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【Duplicate Post】記事を簡単に複製できるプラグインの使い方

2021年10月29日WordPress

Duplicate Postのアイコン

この記事では、WordPressにある記事を複製できるWordPressプラグイン「Duplicate Post」について書きます。

ワンクリックで記事を複製できます。

Duplicate Postのスクリーンショット

WordPressの投稿記事をワンクリックで複製してくれるプラグインです。インストールすると、投稿画面の記事下に「複製」という項目が表示され、クリックで複製できます。

投稿ステータスを、4つ(下書き、公開、非公開、保留中)の中から選択できます。「複製した記事の公開状況はどうするか?」という設定です。複製した記事をそのまま公開する…といったことも可能です。デフォルトでは下書きになっているので、公開している記事を複製しても安心です。

似たようなプラグインで、「Yoast Duplicate Post」というものもあります。どちらも大きな違いはありませんが、Yoast Duplicate Postの方が設定項目が豊富で、「書き換え&再公開」という独自機能も実装されています。

ダウンロード数もYoast Duplicate Postのほうが多いので、個人的には、Yoast Duplicate Postの方をおすすめします。ただし、複製という機能だけに絞った時は、本記事で紹介するDuplicate Postの方をおすすめします。理由は、こちらで説明します。

「WordPressで記事を書いていて、複製したくなった!」という方、ぜひ試してみてください。

リリース元:mndpsingh287
記事執筆時のバージョン:4.4.8 (2022年1月27日)

インストール方法

WordPress管理画面のプラグインページからインストールできます。

「Duplicate Post」で検索して、青いアイコンを頼りに探します。僕の環境だと2番目に表示されました。インストールをクリックします。

Duplicate Postの検索

インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

Duplicate Postプラグインの有効化

使い方

プラグインをインストールして有効にすると、投稿ページの記事タイトル下に複製ボタンが表示されているので、複製したい記事の「複製」をクリックします。

記事の複製ボタンをクリック

記事が複製されます。簡単ですね。

記事が複製される

設定

プラグイン一覧ページから、Duplicate Postの設定をクリックします。

Duplicate Postの設定ボタンをクリック

以下のような設定画面が開きます。

Duplicate Post ページ複製設定
設定項目選択できる項目
エディターを選択すべてのエディター
旧エディター
Gutenberg エディター
投稿ステータスを設定下書き
公開
非公開
保留中
このリンクの複製をクリックした後にリダイレクトするすべての投稿一覧へ
複製編集画面へ
投稿の接続語を複製自分で入力する

投稿ステータスは、下書きのままがおすすめです。うっかり複製した記事が公開されると困るためです。設定が完了したら、忘れずに「Save Changes」をクリックします。

「投稿の接続語を複製」に、好きな文字を入力すると、記事を複製した時に複製した記事の末尾に入力したテキストが追加されます。

試しに、「ナポリタンだよ」と指定した場合は、複製した記事の末尾に、「-ナポリタンだよ」と文字が追加されます。複製元の記事とごっちゃにならないように目印をつけておくと便利かもしれません。

接続語が記事末尾に追加される

Yoast Duplicate Postとの違い

同じように記事を複製するプラグインで「Yoast Duplicate Post」というものがあります。設定項目が豊富で、ダウンロード数も多いですが、「複製」という観点だけで見た時、僕はDuplicate Postをおすすめします。

  • 不要な設定項目が多すぎて初心者には不便
  • 再利用ブロックを複製できない

不要な設定項目が多すぎて初心者には不便

Yoast Duplicate Postの設定項目は、Duplicate Postよりも多くて、初心者には不要な項目もいくつかあります。そのせいで、僕みたいな初心者が設定を見た時に、「これって何に使うんだ…?」と頭が混乱しちゃいます。

Yoast Duplicate Postの設定項目

それよりも、必要な設定だけに絞ってあるDuplicate Postの方が初心者にはありがたいです。

再利用ブロックを複製できない

Yoast Duplicate Postでは、Luxeritasの再利用ブロック(同じ文章や図形を使いまわせる機能)に対しては、複製できませんでした。

Yoast Duplicate Postは、再利用ブロックを複製できない

それに対して、Duplicate Postではちゃんと複製項目が表示されたので、Duplicate Postがおすすめです。再利用ブロックを複製しないという方には縁のない話ですが…。

再利用ブロックについて詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてみてください。

(例外)書き換え&再公開は、Duplicate Postにはない

「複製」という観点から見た時には、Duplicate Postがおすすめですが、1つだけYoast Duplicate Postにしかできない機能があります。

「書き換え&再公開」という機能です。公開している記事を下書きで複製して、編集後に公開している記事にマージ(結合)できるという優れもの機能です。

この機能は、Duplicate Postにはないので、使いたい場合は、Yoast Duplicate Postにしましょう。詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。

感想

以上、記事を複製してくれるWordPressプラグイン「Duplicate Post」についてでした。

「Duplicate Post」と「Yoast Duplicate Post」、どちらもワンクリックで簡単に記事を複製できるので、好きなほうを試してみましょう。両方は不要です。

2021年10月29日WordPress