【e-Tax】確定申告でマイナンバー方式ができない時の対処法

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パソコンで確定申告をしている人のイラスト

この記事では、e-Taxを利用した確定申告で、税務署への提出方法の選択時に、「以下のブラウザに切り替えてください。」と表示されて、マイナンバーカード方式が利用できない時の対処法について書きます。

ご利用のパソコン環境(OS/ブラウザ)では、2次元バーコードを利用したマイナンバーカード方式によるe-Taxをご利用になれません。

ユーザーエージェント(UA)が原因なので、素直に対応ブラウザに切り替えるか、UAを偽装(変更)するChrome拡張機能を利用することで、回避できます。

UAを変更するChrome拡張機能だと、「User-Agent Switcher and Manager」がおすすめです。ワンクリックで他ブラウザでログインしたことにしてくれます。

2022年2月2日に母親に「今年も確定申告手伝って~」と頼まれました。

そこで、今年は初めて、ウェブで完結できるというe-Taxを利用したマイナンバーカード方式(2次元バーコード)を利用してみることにしました。

以前までは、印刷して税務署に直接提出する方法を利用していました。

今年もそれでよかったんですが、マイナンバーカードがあると、e-Taxを利用した方が簡単とのことだったので、挑戦してみました。

しかし、いざVivaldi ブラウザでログインしてみると、以下のようにエラーが表示されて、次の画面に進むことができませんでした。

ご利用のパソコン環境(OS/ブラウザ)では、2次元バーコードを利用したマイナンバーカード方式によるe-Taxをご利用になれません。

以下のブラウザに切り替えてください。

・Microsoft Edge(Chromiumベースのもの)
・Google Chrome

【確定申告書等作成コーナー】-ご利用ガイド

e-Taxのマイナンバー方式(2次元バーコード)、マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)の場合、指定されたブラウザじゃないとアクセスできないようになっているようです。

一方で、「ID・パスワード方式」、「印刷して提出のパターン」は、推奨ブラウザのリストにはないけど、Vivaldiでもアクセスできました。

「ID・パスワード方式」と「印刷して提出」は非対応ブラウザでもアクセスできる

Twitterにて聞いてみると、どうやらユーザーエージェントなるものが悪さをしていることが分かりました。

ユーザーエージェント(略してUA)とは、ブラウザやOSを識別している固有の文字列のことです。

この情報をサーバー側に送信することで、OSやブラウザに適したサイトデザインを表示してくれるようです。

PCでアクセスしたときは、パソコン用のサイトを表示する…、スマホでアクセスしたときは、スマホ用のデザインを提供する…みたいな感じです。

詳しくは、下記サイトが、初心者でも参考になるかと思います。

参考:ユーザーエージェント (UA)とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

e-Taxの場合、この文字列(UA)を識別して、「こいつ、対応ブラウザじゃないブラウザ(Vivaldi)でアクセスしてきてるな。よし、対応してませー-ん!って表示して、次の画面にアクセスできないようにしてやろう」って感じになっています。

つまり、ここの文字列(ユーザーエージェント)を書き換えるか、素直に対応ブラウザでアクセスすることで問題は解決します。

対処法

まず、それぞれの方式と推奨ブラウザの表を作成しておきます。

それぞれの確定申告申請方法と推奨ブラウザ
マイナンバーカード方式
(2次元バーコード)
Microsoft Edge(Chromium ベース)
Chrome
マイナンバーカード方式
(ICカードリーダライタ)
Microsoft Edge(Chromium ベース)
Chrome
Internet Explorer
ID・パスワード方式Microsoft Edge(Chromium ベース)
Chrome
Internet Explorer 11
Firefox
印刷して提出
参考:【確定申告書等作成コーナー】-ご利用ガイド

自分が利用したい方式に対応しているブラウザでアクセスすることで、問題は解決します。

最初に言った通り、「印刷して提出」などの場合は、Vivaldiでもアクセスできたので、一概に上記ブラウザじゃないといけないというわけでもなさそうです。

素直に対応ブラウザに切り替える

今回、僕が利用したいのは、「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」です。

母の場合、マイナンバーカードは持っているけど、読み取る専用の機械(カードリーダー)は持っていません。

そこで、スマホのNFC機能を使って、カードリーダーの代わりにスマホで読み取る「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」を利用してみます。

PCに表示されたQRコードをスマホで読み取る→専用のアプリ「マイナポータル」で読み取る→NFCを利用してマイナンバーカードをスマホで読み取る→読み込めたらPC 側で次の画面が自動で表示されるという流れです。

この流れの最初のステップでエラーが表示されるので、素直に対応ブラウザに切り替えてみます。

今回の方式の場合、推奨ブラウザは、Microsoft EdgeのアイコンMicrosoft Edge(Chromium ベース)、またはChromeのアイコンChromeの2つだけとなっています。

このどちらかでアクセスすると、新しいウィンドウが開いて、正常に次のステップに進めます。

Chromeでアクセスすると正常に表示される

UAを変更する

どうしても非対応ブラウザでアクセスしたい場合は、ユーザーエージェント(UA)を変更することで、問題を回避できます。

代表的な方法として、開発者ツールから変更する方法、Chrome拡張機能を利用する方法の2パターンあります。

初心者が簡単にできるのは、後者のChrome拡張機能を利用する方法です。

Chromeウェブストアから、「User-Agent Switcher and Manager」をインストールします。

他にもUAを変更できる拡張機能はあるのですが、本拡張機能の場合、変更できるUAの種類が豊富で、ワンクリックで変更できるので初心者におすすめです。

「Chromeに追加」からインストールできます。

User-Agent Switcher and Managerのインストール

インストールしたら、e-Taxの確定申告画面を開いて、拡張機能ボタンをクリックします。

Chrome、Windows(またはMac)を選択して、リストの一番上にある「Chrome 99.0.〇〇〇」を選択します。

変更したいUAを選択 一番上の最新バージョンのChromeを選択

対応ブラウザなら何でもいいので、Chromeじゃなくて、Microsoft EdgeでもOKです。

選択したら、「Apply(active window)」をクリックします。続いて、「Refresh Tab」をクリックします。

Apply(active window)でUA変更の適用、Refresh Tabでタブのリロード

拡張機能ボタンの右上に設定したOS名(WindowsならWin)が表示されれば、変更完了です。

拡張機能右上に偽装したOS名が表示される

この状態で、再度アクセスしてみると、非対応ブラウザ(Vivaldi)でも次の画面に進むことができます。

非対応ブラウザでも「作成する申告書類の選択」画面にアクセスできる

確定申告の作業が終了したら、「Restart」をクリックして、UA 変更を解除します。

RestartでUA変更のリセット

解除しとかないと、ずっとユーザーエージェントを変更したままになります。

アクセスできないサイトに出会ったときだけ、有効にして、使い終わったら無効にする…といった使い方がおすすめです。

オフにしている時は、リソース(メモリーやCPU)を使用しないので、放置していても問題ありません。

詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

参考:【User-Agent Switcher and Manager】UAを変更する拡張機能 | ナポリタン寿司のPC日記

感想

以上、e-Taxを利用した確定申告で、「ご利用のパソコン環境(OS/ブラウザ)では、2次元バーコードを利用したマイナンバーカード方式によるe-Taxをご利用になれません。」と表示されて、次の画面にいけない時の原因と対処法についてでした。

今年も確定申告を手伝ったわけですが、相変わらず、「ユーザーエージェントうんぬん以前に、手順が多すぎて作業がめんどくさい!」ですね。

お金にかかわる大事な申請だから、仕方ないんでしょうが、それでももっと見やすいように改善できるような気がします。

せめてサイトのデザインを統一するとかね…。

「次へ進む」を押したら、さっきと全然違うフォントサイズ、デザイン、色で表示されて「ううー-ん」ってなりました。

文字が小さいのも勘弁してほしいですね。PCなんだから、もっと横幅を活用して大きくしてくれたらいいのになぁと思いました。

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Posted by ナポリタン寿司