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【Monitorian】複数モニターの明るさ一括調整ソフト

2022年4月28日ソフト

「Monitorian」のアイコン

この記事では、複数モニターの明るさを同時、または個別に調整できるフリーソフト「Monitorian(モニタリアン)」について書きます。

本来ディスプレイのボタンから操作しないといけない明るさを、アプリ内で調整できます。

「Monitorian」のスクリーンショット

モニターの明るさをバーで調整できるソフトです。複数モニターに対応しています。タスクトレイから、瞬時に明るさを変更できます。スライダーになっているので、マウスのドラッグ&ドロップで変更できます。

現在の明るさの数値が表示されるので見やすいと思います。直感的な操作で、初心者でも利用できます。

オプションで明るさ一斉変更、調整可能な幅の指定、コントラストの変更などができます。

本アプリは、モニター側の設定で、「DDC/CI」機能がオンになっている必要があります。モニターの明るさを内部から変更できるようにするオプションです。大体のディスプレイには、オンオフ設定できる項目が用意されていると思います。

Windows10、Windows11、どちらでも利用できます。Windows11の角丸フローティングにマッチするデザインになっています。日本語に対応しています。

「複数のモニターを接続しているけれど、いちいち1台ごとにボタンをポチポチして明るさ調整するのがめんどくさい!アプリ内からサクッと変更できればいいのになぁ…」という方、ぜひ試してみてください。

お使いの環境によっては相性が悪いかも?

2台のモニターを接続しているのに、本ソフトには1台しか認識されない…といった場合、相性が悪い可能性があります。

似たようなソフトで「Twinkle Tray(トゥインクル・トレイ)」というのもあります。こちらを使ってみて、どっちが相性良いかチェックするといいかなと思います。

リリース元:emoacht
記事執筆時のバージョン:3.15.0(2022年12月4日)

インストール方法

Microsoftストアからインストールできます。「GitHub」からもインストールできますが、個人的には自動更新、インストールが楽なストア版の方がおすすめです。

上記リンクから、ストアを開けます。

「Monitorian」のMicrosoftストア画面

使い方

【事前準備】DDC/CI機能のオン

本アプリを使うには、ディスプレイ側の設定で、「DDC/CI」機能をオンにする必要があります。既にオンになっている方は、スルーでOKです。実際にアプリ側から明るさを調整してみて、変更できなかったらオフになっているということです。

ディスプレイによって設定画面は異なります。僕は、「ASUS フレームレス モニター VZ239HR 23インチ」と「IODATA モバイルモニター 15.6インチ」の2つのモニターを所持しています。この2台の場合、以下のような設定画面になっています。

僕が所持している2台のモニターの「DDC/CI」設定画面

ディスプレイのどこかに押せる物理的なボタンがあるはずです。そちらから設定画面にアクセスして、「メニュー(本体動作)」といった名称の中にある「DDC/CI」をオンにします。

明るさの変更

本アプリを起動します。起動するとタスクトレイにアイコンが表示されます。

タスクトレイにあるMonitorianアイコン画像
タスクトレイに表示されない場合

起動しても矢印の中に収納されていて、タスクトレイの一覧には表示されない場合があります。頻繁に明るさを変更する方は、タスクトレイの外に配置するのがおすすめです。

矢印内に収納されている「Monitorian(モニタリアン)」アイコンを、外側にドラッグ&ドロップします。

「Monitorian」アイコンをタスクトレイの外に配置したGIF画像

これで、タスクバーのタスクトレイに表示されます。

アイコンをクリックすると、ポップアップで明るさ調整できる画面が表示されます。スライダーをマウスで左右に動かすことで、明るさを変更できます。接続しているモニターごとに個別調整できます。

「Monitorian」の明るさ調整ポップアップ画像

実際に変更してみた動画を貼っておきます。シンプルです。

設定

タスクトレイアイコンの右クリックで設定画面が表示されます。

「Monitorian」の右クリックメニュー画像

Windows起動時に起動してほしい場合、「サインイン時に起動する」にチェックします。

大きいスライダー、小さいスライダー

「大きいスライダーを使う」のチェックを外すと、小さいスライダーデザインになります。デフォルトではチェックが入っています。

大きいスライダー、小さいスライダーの比較画像

Windows11のデザインに合うのは、「小さいスライダー」かなと思います。ゲージが丸くて角丸フローティングデザインに合います。

現在の数字を表示する

チェックがおすすめです。チェックを外すと、スライダーの横の数字が表示されなくなります。現在の明るさが数値で確認できなくなるので、不便だと思います。極限までスタイリッシュなデザインにしたい方は、チェックオフでもいいのかなと思います。

「現在の数字を表示する」のオンオフ比較画像

3つのボタン追加

以下の3つにチェックすると、それぞれのボタンが新しくポップアップ内に追加されます。

  • 明るさを一斉に変更可能にする
  • 調整可能な幅を変更可能にする
  • コントラストを変更可能にする
「Monitorian」の3つのオプション解説画像

「明るさを一斉に変更可能にする」ボタンをクリックすると、そのモニターのスライダーに枠が表示されます。

同じように一斉変更したいモニターのボタンをクリックします。その状態で、どれかのスライダーを動かすと、同時に他のモニターのスライダーも動いて明るさが変わります。

それぞれの機能を実際に試してみた動画を貼っておきます。動画内では、画面のキャプチャのみ行っているため、コントラストの調整をしても変化がありません。実際の画面上では変化しています。

感想

以上、モニターの明るさをアプリ経由で個別・一括で調整できるソフト「Monitorian(モニタリアン)」についてでした。

複数モニターを、1台のPCに接続している方向けのアプリかなと思います。音量ミキサーのように、手軽に明るさを調整できる点が良いですね。

こちらのソフトもおすすめ!

アプリごとの音量を個別に調整できるソフト「EarTrumpet(イアートランペット)」もおすすめです。今回紹介した「Monitorian」と同じ要領で、音量を変更できます。

「EarTrumpet(イアートランペット)」のスクリーンショット

2022年4月28日ソフト