「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません」を非表示にするCSS
PCウェブサイト版「ChatGPT」のテキストボックス下部には「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」というメッセージが常に表示されています。
「みんな~勘違いしないでね~。AIは嘘つくこともあるよ~。最終的には自己責任だよ~」といういわばAIの保険みたいなもんです。

僕はAIが必ずしも正しいなんて思っていないし、自己責任ってのも分かり切っているので、この文言は不要です。グレー文字色なのでそこまで目立たないとはいえ、極力いらないものは消してスッキリさせたい派なので、CSSを使って非表示にしてみます。
CSSは自身の環境上だけで他人や他デバイスには一切影響しません。いつでもオンオフできます。
拡張機能を導入できるPCブラウザ向けでスマホやタブレットのアプリ版ではできません。

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前提
「Stylebot」や「Stylus」などのCSSを適用できる拡張機能を既に導入している前提です。
「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません。」を消すCSS
スタイルシートを開く
「ChatGPT」にアクセスして適当に会話ページを開きます。
インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。

右側に白紙のサイドバーが表示されます。
もし初めて「Stylebot」を起動した場合は「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると白紙のスタイルシート画面を開けます。
CSSを書き込む
以下のコードを書き込みます。
/*「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」非表示*/
div#thread-bottom+div.text-token-text-secondary {
visibility: hidden !important;
}
開発秘話ってほどじゃないですが、通常要素を消す場合は「display: none
」を使います。ただそれだとテキストボックスが下にずれてちょっと見た目が好きじゃなかったので、今回は要素の場所自体は残して中身のテキストだけ消す「visibility: hidden
」を使っています。
本記事のCSSは僕が適当に作成したコードです。皆さんの環境によっては使えなかったり、サイト側の仕様変更でいつの間にか使えなくなる可能性もあります。
もし書き込んでも反映されない場合、問い合わせより教えていただければ幸いです。初心者の僕ができる範囲で修正したいと思います。
下記画像のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:chat.openai.com
)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。
消えたか確認する
新規チャット(テキストボックスが画面中央にあるある状態)では表示されないので、最低一回以上やりとりした会話部屋を開きます。
テキストボックスはそのままで、その下にあるメッセージだけ消えています。

一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「chat.openai.com
」をオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。
感想
以上、PCウェブサイト版「ChatGPT」のテキスト入力欄下にある「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」テキストを非表示にするCSSでした。
当然ですが、メッセージを表示上消したからといって、意味まで消えるわけではありません。常に頭の中に疑う気持ちを忘れずにしましょう。最終的にはAIではなく、自分自身の責任です。
テキストボックス内の音声入力ボタンを消すCSS記事も書いています。同じようにちょっとだけ見た目をスッキリできます。
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