定」をクリックします。

ModernDeckの設定が表示されます。

言語を変更するには、左側にある「言語」→「言語を変更」をクリックします。

日本語にした場合、カラムの追加画面もしっかり日本語になっています。

キーボードショートカットのポップアップです。

カラムの設定画面です。日本語になっています。

ツイートのメニューも日本語になっています。

別のアカウントに切り替える・アクションする
これは、本拡張機能というより、「TweetDeck」の機能です。個人的に便利だと思うので、知識として共有します。メイン・サブといったように、複数のアカウントを所持している場合に役立ちます。素早くアカウントを切り替えてツイート、いいね・フォローができます。
左側ナビゲーションの「アカウント」をクリックします。シンプルレイアウトにしている場合は、≡メニューからアクセスできます。

「他のアカウントとリンク」をクリックして、サブ垢を追加します。基本、サブ垢でいいねしたり、フォローしたい場合は、「デフォルトアカウント」にチェックします。

アカウントを追加すると、ツイート作成画面に、追加した分のアイコンが表示されます。クリックで瞬時にアカウントを切り替えられます。

別のアカウントでいいねしたい場合は、ツイートのアクションメニューにある「別のアカウントからいいね」をクリックします。

いいねしたいアカウントを選択します。

テーマ
設定を開きます。左側の「テーマ」をクリックします。好きなテーマ、カラーを選択します。

テーマカラー
テーマカラーは、以下の11種類の中から選択できます。
- 黒色
- 灰色
- 赤色
- 橙色
- 黄色
- 緑色
- 鴨の羽色
- 青緑色
- 青色
- 菫色(すみれ)
- 桃色
いくつか適用してみた画像を貼っておきます。

フォント
「フォントをカスタマイズ」でフォントを変更できます。以下の中から選択できます。
- Roboto
- Roboto Condensed
- Roboto Slab
- Noto Sans
- Open Sans
- Lato
- Jost
- システムフォント
カスタムCSS
カスタムCSSで自分で書いたCSSを適用できます。CSSを知っている必要がありますが、背景色・文字色・不要な部分を消したりと、自由度が高い設定項目です。
当サイトでは、「Stylebot」という拡張機能を使った色々なCSSを公開しています。気になった方は、当サイトのこちらのカテゴリーをチェックしてみてください。もしかしたら、「ModernDeck」でも使えるコードがあるかもしれません。
例えば、プロフィールアイコンを非表示にしたい場合、以下のコードを貼り付けます。
/*アバター(プロフィールアイコン)非表示*/
.tweet-avatar {
display: none !important;
}

プロフィールアイコンが非表示になります。

いいね、リツイート、リプライ数を非表示にしたい場合は、以下のCSSになります。
/*いいね、リツイート、リプライ数非表示*/
.like-count, .retweet-count, .reply-count {
display: none !important
}
数字が非表示になります。

デフォルトの「TweetDeck(ダークブルー)」の色にすることも可能です。「日本語化したいけど、デザインは以前のままがいい!」という方におすすめです。変数を上書きしています。
:root {
--primaryColor: #15202b;
--backdropColor: #15202b;
--settingsTabColor: #15202b;
--modalWindowColor: #15202b;
}
もっと細かい調整も可能ですが、とりあえずできるよという紹介です。

表示設定
カラムの横幅などを調整できます。

カラムの幅は、最小が275pxで、最大が500pxです。自分の好きなサイズにできます。

アイコンサイズは、プロフィール写真の大きさのことです。最小サイズの24px、最大サイズの64pxにした比較画像を貼っておきます。

ツイート
ツイートに関する設定ができます。

タイムラインの自動更新を停止させたい場合は、「タイムラインを自動更新する」のチェックを外します。
アニメーションGIFを勝手に再生してほしくない場合は、「GIFを自動的に再生する」のチェックを外します。
ミュート
ミュートしているアカウントと単語を確認・追加できます。

システム
本拡張機能の全設定をリセットします。

感想
以上、「TweetDeck」を日本語化、UIをカスタマイズできるChrome拡張機能「ModernDeck(モダンデック)」についてでした。
なお、「Better TweetDeck」などの他のTweetDeck拡張機能によっては、相性が悪いので、併用に気を付けましょう。