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【Affinity】Windows11で起動しない件。ポップアップが一瞬でるのみ

ソフト

Windows11のアイコン画像

この記事では、無料の写真現像ソフト「Affinityアフィニティ」を嬉々としてWindows11にインストールしたのはいいものの、ポップアップが一瞬表示されるだけで起動しない件について書きます。

Windows11にインストールした「Affinity」を起動しているスクリーンショット

2024年にCanvaがAffinityアフィニティを買収(ニュース記事)して、これまでPhoto・Designer・Publisherの三本立てで提供されていたAffinityシリーズが、2025年10月末に一つのアプリとして統合されてリリースされました。

それが今回紹介する「Affinity by Canva」です。一番の魅力は何と言っても高機能なのに無料って点です。AIなど一部追加オプションは有料ですが、基本的には無料で使えます。

「マジか…!」と早速使っているWindows11にインストールして、起動してみると…。

Windows11にインストールした「Affinity」を起動した後クラッシュしている画像

スタートメニューから「Affinity」をクリックすると、ポップアップが数秒表示されるのみで、肝心の画像編集画面が一切起動しませんでした。

Windows11にインストールした「Affinity」を起動してクラッシュしているGIF画像

あれこれネットを参考に試してみたので記録として残しておきます。

僕の環境は多分特殊すぎて解決しませんでした。

Windows11で「Affinity」が起動しない時の対処法

対処法1:各種パスにある残骸Affinityフォルダーを削除する

何回やっても起動しない場合は、ひとまず削除しましょう。

スタートボタンを右クリック→「インストールされているアプリ」をクリックして、削除設定画面を開きます。

Windows11の「インストールされているアプリ」設定画面を開く手順画像

「Affinity」を探してアンインストールします。

Windows11にインストールした「Affinity」をアンインストールする手順画像
ポイント

Windows11標準の削除方法だとどうしても残骸ざんがいが残ります。(レジストリ、フォルダー、ファイルなど)

なので、個人的には今回に限らず何かを削除する時は、削除に特化した専用ソフト経由でアンインストールするのがおすすめです。Bulk Crap UninstallerGeek UninstallerRevo Uninstaller(僕も利用)あたりです。

Windows11にインストールした「Affinity」を「Revo Uninstaller」でアンインストールする手順画像1

残骸ファイルもまとめて検出して消してくれます。

Windows11にインストールした「Affinity」を「Revo Uninstaller」でアンインストールする手順画像2

削除できたら、エクスプローラーのパスに以下のパスを一つずつ貼り付けて開きます。

<!--例:C:\Users\ナポリタン寿司\AppData\Roaming\Affinity-->
%APPDATA%\Affinity

<!--例:ナポリタン寿司\.affinity-->
C:\Users\%username%\.affinity

<!--例:C:\ProgramData\Affinity-->
%PROGRAMDATA%\Affinity

<!--例:C:\Program Files\Affinity-->
%PROGRAMFILES%\Affinity

どうやらそれぞれの場所にある「Affinity」の残骸ざんがいたちが悪さして起動できないパターンが多いみたいです。なのでそれらを一旦削除してから再インストールしましょう。

もしパスを貼り付けてEnter押しても開けない場合は、そこに「Affinity」フォルダーがそもそもないってことなのでスルーでOKです。

「MSI/EXE (x64)」インストーラーを使った場合は「%PROGRAMDATA%\Affinity」や「%PROGRAMFILES%\Affinity」あたりにあります。なおうっかり「Affinity」本体を丸々削除しないように。

「MSIX (x64)」の場合は「%APPDATA%\Affinity」に生成されます。

C:\Users\%username%.affinity」は共通で存在します。

それぞれのパスにある「Affinity」フォルダーを丸々削除します。

エクスプローラーで「%APPDATA%\Affinity」を削除する手順画像
エクスプローラーで「%PROGRAMDATA%\Affinity」を削除する手順画像
エクスプローラーで「%PROGRAMFILES%\Affinity」を削除する手順画像

%PROGRAMDATA%\Affinity\Affinity\3.0」みたいな「3.0」フォルダーを削除するパターンもありますが、僕は「中身の一部じゃなくてもうフォルダーごと削除したほうが綺麗になって良くね」って思ったので「Affinity」フォルダー丸々消しました。

エクスプローラーで「C:\ProgramData\Affinity\Affinity\3.0」を削除する手順画像

「Affinityはアンインストールできたし、それぞれの残骸フォルダーも消せた!」って場合、次のステップに進みます。

対処法2:インストーラーを変える

公式サイトをよく見てみると、WindowsはWindowsでも色々種類があることに気づくかと思います。どれダウンロードすればいいんだって話ですよね。

「Affinity」の公式サイト画像

ざっくり以下の違いがあります。

種類どのPC向け違い
MSIX(x64) Intel・AMDのCPU向けMicrosoftストア経由(Microsoft的にはこっち推奨)
MSI/EXE(x64)インストーラー経由(THE・一般的なやつ)
MSIX(ARM64)ARMのCPU向けMicrosoftストア経由
MSI/EXE(ARM64)インストーラー経由

僕もそうなんですが、大半の方は上二つ(Intel・AMDのCPU向け)のはずです。

下二つはARMのCPUを搭載しているPC向けです。Microsoftの一部Surfaceなど、タブレット型PCに使われているタイプです。

ポイント

自分のPCがどこのCPUかはタスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)から確認できます。左側の「パフォーマンス」→「CPU」→右端の名前で判別できます。インテルなら「Intel」です。

Windows11のタスクマネージャーでCPUのメーカーを調べる手順画像

まぁうっかりインテル製のCPUにARMのほうをダウンロードしても問題はないです。なぜならどうあがいてもインストールできないからです。

IntelのCPU搭載のWindows11に「MSIX(ARM64)」をインストールしようとして失敗している画像

「アプリをインストールできませんでした。エラー メッセージ: パッケージ Canva.Affinity にはアーキテクチャ ARM64 が必要であるものの、このコンピューターのアーキテクチャが x64 であるため、このパッケージをインストールできません。」ってエラーが出ます。

問題はMicrosoftストア経由のほう(MSIX(x64))か一般的なインストーラータイプのほう(MSI/EXE(x64))かなんですが、起動できない問題はどちらにも発生します。

よって、もしあなたが最初に「MSI/EXE(x64)」を使ってインストールして起動できなかったのであれば、次は「MSIX(x64)」をダウンロードしてインストールします。

Windows11に「MSIX(x64) 」と「MSI/EXE(x64)」の両方をダウンロードした画像

大抵は上記手順で解決します。

ただ残念。僕は例外のようでした。

片方をインストールしてダメだったので、各種Affinityフォルダーを削除してもう片方のインストーラーでインストールしてみましたが、相変わらず起動しませんでした。

どっちのインストーラーも各種3回くらい上記手順を繰り返してみましたがダメでした。何回フォルダー削除するんだよって話です。疲れました。

対処法2:Ctrlを押しながら開く

スタートメニューのアプリ一覧にある「Affinity」をキーボードのCtrlを押しながら起動します。念のため完全にウィンドウが開くまでCtrlおしっぱにします。

Windows11のスタートメニューから「Affinity」を起動する手順画像

Ctrlを押しながら起動すると、通常の画面と異なる「ユーザーデータをクリア」画面が表示されます。

どーせ起動できないし失うものも何もないので、左下の「すべて選択」をクリックします(もちろん消したくないデータがある場合は注意)

Windows11でCtrlを押しながら「Affinity」を起動したユーザーデータをクリアウィンドウ画像

右下の「クリア」をクリックして「OK」をクリックします。

Windows11で「Affinity」のデータをクリアする手順画像

これで全データリセットした状態で再度起動を試みてくれます。

まぁ言わずもがな僕は起動しませんでした。

今回に限らず、ソフトが起動しない系でわりとあるのがGPUが悪さしているパターンです。公式も把握しているのか、以下のように「ハードウェアアクセラレータを無効化」の方法を紹介していました。

Windows用でAffinityの起動に失敗する場合は、起動時にハードウェアアクセラレータを無効化するように強制することができます。

これを行うには、CTRLキーを押しながらアプリを起動します。 ユーザーデータのクリアウィンドウが表示されたら、ハードウェアアクセラレーションを無効にする のみを選択し、クリアをクリックしてください。 アプリはハードウェアアクセラレータを無効化して起動します。

WindowsでAffinityのハードウェアアクセラレータを起動時に無効化。 – Affinityヘルプセンター

対処法3:インストール場所の変更

どーせ無理だろという気持ちで試しましたが、まー無理でした。

Microsoftストア版ではなく通常タイプのインストーラーだと、インストールする時に場所を変更できます。

わんちゃんデフォルトの「%PROGRAMDATA%\Affinity」や「%PROGRAMFILES%\Affinity」がダメの可能性を考えて、事故率が限りなく低いCドライブ直下にしました。Cドライブ直下に「Affinity」フォルダーを作ってそこを指定します。「C:\Affinity」です。

Windows11で「Affinity」のインストール場所を変更する手順画像

インストールが開始されます。

Windows11でMSI/EXE(x64)版「Affinity」をインストールしている画像

完了したらスタートメニューのアプリ一覧から開きます。ダメでした。

対処法4:画像ファイルから開く

ソフトの直接起動がダメな可能性を考えて、適当な画像を右クリック→プログラムから開く→「Affinity」を押して、画像から開く作戦を試しました。

Windows11で画像の右クリックから「Affinity」を開く手順画像

ダメでした。

対処法5:GPUのドライバーアップデート

メモに書いているように、GPUのドライバーが悪さしている可能性も大いにあります。公式も発表していました。

AffinityがWindowsでクラッシュするのはなぜですか?
WindowsでAffinityアプリを開いたり、インポートしたり、新規ドキュメントを作成したりするときにクラッシュする場合は、GPUドライバが古いことが原因である可能性があります。最新のドライバをダウンロードするには、以下のメーカーのリンクをご覧ください:
インテル: https://www.intel.com/content/www/us/en/download-center/home.html.

Nvidia: https://www.nvidia.com/drivers

AMD: https://www.amd.com/en/support/download/drivers.html
上記のサイトからドライバをインストールしようとして「OEMドライバ」の警告が表示された場合は、PCメーカーのWebサイトから直接ドライバを入手する必要があるかもしれません。お使いのデバイスに複数のGPU(例:統合型のIntelグラフィックスと外部の専用GPUカード)が搭載されている場合は、両方のドライバーが最新の状態であることを確認してください。最新のGPUドライバをダウンロードおよびインストールした後、コンピュータを再起動してください。 その後、Affinityアプリを再起動してください。アプリがクラッシュし続ける場合は、ハードウェアアクセラレータを無効化してみてください。 CTRLキーを押しながらアプリを起動する。 ユーザーデータをクリアウィンドウで、ハードウェアアクセラレータを無効化のみを選択し、。 アプリはハードウェアアクセラレータを無効化して起動します。

AffinityがWindowsでクラッシュするのはなぜですか? – Affinityヘルプセンター

GPUを搭載しているPCの場合、ちゃんと最新のドライバーになっているか確認しましょう。

僕は「Radeon RX 9070 XT」なのでドライバーは専用ソフト「AMD Software: Adrenalin Edition」からインストールできます。ちゃんと最新版でした。

対処法6:フォント周りを見直す

僕の環境だと、起動してクラッシュする最後は必ず「フォントをロード中」という文字でした。

Windows11で「Affinity」がクラッシュする時最後に表示されている「フォントをロード中」画像

その直後にポップアップが終了するので、もしかしたらフォント周りでうまく描画ができておらず、UI表示できずクラッシュ…みたいなパターンかなと推測しました。

そこで以下の対処法を実行しました。結論解決しませんでした。

コマンドプロンプトで「sfc /scannow」の実行

ありきたりすぎて嫌気がさすかもしれませんが、以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行します。

sfc /scannow

僕の場合、以下のように表示されました。

C:\Windows\System32>sfc /scannow

システム スキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。

システム スキャンの検証フェーズを開始しています。
検証 100% が完了しました。

Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。
オンライン修復の場合、詳細は次の場所にある CBS ログ ファイルに含まれています
windir\ Logs\CBS\CBS.log (たとえば C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log)。オフライン修復の場合、
詳細は /OFFLOGFILE フラグによって指定したログ ファイルに含まれています。

C:\Windows\System32>

何かしらの破損ファイルがあったようで自動修正してくれたようですが、「Affinity」に関しては何一つ変わりませんでした。

「FontCache」と「FontCache3.0.0.0」の停止

タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開きます。

左側の「サービス」をクリックして、上部の検索ボックスに「font」と入力します。

タスクマネージャーのサービスタブで「Font」を検索した画像

「FontCache(Windows Font Cache Service)」と「FontCache3.0.0.0(Windows Presentation Foundation Font Cache 3.0.0.0)」の二つをそれぞれ右クリック→「停止」します。

タスクマネージャーのサービスで「FontCache(Windows Font Cache Service)」と「FontCache3.0.0.0(Windows Presentation Foundation Font Cache 3.0.0.0)」を停止する手順画像

おそらくですが、「FontCache」のほうは停止してもすぐに実行しだします。

もし、結局起動できなかったら「開始」を押して実行状態に戻します。

「FontCache」フォルダーの削除

以下のパスをエクスプローラーのパスに貼り付けて開きます。

<!--以下をエクスプローラーに貼り付けて開く-->
%SystemRoot%\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\FontCache

<!--上記だと多分初回は開けない。以下を開いてポチポチアクセス権与えながら開く必要があるかも-->
%SystemRoot%\ServiceProfiles

上記で書いているように、もし一つ目のパスで「つづりを確認してください」みたいなダイアログがでて開けない場合、二つ目のパスを貼り付けて手動でポチポチフォルダーを開きます。

開く時に「永続アクセスうんたら」がでるので許可します。そしたら開けます。

「FontCache」フォルダーにたどり着いたらフォルダーをリネームするか削除します。僕はバックアップなどとらずに削除しましたが、特に何も問題はおきていません。心配な方はリネームが安全かと思います。

これでフォント周りのキャッシュを一通り削除できたと信じて、念のためPCも再起動して、「Affinity」を起動してみましたが、相変わらずダメでした。

唯一変化があったとすれば、何回か挑戦していると、これまでは100%の確率で「フォントをロード中」の時にクラッシュしていたのが、その手前(初期化中)でクラッシュするパターンもでてきた点です。

いや、だから何って話ではあるんですが。

フォントをロード中で必ずクラッシュ→フォント関連の設定見直す…はわりと有効そうではあります。他に何かあるかな。インストールしているフォントを片っ端から削除するとか?それはしんどいですよねー。

メモ

対処法ではなく、単純に僕のメモです。

クラッシュレポート

以下の場所にクラッシュレポートが生成されていました。

%ProgramData%\Microsoft\Windows\WER\ReportArchive
%LOCALAPPDATA%\CrashDumps

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\WER\ReportArchive」には「AppCrash_Affinity.exe_〇〇」といったフォルダーが沢山ありました。

ただし、それぞれのフォルダーは権限がないってので開けませんでした。

%LOCALAPPDATA%\CrashDumps」には「Affinity.exe.4800.dmp」といったDMPファイルがありました。こちらは開けます。

「Affinity.exe.数字.dmp」ファイルの解析

素人で全く知識がないですが、試しに中身を分析してみました。

Microsoftストアで「WinDbg」をインストールします。リリース元に「Microsoft Corporation」とあるようにMicrosoft公式です。(記事

Microsoftストアの「WinDbg」ページ画像

アプリをインストールできたら、スタートメニューのW行にあるのでクリックして起動します。

起動できたら左上の「ファイル」をクリックします。

「WinDbg」で左上の「ファイル」をクリックする手順画像

「Start debugging」内にある「Open dump file」をクリックします。

「WinDbg」で「Open dump file」をクリックする手順画像

右側にファイル選択画面(Dump File)が表示されます。

「Browse」をクリックしてAffinityのDMPファイルがある「%LOCALAPPDATA%\CrashDumps」を開いて「Affinity.exe.〇〇.dmp」ファイルを選択します。選択できたら「Open」をクリックします。

「WinDbg」で「Affinity.exe〇〇.dmp」を開く手順画像

開いたら「Command」タブ内にずらっとコードが表示されます。この中に青文字の「! analyze -v」があるのでクリックします。

「WinDbg」で「Affinity.exe〇〇.dmp」を開いて「! analyze -v」をクリックする手順画像

分析が開始されます。わりと時間がかかります。完全に終わるのを待とうとしたら数十分かかる気がします。

後半は「*** WARNING: Unable to verify timestamp for 〇〇.dll」の連続になり、ここらへんは関係ないです。そういう行ばかりになったら、それより前の部分までを範囲選択してコピー(Ctrl+C)します。

「WinDbg」で「Affinity.exe〇〇.dmp」を分析している画像

ChatGPTでエラー解析。AMD Radeonが原因?

コピーした行を丸々「ChatGPT」に投げつけて、どういうエラーでAffinityがクラッシュしているか聞きます。

「ChatGPT」で「Affinity.exe.〇〇.dmp」の分析結果を送った画像

ChatGPTが素人の僕でも分かるように調べてくれます。

「ChatGPT」が「Affinity.exe.〇〇.dmp」のエラーログを分析した画像

どうやら「amd_comgr_3!amd_comgr_symbolize+0x45b66cd」が重要なポイントらしく、AMD=RadeonのGPU周りが原因っぽいです。

原因AMDのGPUコンパイラライブラリ amd_comgr_3.dll 内でスタック破壊が発生
状況GPUアクセラレーション中にメモリ異常を検出し、Windowsが強制終了
再現性Radeonドライバのバージョン依存の可能性あり
対策AMDドライバ更新orAffinity側のGPU加速を無効にすることで回避可能性あり

わりとありえる報告結果でびっくりしています。

つい最近「NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti」から「Radeon RX 9070 XT」に買い替えたんですよね。

「Radeonだからじゃね?」っていう不安は実は今回だけじゃないんですよね。

AMDはコスパがいいけどソフト面が不安定…って情報は事前に見ていたんですが、まさか本当とは…。

一つ例をだすと、とあるゲームをしている時、性能は絶対足りているはずなのになぜかカクカクで、自分なりにあれこれ試した結果、トリプルディスプレイが原因でした。ゲームに使うメインモニター以外の電源を切るとヌルヌルになりました。

全く同じゲームを「NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti」でもやっていたんですが、問題なかったです。ソフト面の不安定が原因の気がしません?違うかもですけど。

「AMD RadeonのGPUが原因かも…」ってところまで分かったのはいいんですが、僕にできる対処法がもうないです。

セーフモードのインターネット切断状態にして「Display Driver Uninstaller」でドライバー全削除して、「AMD Software」から最新版のセットアップインストールして、自動検出で最新のドライバーインストールしています。

今回の件を踏まえて、追加で二回試しました。

わりとドライバー全削除からの再インストールって時間かかるのに二回もです。もちろん「Adrenalin Edition」の設定で「出荷時設定へのリセット」もやっています。でもダメでした。

もし仮にAMD(Radeon)のGPUのみを条件とする問題だとすると、Redditなどでもっと声があがっていてもおかしくないと思います。

Affinity AMD crash」で検索しても同じような現象がヒットしないので、AMDが原因じゃない可能性、あるいはAMDはAMDでもおま環のみ発生する何かしらの問題が原因なのかもしれません。

参考:Windowsにおけるクラッシュダンプの解析 #debug – Qiita

公式発表のエラーコード

以下リンクにAffinity公式がそれぞれのエラーコードの時の対処法を紹介しています。

がしかし、僕はエラーコードがでる前にクラッシュしているので役に立ちません。クラッシュの種類によっては参考になるかもです。

参考:Windows版AffinityのMSIXインストール問題を修正する – Affinityヘルプセンター

セーフモードで挑戦

Windows11をセーフモードで起動して、「Affinity」を起動してみましたが、セーフモードだとそもそもポップアップすらでませんでした。

セーフモードで起動できるなら、何かしら常駐ソフトが原因ってわかるんですが、セーフモードでも無理なら一体全体何が原因なのやら…。

安心しろ!一人じゃない!(Xの声)

以下、X(旧Twitter)で「Affinity 起動」検索して見つけたポスト貼っておきます。大丈夫。一人じゃないです。

感想

以上、無料の写真現像ソフト「Affinityアフィニティ」がWindows11で起動しない件でした。

記事執筆時点(2025年11月10日)でまだ起動できていません。

この問題は自分が何かすることで解決するものなのか、そうじゃなくて公式の改善(最新バージョン配布など)で直るものなのか気になります。

もし後者だった場合、例えば「待てよ、僕もRadeonのGPUだぞ?」、「へ?俺もだぞ!?」って情報が集まり、結果「CPUがIntelでかつGPUがRadeon製だった場合に確定でクラッシュ」みたいに原因が判明して、Affinity側が修正版配布するパターンに期待です…(笑)

そうじゃなくて自分で何かしら行動しないと解決しない系だとしんどいですよねー。

気になる点としては、GPUをNVIDIAにした時どうなるのか…と、同じく本記事の方法を試してダメだった人のGPUはAMD(Radeon)なのかあたりです。

まぁ早く使ってみたい気持ちはあれど、別にないと困るものでもないので、もう少し情報が集まるまで待ちたいと思います。なんたってまだリリースしてすぐですからね。

様々な環境での検証が必要な時期なのかなと。

ソフト

Posted by ナポリタン寿司