【トリニティ】断線やねじれに強い高耐久性のGorillaケーブル60Wをレビュー

この記事では、トリニティ株式会社から提供していただいた2025年6月27日発売の「Gorillaケーブル Type-C to Type-C 60W」について書きます。
スマホケースや関連アクセサリーを販売しているトリニティ株式会社から、2025年6月27日発売の「Gorillaケーブル Type-C to Type-C 60W(1m)」を提供していただきました。

今回提供していただいたのは1mタイプですが、0.8m、1.5mバージョンも販売されています。
名前に「ゴリラ」とあるようにゴリラのように耐久性が高いことを売りにしています。実際僕が使って感じた特徴は以下です。
- 素材がすごい(ステンレススリーブ、Kevlar)
- ネジネジ・ゲジゲジしていて触り心地は気持ち悪いけどねじれず、伸びるから確かに耐久性に強そう
- 約50,000回の折り曲げ試験をクリア
- 真っ黒でゴリラっぽい色
- USB Type-Cのプラグ部分に高耐久の24K金メッキ処理
- 最大60W、480Mbpsの転送速度
- 映像出力(DisplayPort Alternate Mode)には非対応
色はがっつりブラックで素材の都合上、光に当たるとテカって見えるので結構インパクトがありました。同じく提供してもらった「スケルトンケーブルバイカラー Type-C」と違って、おしゃれデザイン好きには合わないタイプかもです。
デザインよりは耐久性に重きを置いている製品です。断線、ねじれ、傷、摩耗、引っ張り、裂け、プラグの劣化などに強いです。
名前だけ見たら「ゴリラぁ?名前負けしているんじゃないの?」と耐久性に半信半疑だったんですが、実際届いて触ってみたら「あぁ~これは確かにすごいな」と思いました。
ケーブルの外装がステンレススリーブという素材でできているらしく、らせん状にぐるぐる巻かれています。僕がこれまで見てきたケーブルの中では見たことない独特な構造でした。
引っ張ってみると、ちょっとだけらせんが緩くなりゴムみたいに伸びます。正確にはケーブル自体のサイズ(1m)が伸びているわけではなく、ケーブルを覆っているらせん状の素材部分が変化していました。
ある程度の充電速度・転送速度が欲しくてかつ耐久性が欲しい方にはおすすめです。
本記事は依頼されたものです。商品を提供してもらっています。ただし、提供してもらっただけで書き方などに指定はありません。ありのままの僕です。
リリース元:トリニティ株式会社(X、YouTube)
提供していただいた製品:Gorillaケーブル C to C 60W
発売日:2025年6月27日
購入できる場所
「Gorillaケーブル C to C 60W」を使ってみた
ケーブル素材がすごい!カチカチのネジネジのゲジゲジ!
パッケージが黒ベース、キラキラ文字、ゴリライラストで既に禍々しかったんですが、実際の製品もどこかゴツゴツムキムキ感をイメージさせる雰囲気でした。

0.8m、1m、1.5mの3種類あり、今回提供していただいたのは1mタイプです。
本製品の一番の特徴といっても過言じゃないのが素材です。耐久性を高めるためにPVCジャケット+ステンレスチューブでケーブルが覆われています。

覆われているといっても他社ケーブルと比べて分厚いとかではないです。細いを売りにしている製品と比べるとそりゃ厚いかもですが。僕は気にならないです。
触るとゲジゲジしています。
表現が正しいか分かりませんが、僕の頭に真っ先に浮かんだのが生き物のヤスデです。ムカデみたいな形状をした小さい虫です。僕は田舎住みなので、よく石の下とか塀にくっついているのを見ます。
他の一般的なケーブルではあまり見ない素材・形状だからこそ、耐久性に優れているようです。
一部分を持ってちょっと引っ張ってみると、らせん状の素材がビヨーンとちょっとだけ伸びました。実際のケーブル幅は変わっていないので伸びたように錯覚しているだけかもですが。
何度かねじったり折り曲げてみましたが、臨機応変にらせん状の素材が変化して「断線?何それ?」状態でした。結構がっつり折り曲げても全く癖がつかず、戻したら元通りでした。

引っ張りや衝撃、ねじれ、断線に強い宣伝は伊達じゃないなと思いました。
USB Type-C端子部分も強そう
両端のUSB Type-Cプラグ部分も耐久性が高い素材が使われています。亜鉛合金ダイキャストシェル(24K金メッキ処理)らしいです。
素人の僕はさっぱりなので詳しくは分かりません。プラグが金色でテッカテカってことが分かる程度です。ただ実際触ってみると硬くて強そうに感じました。

最大充電速度は60W、転送速度は480Mbps
コネクタは両方ともUSB Type-Cです。USB Type-Aではないです。
充電速度は最高が60Wです。データ転送速度は最大480Mbps(USB2.0)です。

もちろん60Wで充電しようとしたら充電器(アダプター)や充電するデバイス側が対応している必要があります。

ステンレス製ケーブルの注意点
ケーブルに注意書きのシールが貼られていました。
本製品に限らず、ステンレス製でできている本製品のようなケーブル部分が、コンセントに挿入された電源プラグの金属部分に触れるとショートして火災発生するおそれがあるようです。

電源プラグの金属部分が触れる状況は、プラグがしっかりコンセントに挿さっておらず半分はみ出ている時に起こりえるので、まずはコンセントにしっかり挿すことを意識するといいかなと思います。気を付けましょう。
感想
以上、トリニティ株式会社から提供していただいた2025年6月27日発売の「Gorillaケーブル Type-C to Type-C 60W」についてでした。
僕はこれまでケーブルを買う時、耐久性を意識して買ったことはありませんでした。価格、知っているメーカーかどうか、デザイン、機能性(充電速度など)あたりで選んでいました。
でも言われてみれば確かに、買ったのはいいけど一年も使ったら癖がついてヘタれてきたり、ひどい時はどこかで断線しているのか接続の感度が悪くなったりしたことがあるなぁ…と振り返って思いました。
耐久性も案外大切だな…と耐久性に重きを置いた本製品を触って改めて思いました。
ただ耐久性を重視しているだけでなく、60WのPD充電や480Mbpsのデータ転送など機能面も充実している点もいいなと思いました。
データ転送は「Anker 515 USB-C & USB-C ケーブル」などの高性能ケーブルと比べるとそりゃ劣りますが、充電専用じゃないだけいいのかなと思います。480Mbpsもまだまだ現役・一般的だと思いますし。
世の中色々な用途向けに沢山の充電ケーブルがあります。その中で耐久性を重視したい方、本製品を選択肢の一つに加えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
参考:ゴリラ級の耐久性! 50,000回の折り曲げ試験をクリアした断線に強く、最大転送速度480MbpsのUSB Type-C to Cの新ケーブルをトリニティより発売 | トリニティ
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