【The Moneytizer】退会して完全にアカウント削除する方法

この記事では、ブログに貼っている「The Moneytizer」の広告を外してアカウントも削除して退会する方法を書きます。
色々ステップがあります。
ざっくり以下の手順です。
- 「The Moneytizer」のプロフィール画面下にある収益化停止の事前通知をクリックする
- 30日間待って事前通知が許可されたらブログに貼っている広告タグを全て外す
- 「ads.txt」からThe Moneytizer用のコードを全て削除する
- CMP(Cookie同意バナー)コードを外す(貼っていた場合に限る)
- プラグインを削除する(インストールしていた場合に限る)
- もし事前通知中に収益が振込最低ラインの50ドル以上に達した場合で、その収益が欲しいならさらに最大2か月待って振込を確認でき次第最終的にアカウント削除する(正直まだ僕も記事執筆(2025年8月22日)時点で現在進行形なので詳しくは不明)
約一年ほど「The Moneytizer」を利用していましたが、この度退会することにしました。

「よしっ!退会するぞ!」って思い立ってから最終的に削除するまで結構ステップがあったので、同じような方に向けて記事にしておきます。
とはいえ僕も初心者なので、あまり鵜呑みにはしないでください。今後時間が経てば方法が変わってるかもしれません。
The Moneytizerを退会する手順
収益化を停止するため、事前通知を行う
いきなりアカウントを削除することはできません。
最初に「収益化をやめてアカウント退会しますよ~」っていう報告をしないといけません。何でそういうまどろっこしい仕組みなのかは分かりません。
「The Moneytizer」にアクセスしてログインします。
左側サイドバー内にある「プロフィール」をクリックします。

フッターにある「収益化を停止するため、事前通知を行う」をクリックします。

「完了」をクリックします。

右上の「×」でポップアップを閉じます。

これですぐにアカウント削除できる…かと思いきや、まだです。事前通知してから30日間後にタグを外してOKになり、そこからアカウント削除という流れです。

フランス生まれの企業なので、その関係なのか日付表記が日本と若干違います。
上記画像では「事前通知されましたので15/08/2025日後に、タグを外すことができます。」と書かれていますが、日本だと2025年8月15日になります。逆です。
タグを外すことは事前通知を送信したすぐにでもできるし、何なら事前通知してなくても可能ですが、いちお表面上はやったらダメっぽいです。中の方にも言われました。
仮にやったとしてもアカウント削除のボタンはでてこないので、最低でも事前通知が許可されるまでの30日間は待つ必要があります。
ブログから広告コードを外す
指定の日時が過ぎました。
この時、「あれ?ここでアカウント削除ってボタンが表示されるんじゃないの?まぁ指定の30日間は過ぎたから広告コードは外していいよな」と思い外したのですが、後々中の方によると、30日間が経過した時に営業日じゃなかった場合、許可が若干ずれるっぽいです。

指定日時が過ぎても「事前通知されましたので~」が変わらなかった場合、もう数日待つといいかもしれません。
許可されたら「〇/〇/〇事前通知が許可されました。アカウントを削除」という表記に変わります。多分正式にはこのタイミングから広告コードを外していいんだと思います。
僕は許可下りる前に外しちゃいましたけど。
WordPressの管理画面を開いて、自身が貼り付けた「The Moneytizer」の広告コード(タグ)を外していきます。この作業が多分一番大変です。どこに貼っていたか探す必要があります。

僕は「Ad Inserter」という広告管理プラグインを使って貼っていました。
一般的にはウィジェットを使って貼っているんですかね。

bodyに手動で貼るタイプとheadに書き込む自動広告の2パターンがあります。もし固定バナーなどのheadに書き込むタイプの広告を使っていた場合、それも外します。
WordPressの左側サイドバー→使っているテーマ名→子テーマの編集→「head」とかに書き込んでいると思います。テーマによってはカスタマイズ(外観)にあるかも。

CMP(Cookie同意バナー)を外す
もしCMPも設定していた場合は一緒に外します。「The Moneytizer」の左側サイドバー内にある「CMP(Cookie同意バナー)」ってやつです。

利用者や今後の状況によって変わる可能性がありますが、僕の場合以下の始まりと終わりでした。
<!-- InMobi Choice. Consent Manager Tag v3.0 (for TCF 2.2) -->
//省略
<!-- End InMobi Choice. Consent Manager Tag v3.0 (for TCF 2.2) -->
WordPressのheadに貼っていると思います。Googleアナリティクスとかのコードを貼る部分です。こちらと同じ場所です。

間違って他の必要なコードを削除しないように注意です。
ads.txtからコードを削除する
ads.txtについて
使い始めて時間が経っていると忘れているかもしれませんが、初期設定の時に必ず「ads.txt
」というものを設置しているはずです。
初期設定というか定期的に新しいコードが追加されるので、その都度更新作業をしていたと思います。
「The Moneytizer」をやめるなら不要なので削除していきます。
「ads.txt
」を編集する方法は契約しているレンタルサーバーによって変わりますが、僕が使っている「ConoHa WING」での2パターンを紹介します。
違う方は各自「エックスサーバー ads.txt 編集」って感じでレンタルサーバー名でググるといいかなと思います。
コントロールパネル上で直接編集
あんまり僕の好みじゃない方法です。
管理画面にログインして、上部の「WING」→左側サイドバーの「サイト管理」→サイト設定→応用設定→「ads.txt設定」をクリックします。

ads.txtの中身が表示されるので、直接編集ボタンをクリックして、「The Moneytizer」用のコードを削除します。非常に膨大な行数なのでどこからどこまでが「The Moneytizer」か見極め大事です。
恐らく「OWNERDOMAIN=
」や「MANAGERDOMAIN=themoneytizer.com
」あたりで始まっていると思います。
うっかりGoogleアドセンスなど別のコードまで削除しないようにしましょう。
ファイルマネージャーで一旦ダウンロードして編集
個人的に好きな方法です。慣れていたらこっちのほうがやりやすいです。
「ConoHa WING」にはファイルマネージャーという現在サーバー上にアップロードされているファイルを確認できる機能があります。他だとFTPとかっていうんですかね?
左側サイドバーの「サイト管理」→「ファイルマネージャー」から開けます。

「ads.txt
」の場所を開きます。サイト名直下にあります。僕の場合、以下です。
/public_html/naporitansushi.com/ads.txt
「ads.txt
」ファイルを見つけたら右クリック→「ダウンロード」をクリックします。

一旦ローカル(PC内)に「ads.txt
」がダウンロードされます。
コピペしてバックアップを作成しておけば、万が一何か失敗があっても取り返せます。だから一つ目より好きです。
まぁ直接編集でも「ads.txt.bak
」というファイル名でバックアップは作成されます。僕は好きなタイミングでバックアップ作成して安心したいタイプです。
ファイルを好きなテキストエディター(僕の場合Visual Studio Code)で開きます。

中身が表示されるので、「The Moneytizer」の「ads.txt
」ページと見比べながらコードを削除します。本当に膨大です。800行くらいあるんじゃないかな。

僕の場合、「The Moneytizer」とGoogleアドセンスの二本だけだったので、前者を削ったらアドセンスの一行のみ残りました。

「The Moneytizer」の「ads.txtの設定」画面で「手動」→「統合の確認」を押して、下に「ads.txtの一部行が欠けています」で何百行も欠けた状態になったらOKです。
ちゃんとコードが削除されている証拠です。

プラグインをアンインストールする
「The Moneytizer」には専用プラグインがリリースされています。WordPressの管理画面→プラグイン→インストール済みプラグインにあった場合は削除します。
僕はインストールしたことなかったのでこの作業はスルーです。

収益が欲しい場合振り込まれるまで待つ
「事前通知されましたので15/08/2025日後に、タグを外すことができます。」と書かれていましたが、その時点ではアカウントを削除するボタンはでてこず、三日後に確認したら「18/08/2025事前通知が許可されました。」となっていました。
恐らく中の人が手動で許可しているのかなと思います。
これにてフッターが「アカウントを削除」リンクになるので、クリックで削除できる…はずです。

はずです…ってなぜ曖昧なのかと言うと、記事執筆(2025年8月22日)時点で僕はまだ実行していないためです。
削除する前に念のためダッシュボードを見てみると、事前通知を提出したその月の収益が50ドルを超えていました。

「The Moneytizer」の仕組みは、50ドルを超えたら翌月10日に収益証明書が発行されて、さらに60日後(二か月後)に振り込まれるというものです。
2025年7月の収益が50ドルを超えていたので、8月10日に収益証明書が発行されていたはずですが、なぜか僕のページ上では何も発行されていませんでした。

事前通知をしたらその間に発生した収益は全部なしになるのか、あるいは何か追加作業をすることで収益貰えるのか、アカウント削除した場合でも貰えるのか色々疑問点があったので、中の方に連絡してみました。
最初の連絡では以下の返信が返ってきました。
<!--The Moneytizer中の方からの返信(一回目)-->
ご退会される旨、ご連絡いただきありがとうございます。
収益証明書の発行は50ドル以上の収益からとなっておりますので、〇〇さまのmoneyBoxを確認しますと、現在すべての収益証明書は送金ずみのようです。
アカウント削除される際は、プロフィールから行ってくださいませ。
「あれ?僕のレポートの見方が間違っていた?確かに50ドル超えていると思うけど…。もしかして1日~31日の絞り込み間違ってる?」と思い追加で連絡しました。
以下の返信が返ってきました。
<!--The Moneytizer中の方からの返信(二回目)-->
改めて確認しましたところ、収益証明書を発行する予定の10日に、事前通知期間中であったため、その日に収益証明書が発行できていないようでした。
9月10日に7月31日までの収益分の収益証明書の発行がされる予定です。
こちらの収益のお受け取りをご希望される際には、支払い予定の10月10日までアカウントの削除をお待ちいただくことを推奨させていただきます。
どうやら、事前通知の期間と収益証明書が発行される10日がかぶっていた場合、収益証明書はさらに翌月に後回しになるようです。
僕も問い合わせる前にある程度公式サイトの質問集とか見ましたが、そういうことは書かれていなかった気がするので、割と知らない人も多いんじゃないかと思いました。僕が見ていないだけかな。
2025年7月15日に事前通知をして、7月の収益は50ドルを超えていたので8月10日に収益証明書が発行されると思いきや、その時はまだ事前通知の期間中(約30日間)だったため発行されず、収益が欲しい場合はさらに翌月の9月10日まで待ち、そこから実際振り込まれるまで待ってからようやくアカウント削除…という流れっぽいです。
事前通知期間中に50ドル以上に達していない場合や、達成しているけど待てないからいいやって場合は、すぐにでもアカウント削除していいと思います。
中の方のニュアンス的に、アカウント削除したら事前通知をしていても50ドルを超えていても振り込まれないっぽいので、収益欲しい方は辛抱強く待つ必要があります。
一点気になっているのが、7月の収益証明書が8月10日ではなく9月10日にずれるとして、振込は本当に10月10日にされるのか?という点です。
収益って収益証明書が発行されて60日間後(2か月)ですよね…?ってことは9月10日に発行されたら振込は11月10日になるんじゃないかと思ったり…。中の人が間違えて10月10日って僕に言ったんじゃないかと思ったり…。
まぁこれ以上僕みたいな素人の返信に付き合わせて貴重な時間使わせてしまうのが申し訳ないし、別にその日まで待てばいいだけの話なので、とりあえず10月10日まで待ってみて、振り込まれなかったら11月10日まで待ってみたいと思います。
にしても僕みたいな何も知らないペーペーのメールでもちゃんと丁寧に回答していただけて嬉しいです。
アカウントを削除する
上記に書いたように、まだ事前通知をした間に発生した収益が振り込まれていないので、まだ書きません。振り込まれ次第追記したいと思います。
感想
以上、ブログに貼っている「The Moneytizer」の広告を外してアカウント削除する方法でした。
他の広告配信サービスの退会経験がないので比較はできませんが、「The Moneytizer」は結構手間なほうじゃないかと思いました。まぁこれまでお世話になったので全然いいんですけども。
やめた理由は以下です。「ここがダメだった!」みたいな明確な退会理由はないです。
- 元々利用する気はなく何回か断っていたが、中の方からの丁寧なアピールで「実際お試しで使ってみてそれから決めよう」という軽い気持ちで利用開始
- 一年利用して、結局2023年11月のGoogleコアアプデ以降、PVが上がらないせいでどんな広告配信サービス使っても収益は対して変わらない(しょぼい)ことを改めて実感
- 元々使っていた使い慣れているGoogleアドセンス一本でいいやって思った。管理も楽だし。
- The Moneytizerが「Tipalti」経由での振込になり、その影響で余計に数%の手数料を取られることになった。(これまではPayPal上でUSDドル→日本円に変換するための数%の為替手数料とPayPalから銀行に資金移動する際の数百円だった)
結局、2023年11月以降個人ブロガーを排除したGoogleのせいだと言い訳しまくっている僕が100%悪いです。
多分しっかりPV(アクセス数)がある状態で、かつ全画面広告や上下の固定バナー広告などしっかり中の方のアドバイスに従って広告配置すれば、かなりの収益になるんじゃないかと思います。
僕は、中の方が「この広告タグ貼ったらいいと思いますよ」って提案してくれたにも関わらず、「いいや!そんなに広告貼ったら読者にとって不快だ!自分が許容できる範囲の広告だけでいく!」と我が道を行ったので、Googleアドセンスと比べてあんま収益変わらんくね?って思ったんだと思います。多分。
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