【Vivaldi】右クリックをWindows11の角丸フローティングにする方法
この記事では、ウェブブラウザ「Vivaldi」内の右クリックメニューを、Windows11のように角丸フローティングデザインにする方法について書きます。
「vivaldi://flags」から有効にできます。Chromeでもできます。
「vivaldi://flags」で機能を有効にすることで、Windows11の角丸デザインの右クリックメニューを、Vivaldi内でも適用できます。Windows11の右クリックメニューは、四隅の角が丸みを帯びていて、可愛らしいデザインになっています。
しかし、Windows11にしていても、Vivaldi上の右クリックメニューは、Windows10と変わらず、カクカクな四角デザインです。それを統一して、VivaldiでもWindows11のような美しいモダンな右クリックメニューにできます。統一感が出るので、綺麗です。
2021年11月15日に「Chrome 96」がリリースされ、その時に搭載された機能だそうです。面白そうと思って、Vivaldiにも試してみると、ちゃんと動作しました。Chromiumベースのブラウザだと多分できます。
以前までは、Vivaldiスナップショット版でしか動作しませんでした。2021年12月2日にアップデートした「Vivaldi5.0」で、安定版でもできるようになりました。
参考:Windows 11’s rounded corners come to Chrome 96 — here’s how to enable them | Windows Central
2022年4月6日(水)にリリースされたVivaldi5.2(安定版)で、ついに右クリックメニューがデフォルトで角丸になりました。「ついに来た!」と嬉しい限りです。
よって、本記事の試験運用機能から有効にするといった作業は一切必要ありません。最新版のVivaldiにアップデートすると自動的に角丸の右クリックメニューになります。
逆を言えば、2022年4月時点では、元のカクカクデザインには戻せません。強制的に角丸の右クリックメニューが適用されます。
方法
Vivaldiを起動して、試験運用機能にアクセスします。以下のURLをアドレスバーに貼り付けます。試験運用機能とは、まだ正式にリリースされていない機能を、実験的に利用できる設定です。
vivaldi://flags/#win11-style-menus
黄色ハイライトで、「Windows 11 Style Menus」と書かれた項目がヒットするので、「Default」を「Enabled」にします。
右下に、「Relaunch(ブラウザの再起動)」のボタンが表示されるので、クリックします。
ブラウザが再起動したら、好きな場所を右クリックします。Windows11の美しい角丸デザイン&フローティングウィンドウの右クリックメニューになっています。
Vivaldiでは、カクカク右クリックメニューが当たり前だったので新鮮です。中身の右クリックメニューに、変化はありません。デザインが変わっただけです。
色んな場所の右クリックメニューの画像を貼っておきます。
ページ、Vivaldiメニュー、タブの右クリックメニューです。
パネル、ブックマークフォルダーの右クリックメニューです。
ダークテーマにも対応しています。影と色が被っているせいか、ライトの時よりは浮き出ている感はしませんでした。
ダークテーマについては、以下の記事に書いているので、気になった方は参考にしてみてください。
Chromeで角丸右クリックメニューを使う方法
Chromeでもできます。ブラウザを起動して、以下のURLを入力します。
chrome://flags#win11-style-menus
Experiments(試験運用機能)が開くので、黄色ハイライトになった「Windows 11 Style Menus」を「Enabled」にします。下に「Relaunch」が表示されるので、クリックでブラウザを再起動します。
ブラウザを再起動すると、右クリックメニューがWindows11の角丸フローティングになっています。
感想
以上、Vivaldi内での右クリックメニューを、Windows11のように角丸なデザインにする方法についてでした。
Windows11、色々批判もあるようですが、個人的には大満足です。デザイン大好きです。角丸フローティングウィンドウ最強です。