【オートクリッカー】ゲームのタップを自動でするアプリの使い方。高速タップで作業効率化

この記事では、自動で指定した場所を連打してくれるAndroidアプリ「オートクリッカー」について書きます。
連打スピードも調整でき、手でタップするよりも効率的です。
指定した場所を自動で連続タップするAndroidアプリです。
起動すると画面上に縦長のメニュー(操作パネル)が表示され、タップしたい箇所にポインターを移動して再生ボタンを押すと自動で高速タップしてくれます。
タップ箇所は複数設定でき、再生・一時停止も自由に可能です。再生・停止ボタンは半透明のオーバーレイ表示なので、画面の邪魔になりにくいです。
設定からタップスピード、タップ時間、実行回数、タップ位置のランダム距離などを調整できます。
自動でタップしてくれるアプリはいくつかありますが、これが一番使いやすかったです。自動タップアプリを利用することで、放置ゲームやタップゲームの作業効率を格段にあげれます。
例えば僕は、クリッカーゲーム(タップがメインのゲーム)の「商人放浪記」をやってるんですが、デイリークエストとして指定の場所を20回タップするというものがあります。さらに3日に1回は200回タップの目標もあって大変です。
そんな時にオートクリッカーを使うと、自動高速タップしてくれるのでボケっと眺めるだけですみます。この手のゲームは時間を悪い意味で取られるので時短にもなります。

100回タップが必要な時でも、オートクリッカーなら再生・停止のたった2タップで済みます。手でタップするよりも高速なので、早く達成できます。
手軽に使うことができるので、ぜひ放置系やタップ系のゲームをやっている人におすすめです。ただし注意点もあるので自己責任で使用するようにしましょう。
サイズ:6MB
Android要件:7.0以上
提供元:XIAOYANG
記事執筆時のバージョン:1.0.0.10(2021年9月22日)
オートクリッカーの注意点
オートクリッカーは、ゲームの規約違反にあたる可能性があります。
例えば、商人放浪記の利用規約を確認してみると、ユーザーの禁止行為の中に「チートなどの違法ツールはダメだよ」という文言があります。

オートクリッカーはチートツールではないものの、外部のツールであることに間違いないので黒か白かで言われたらグレーです。
なので、もし使用していてアカウントバン(アカウントが強制削除されること)されても文句は言えません。このことを理解した上で利用するかを考えましょう。
心配な場合は間違いなく利用しない方がいいです。僕は責任取れません。
この記事を公開するにあたって、「商人放浪記」の開発元の37GAMES 様にメールで問い合わせてみました。全文は長いので、ざっと要約した内容を書いておきます。
ナポリタン寿司「オートクリッカーなどの自動タップアプリは利用規約違反しますか?」
37GAMES 様「自動タップアプリについては、おすすめはしないけどアカウントバンにはしないよ!ただし、自動タップアプリ以外のツール(チートツールのことだと思われる)を使った場合は、こちらは責任取れないのでそこんとこは気を付けてね!」
37GAMES 様とのやりとり
このことから、オートクリッカーなどの自動タップアプリはアカウントバンの対象外です。37GAMES 様のゲームにおいては、自動タップアプリはOKということでした。運営から大丈夫と言われると安心して利用できますね。おすすめはしないらしいですけども…。
あくまで37GAMES 様内の話なので、他のゲームについては各自確認してみてください。
ダウンロード方法
Google Playからダウンロードできます。
2021年7月2日現在で、レビュー4141件(★4.0)、ダウンロード回数は100万以上となっています。

初期設定
インストールが完了したらオートクリッカーアイコンをタップして起動します。
ユーザー補助権限を設定する
最初に権限付与などの初期設定をします。起動したら利用規約の確認画面が表示されるので、確認次第「OK」をタップします。
権限を許可します。「ユーザー補助権限を設定する」をタップします。

設定のユーザー補助が開くので、オートクリッカーを探してタップします。
使用しているスマホによってUIが違う場合があります。
チェックをオンにして、ポップアップの「OK」をタップします。

オーバーレイ権限を設定する
オートクリッカーに戻って「オーバーレイ権限を設定する」をタップします。設定画面が開くので「オン」にします。

オートクリッカーの必要な初期設定は終了です。
「開始する」をタップすると、操作パネルが表示されます。この操作パネルを使って自動タップ機能を使います。
使い方
任意の場所を自動タップ
オートクリッカーを起動して「開始」をタップします。画面上に操作パネルが表示されます。

操作パネルのボタンは、以下のような構成になっています。
操作パネルの意味(上から順番) |
---|
タップを開始(停止) |
タップ場所を追加 |
スライドを追加 |
タップ場所を削除 |
設定を開く |
タップウィジェットを非表示にする |
移動 |
オートクリッカーを終了する |
基本的には、再生・停止だけ覚えておけばOKです。
自動タップしたいアプリ(ゲーム)を起動します。
タップウィジェット(〇で数字が書かれたボタン)をタップしたい箇所まで移動します。再生ボタンをタップすると自動タップが始まります。

操作パネルが緑色になると再生中です。高速で自動タップします。
この時手動タップは反応しないので、やめたい時は一時停止ボタンを押しましょう。正確には手動タップも反応しますが、あまりに自動タップの方が早いので反応されにくいです。

宴会シーズン(ゲーム内のイベント)もタップ地獄だったんですが、オートクリッカーを使うことで瞬時に報酬を獲得できます。めっちゃ楽です。

【応用】画面を自動スクロールする
オートクリッカーはタップだけでなく自動スクロールもできます。使い方次第で便利そうです。例えば、漫画を読んでる時に自動でスライドするといったことができます。
スクロールスピードも調整できます。
通常通り、オートクリッカーアプリの「開始する」をタップして操作パネルを表示します。スクロールしたいアプリを起動します。今回はブラウザで試してみます。
操作パネル中央の「手のマーク」をタップします。
S1(スタート地点)とE1(スライド方向)のタップウィジェットが表示されます。

スライドさせたい向きに「E1」を動かして調整します。

ブラウザで下にスクロールしたい場合は、下から上にかけて指を動かすので開始地点の「S1」は下側、スライド方向(E1)は上側に設定します。こうすることでページは下にスライドします。
再生ボタンをタップすると自動スクロールが開始します。ただし、このままだとスライドがかなり早いです。
そこで、タップウィジェット(S1かE1)を長押しします。
自動タップの設定の編集画面が表示されるので、スワイプの継続時間の数字を増やしてあげます。デフォルトでは300になっているので試しに1000にしてみます。保存をタップするのを忘れないようにします。

スワイプの継続時間を1000にした結果、スライドがかなり遅くなり見やすくなりました。ページに応じて調整するのがおすすめです。
設定
UIカスタマイズ
UIカスタマイズでは、操作パネルの大きさを変更できます。
操作パネルが縦長のメニューのことで、タップウィジェットは〇で囲われた数字の部分のことです。おすすめはどっちも「小」です。ゲーム画面が見やすくなるからです。

タップ速度、ランダム位置の調整
設定から、タップする回数やランダム位置の調整ができます。
基本的には何も変更しなくていいと思いますが、僕はタップ位置のランダム距離を「10」にしてます。ここで設定した数値分、タップする場所をタップ毎にずらしてくれます。

数値を大きくすれば、その分人の手のタップだと認識しやすくなるようですが、タップ位置がずれるということなので極端に数値をあげればいいというわけではありません。
タップする位置をちょっとずらす設定です。ある程度数字を大きくすることで、アカウントバンの可能性を減らせるかもしれません。
オートクリッカーを利用すると、ゲームによってはアカウントバンになる可能性があります。(詳しくはこちら)
その判断基準は、機械的なタップ操作で判別しています。一定時間全く同じ感覚でタップしていたら、ゲーム側が「これは機械による不正タップだ!」と判断してアカウントバンへ…といった流れです。
よって、ここの数値を大きくしておくことで誤検知を減らせる可能性があります。
ただし、設定したからといってアカウントバンの可能性がなくなるわけではないので、心配な方は僕のように運営に問い合わせてみて確認してみましょう。
通知を非表示にする方法
オートクリッカーを実行している間は通知バーに通知が表示されます。それが鬱陶しい場合は非表示にしましょう。
オートクリッカーの通知を長押しします。通知を「オフ」にして完了をタップします。

通知が消えます。通知が消えたといってもバッググラウンドでは起動しているということを頭に入れておきましょう。

反応しない時の対処法
オートクリッカーを実行しても画面が反応しない時があります。そんな時は、以下のことを試して状況が改善するか試してみてください。
- 端末を再起動させる(一番重要。これでほぼ治る)
- 一度、権限をオフにして再度与える。
- 再インストールする
反応しない時は端末の再起動を試してみてください。これでほぼ使えるようになると思います。
そもそも反応しない状況を起こさなくするコツとして、以下の2点に気をつけてください。
- 「CCleaner」などのお掃除系アプリは使わない。
- 適切な方法でアプリを終了する
オートクリッカーの性質上、アプリの強制停止や冬眠状態にするとうまく動作しなくなるみたいです。
オートクリッカーを終了する場合は、ちゃんとオートクリッカーの操作パネル一番下の「×」を押してから終了するようにしましょう。
iPhoneでオートクリッカーを使う方法
残念ながら、iPhoneでオートクリッカーを使うことはできません。
しかし、標準搭載されているスイッチコントロールという機能を使うことで自動タップは可能らしいです。僕はiPhoneを持っていないので詳しくは分かりません。気になった方は、参考になりそうなリンクを2つほど貼っておくので参考にしてみてください。
参考:【iPhone】画面を自動でタップする方法、スイッチコントロール機能の使い方!ゲーム周回タップのオート化 | LABOホンテン
参考2:【iPhone】自動的に連打(連続タップ)させる方法【スイッチコントロール】
感想
以上、指定した場所を高速で自動タップするAndroidアプリ「オートクリッカー」の紹介でした。
オートクリッカーのためだけに「CCleaner(Androidのお掃除アプリ)」を使わないようにしたんですが、それだけの価値があるくらい便利です。クリッカーゲームの楽しい部分だけを堪能できます。めんどくさいタップ作業とおさらばです。
ぜひ、放置系やタップ系のゲームをやっている方は試してみてください。ただし、ゲームによっては利用規約に反する場合があるのでちゃんと確認した上で利用しましょう。