当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています。消費者庁が、2023年10月1日から施行予定である景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています(記事はこちら、消す方法はこちら

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Microsoft Edge】右上のBing AI(検出)アイコンを非表示にする方法

2023年3月15日Microsoft Edge

Microsoft Edgeのアイコン

この記事では、Windows11に標準搭載しているPCブラウザ「Microsoft Edge(マイクロソフト・エッジ)」の右上に大きく表示されているBingのAIアイコン(「Edge Copilot」アイコン)を非表示にする方法を書きます。

【Microsoft Edge】右上のBing AI(検出)アイコンを非表示にする方法

Microsoft Edgeの設定→サイドバー→検出→「検出の表示」をオフにすることで、「Edge Copilot(エッジ・コパイロット)」アイコンを非表示にできます。

「Edge Copilot(エッジ・コパイロット)」とは、「Microsoft Edge 111(2023年3月13日公開)」から搭載された右上に表示される「「Edge Copilot」アイコン」アイコンのことです。クリックすると、AIとのチャット、文章作成、分析情報などにアクセスできます。

「Microsoft Edge 111(2023年3月13日公開)」から実装された「Edge Copilot」アイコン画像1

AIを使わない方には邪魔だと思います。

2023年3月24日公開の「v111.0.1661.54」以降、設定からオンオフできます。それ以前は、標準の設定からは消せませんでした。

記事執筆時の筆者のEdgeバージョン:111.0.1661.54(2023年3月24日公開)

「Edge Copilot(Bing AI)」を非表示にする手順

最新バージョンのEdgeにアップデートします。現在のEdgeバージョンは、「edge://settings/help」から確認できます。

edge://settings/help
「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以降の検出アイコンを非表示にする手順画像1

Edgeの設定を開きます。右上の三点ボタン→「設定」をクリックします。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以降の検出アイコンを非表示にする手順画像2

左側にある「サイドバー」→アプリと通知の設定項目にある「検出」をクリックします。URLだと、「edge://settings/sidebar」です。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以降の検出アイコンを非表示にする手順画像3

「検出の表示」をオフにします。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以降の検出アイコンを非表示にする手順画像4

即座に右上の検出アイコンが消えます。

「Microsoft Edge」の検出アイコンを非表示にした比較画像

【おまけ】以前のバージョンでの消し方

バージョン111.0.1661.54(2023年3月24日公開)以前の場合、標準の設定からは消せません。裏技を使います。

ショートカットアイコンに起動オプションを付与する方法です。レジストリエディターを使った方法もありますが、高度で手間です。本記事では紹介しません。

以下の記事を参考にさせていただきました。感謝です。

Edgeを起動している場合、終了しておきます。

「Microsoft Edge」を終了する手順画像

好きな場所に、Edgeのショートカットアイコンを作成します。初期では、デスクトップにあると思います。

「Microsoft Edge」のショートカットアイコン画像
「Microsoft Edge」のショートカットアイコンを作成する手順

Windows11のスタートメニュー→「M行」にある「Microsoft Edge」を探します。右クリック→詳細→「ファイルの場所を開く」をクリックします。

「Microsoft Edge」のショートカットアイコンを作成する手順画像1

スタートメニューに登録されているショートカットが表示されます。この中に「Microsoft Edge」があるので、Ctrl+Cでコピーします。デスクトップなどの好きな場所に貼り付けます(Ctrl+V

「Microsoft Edge」のショートカットアイコンを作成する手順画像2

「Microsoft Edge」のショートカットアイコンを右クリック→「プロパティ(Alt+Enter)」をクリックします。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以前の検出アイコンを非表示にする手順画像1

「ショートカット」タブが開きます。「リンク先」の部分に、これから紹介する起動オプション(コード)を書き込みます。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以前の検出アイコンを非表示にする手順画像2

項目自体を削除する

「Edge Copilot」機能を完全無効化したい場合、以下のコードになります。

--disable-features=msUndersideButton

既に書かれている「msedge.exe"」のあとに、半角空白を入れてから、上記コードを貼り付けます。元々書かれているコードを消さないよう注意です。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以前の検出アイコンを非表示にする手順画像3

僕の場合、フルで書くと以下のようになります。「msedge.exe"」までが元々書かれていたコードで、それ以降が、追加で書き込んだコードです。

"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --disable-features=msUndersideButton

リンク先に書き込めたら、ダイアログ下部にある「適用」→「OK」をクリックします。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以前の検出アイコンを非表示にする手順画像4

これで作業終了です。実際に消えたか確認します。

右上から排除して、他のサイドバー項目と同じ場所に配置する

最初に紹介したコードは、「Edge Copilot」自体を無効化する方法です。そうではなく、右上のボタンを排除して、他のサイドバーと同じ場所(階層)に移動させることも可能です。

書き込む起動オプションは、以下のようになります。

--disable-features=msEdgeSidebarV2

リンク先の末尾に半角空白を入れて、上記コードを書き込みます。手動入力だと誤字する可能性があるので、コピペがおすすめです。元々記載されている部分は、削除しないよう注意です。

「Microsoft Edge」の111.0.1661.54以前の検出アイコンを非表示にする手順画像5

僕の場合、フルで書くと以下のようになります。書き込めたら、ダイアログ下部にある「適用」→「OK」をクリックします。

"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --disable-features=msEdgeSidebarV2

実際に非表示にできたか確認する

このまま「Microsoft Edge」を起動して、反映されていたらいいんですが、僕の場合、反映されていませんでした。

一度タスクマネージャーから、バックグラウンドで起動しているEdgeを終了して起動することで、反映されました。よく分からない方は、PCを再起動すると確実だと思います。

タスクバーの空いているところを右クリック→「タスクマネージャー」をクリックします。

タスクマネージャーから、「Microsoft Edge」のタスクを終了する手順画像1

上部の検索ボックスに「edge」と入力します。バックグラウンドプロセスの部分に、「Microsoft Edge」がヒットすると思います。右クリック→「タスクの終了」をクリックします。

タスクマネージャーから、「Microsoft Edge」のタスクを終了する手順画像2

これで、「Microsoft Edge」が完全終了します。

この状態で、起動オプションを書き込んだショートカットアイコンを、ダブルクリックで起動します。書き込んだショートカットアイコン経由じゃないと、機能が発動しないので注意です。

デスクトップのショートカットアイコンから「Microsoft Edge」を起動する手順画像

書き込んだコードが発動して、サイドバーから検出アイコンが消えていると思います。

元に戻す方法

やっぱり、「Edge Copilot(Bing AI)」を使いたくなったら、ショートカットアイコンのプロパティを開きます。この時、Edgeを起動している場合は、終了しておきます。

「リンク先」に書き込んだコード(--disable-features=msEdgeSidebarV2--disable-features=msUndersideButton)を削除します。半角空白も消してOKです。

「Microsoft Edge」に書き込んだ起動オプションを削除する手順画像

適用→OKをクリックします。

PCの再起動、あるいはタスクマネージャーから「Microsoft Edge」のタスクを終了して、再度「Microsoft Edge」を起動します。再び、検出ボタンが使えるようになっています。

そもそもショートカットアイコンが不要な場合は、ショートカットアイコン自体を削除するだけでOKです。

感想

以上、Microsoft Edgeブラウザ右上にある検出アイコン(「Edge Copilot」アイコン)を非表示にする方法でした。

サイドバー自体を非表示にしたい場合、以下の記事を参考にしてみください。

2023年3月15日Microsoft Edge