【ModernDeck】TweetDeckを日本語化&デザイン変更する拡張機能

2022年3月8日Chrome拡張機能

「ModernDeck」のアイコン

この記事では、「TweetDeck(ツイートデック)」を日本語化&デザイン(テーマ)を変更するChrome拡張機能「ModernDeck(モダンデック)」について書きます。

「TweetDeck」の細かい部分を調整できます。

「ModernDeck」のスクリーンショット

「TweetDeck」の設定画面を日本語化、デザインの変更、カラムの横幅の変更など、細かい部分を調整できるChrome拡張機能です。

インストールして、「TweetDeck」にアクセスすると、本拡張機能が読み込まれて、チュートリアル画面が表示されます。設定は、後から変更することも可能です。

テーマや言語を選択することで、次回以降TweetDeckにアクセスすると自動的に有効になります。テーマは、ライト、Paperwhite、ダーク、Darker、AMOLEDの5種類から選択できます。ツイートボタン、リンク色などのテーマカラーは、11種類の中から変更できます。

フォントの変更、カスタムCSSの適用、タイムラインの自動更新機能のオンオフ、カラムの横幅、フォントサイズ、アイコンサイズなども変更できます。

言語は、英語、フランス語、中国語、韓国語、イタリア語、日本語、ポルトガル語などから選択できます。2023年1月時点で、TweetDeckは、日本語化できません。本拡張機能を導入することで、サクッと設定画面を日本語化できます。ツイートメニューも日本語化されます。

Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。「TweetDeckのデザインを変更したい!」、「日本語にしたい!」といった方、ぜひ試してみてください。

リリース元:dangered wolfModernDeckの公式サイトGitHubYouTubeTwitter
記事執筆時のバージョン:9.4.5(2022年6月1日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

「Chromeに追加」をクリックします。

「ModernDeck」をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。TweetDeck上だけで動作するようになっています。

「ModernDeck」をインストールする手順画像2

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。

「ModernDeck」をインストールする手順画像3

使い方

導入したら、「TweetDeck(ツイートデック)」にアクセスします。タブでも「PWA」でも、どちらでもOKです。開いたら、ModernDeckのアイコンのロゴが一瞬表示されます。本拡張機能が有効になっているということです。

「ModernDeck」を導入した状態で、「TweetDeck」にアクセスした時のロード画面

チュートリアル

初回起動の場合、チュートリアル画面が表示されます。好きな言語を選択して、「OK」をクリックします。

「ModernDeck」のチュートリアル手順画像1

「次へ」をクリックします。

「ModernDeck」のチュートリアル手順画像2

テーマを選択して「次へ」をクリックします。

「ModernDeck」のチュートリアル手順画像3

レイアウトを選択して、「次へ」をクリックします。

「ModernDeck」のチュートリアル手順画像4
レイアウトとは?

ここでのレイアウトは、左側のナビゲーション項目のことです。「クラシック(TweetDeck)」が、デフォルトの「TweetDeck」と同じアイコン+名前表示です。「シンプル」にすると、アイコンのみの表示になります。

「ModernDeck」のクラシックとシンプルのデザイン比較画像

また、左下に「アカウント」「設定」項目があるかないかも変わってきます。後からいくらでも変更できるので、そこまで難しく考えなくてもいいと思います。

「完了」をクリックします。チュートリアルは以上です。

「ModernDeck」のチュートリアル手順画像5

UIが変更された「TweetDeck」が表示されます。

「ModernDeck」を導入した「TweetDeck」のスクリーンショット

テーマが変更されるだけなので、ツイートなどの基本操作は、「TweetDeck」と同じです。

「ModernDeck」を導入した「TweetDeck」のツイート作成画面画像

ツイート下のボタンは、リプライなど若干デザインが変わっています。

「ModernDeck」を導入した「TweetDeck」のツイートアクションメニュー画像

プロフィール画面も若干デザインが異なっていました。フォローしている場合、チェックアイコンが表示されます。フォローしていない場合、フォローといった表示になります。

「ModernDeck」を導入した「TweetDeck」のプロフィールページ画像

日本語化

最初の設定で日本語を選択した場合、自動的に日本語になっています。後から言語を変更したい場合、左上の三点ボタンをクリック→左下の「設定」をクリックします。

クラシックスタイルで設定にアクセスする手順画像

レイアウトを「シンプル」にしている場合、左上の三点ボタン→左中央の「設定」をクリックします。

シンプルスタイルで設定にアクセスする手順画像

ModernDeckの設定が表示されます。

ModernDeckの設定画像(テーマ)

言語を変更するには、左側にある「言語」→「言語を変更」をクリックします。

ModernDeckの設定画像(言語)

日本語にした場合、カラムの追加画面もしっかり日本語になっています。

「ModernDeck」の「追加するカラムの選択」画像

キーボードショートカットのポップアップです。

「ModernDeck」の「キーボードショートカット」画像

カラムの設定画面です。日本語になっています。

「ModernDeck」のカラム設定画面画像

ツイートの三点メニューも日本語になっています。

「ModernDeck」導入後のツイート詳細ポップアップ画像

別のアカウントに切り替える・アクションする

これは、本拡張機能というより、「TweetDeck」の機能です。個人的に便利だと思うので、知識として共有します。メイン・サブといったように、複数のアカウントを所持している場合に役立ちます。素早くアカウントを切り替えてツイート、いいね・フォローができます。

左側ナビゲーションの「アカウント」をクリックします。シンプルレイアウトにしている場合は、≡メニューからアクセスできます。

別のアカウントをTweetDeckに登録する手順画像1

「他のアカウントとリンク」をクリックして、サブ垢を追加します。基本、サブ垢でいいねしたり、フォローしたい場合は、「デフォルトアカウント」にチェックします。

別のアカウントをTweetDeckに登録する手順画像2

アカウントを追加すると、ツイート作成画面に、追加した分のアイコンが表示されます。クリックで瞬時にアカウントを切り替えられます。

複数アカウントを登録したツイート作成画面画像

別のアカウントでいいねしたい場合は、ツイートのアクションメニューにある「別のアカウントからいいね」をクリックします。

別のアカウントでアクション(いいね)する手順画像1

いいねしたいアカウントを選択します。

別のアカウントでアクション(いいね)する手順画像2

テーマ

設定を開きます。左側の「テーマ」をクリックします。好きなテーマ、カラーを選択します。

ModernDeckの設定(テーマ)

テーマカラー

テーマカラーは、以下の11種類の中から選択できます。

  • 黒色
  • 灰色
  • 赤色
  • 橙色
  • 黄色
  • 緑色
  • 鴨の羽色
  • 青緑色
  • 青色
  • 菫色(すみれ)
  • 桃色

いくつか適用してみた画像を貼っておきます。

「ModernDeck」で用意されている灰色、赤色、黄色、鴨の羽色にしたトレンド画像

フォント

「フォントをカスタマイズ」でフォントを変更できます。以下の中から選択できます。

  • Roboto
  • Roboto Condensed
  • Roboto Slab
  • Noto Sans
  • Open Sans
  • Lato
  • Jost
  • システムフォント

カスタムCSS

カスタムCSSで自分で書いたCSSを適用できます。CSSを知っている必要がありますが、背景色・文字色・不要な部分を消したりと、自由度が高い設定項目です。

当サイトでは、「Stylebot」という拡張機能を使った色々なCSSを公開しています。気になった方は、当サイトのこちらのカテゴリーをチェックしてみてください。もしかしたら、「ModernDeck」でも使えるコードがあるかもしれません。

例えば、プロフィールアイコンを非表示にしたい場合、以下のコードを貼り付けます。

/*アバター(プロフィールアイコン)非表示*/
.tweet-avatar {
  display: none !important;
}
「ModernDeck」のカスタムCSSにプロフィールアイコンを非表示にするコードを書き込んだ画面

プロフィールアイコンが非表示になります。

「ModernDeck」にプロフィールアイコンを非表示にするカスタムCSSを適用した画像

いいね、リツイート、リプライ数を非表示にしたい場合は、以下のCSSになります。

/*いいね、リツイート、リプライ数非表示*/
.like-count, .retweet-count, .reply-count {
  display: none !important
}

数字が非表示になります。

「ModernDeck」に返信数、リツイート数、いいね数を非表示にするカスタムCSSを適用した画像

デフォルトの「TweetDeck(ダークブルー)」の色にすることも可能です。「日本語化したいけど、デザインは以前のままがいい!」という方におすすめです。変数を上書きしています。

:root {
  --primaryColor: #15202b;
  --backdropColor: #15202b;
  --settingsTabColor: #15202b;
  --modalWindowColor: #15202b;
}

もっと細かい調整も可能ですが、とりあえずできるよという紹介です。

「ModernDeck」のテーマをカスタムCSSでTweetDeckのダークブルー風にした画像

表示設定

カラムの横幅などを調整できます。

ModernDeckの設定(表示設定)

カラムの幅は、最小が275pxで、最大が500pxです。自分の好きなサイズにできます。

カラムの横幅を、275pxと437pxにした時の比較画像

アイコンサイズは、プロフィール写真の大きさのことです。最小サイズの24px、最大サイズの64pxにした比較画像を貼っておきます。

アイコンサイズ(プロフィール)を、24pxと64pxにした時の比較画像

ツイート

ツイートに関する設定ができます。

ModernDeckの設定(ツイート)

タイムラインの自動更新を停止させたい場合は、「タイムラインを自動更新する」のチェックを外します。

アニメーションGIFを勝手に再生してほしくない場合は、「GIFを自動的に再生する」のチェックを外します。

ミュート

ミュートしているアカウントと単語を確認・追加できます。

ModernDeckの設定(ミュート)

システム

本拡張機能の全設定をリセットします。

ModernDeckの設定(システム)

感想

以上、「TweetDeck」を日本語化、UIをカスタマイズできるChrome拡張機能「ModernDeck(モダンデック)」についてでした。

なお、「Better TweetDeck」などの他のTweetDeck拡張機能によっては、相性が悪いので、併用に気を付けましょう。

2022年3月8日Chrome拡張機能