サムネイル下に評価バーを表示する拡張機能「Thumbnail Rating Bar for YouTube」

この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」のサムネイル下に高評価・低評価の比率を表したバーを表示させるChrome拡張機能「Thumbnail Rating Bar for YouTube」について書きます。
サムネイルを見るだけで簡易的ですが、どのくらい高評価が押されているのか確認できます。
本拡張機能を導入すると、「YouTube」のサムネイル下部に青と灰色の高評価率のバーが表示されます。青いバーが高評価、灰色のバーが低評価の割合になっています。
基本的には高評価の割合が大きいと思うのでほぼ青いバーの表示になります。低評価が多い動画は青と灰色のバーが拮抗します。
設定で上か下に表示するか、バーの高さ、透明度を調整できます。青と灰色のバーが気に食わない場合は好きな色に変更できます。
注意点として、2021年11月頃から公式で低評価が表示されなくなりました。そのため本拡張機能の比率はあくまで予想です。「Return YouTube Dislike」拡張機能のAPIで取得しているようです。
本当の低評価数と大きく異なっている可能性があります。というかほぼ違うと思います。
信憑性はないので、あくまで参考程度に留めるのがいいかなと思います。
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。
リリース元:Elliot Waite(X、YouTube、Instagram)
記事執筆時のバージョン:1.9.8(2025年9月18日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
Microsoft Edgeをご利用の方は以下のアドオンストアからインストールできます。
「Chromeに追加」をクリックします。

「拡張機能を追加」をクリックします。

拡張機能のオーバーフローメニューに追加されたらOKです。

使い方
高評価率バーの表示
特に難しい設定は必要ありません。導入するだけで機能が有効になります。
「YouTube」にアクセスします。拡張機能を導入する前に既に開いていた場合はページをリロード(F5)します。
それぞれの動画のサムネイル下に評価バーが表示されます。

青いバーが高評価、灰色のバーが低評価の割合を表しています。
例えば、僕が好きな芸人「ジャルジャル」の場合、ほとんどが高評価(いいね)なのかほぼ青色のバーで表示されました。
詳細ポップアップの表示
マウスをバーの上に乗せると、高評価、低評価のパーセントが表示されたツールチップが表示されます。
「高評価/低評価 高評価のパーセント トータルの評価数」となっています。冒頭にも書いていますが、あくまで予想なので実際の数値ではありません。

高評価と低評価の拮抗
「TKO木下のキノちゃんねる〜天まで届け〜」チャンネルを見てみると、青と灰色のバーが拮抗していました。

データが少ない動画
高評価、低評価のデータがない場合は全部灰色バーで表示されます。僕の動画は再生回数も低く、高評価・低評価自体めったに押されないのでほとんど灰色バーでした。

設定
設定の開き方
拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、「Thumbnail Rating Bar for YouTube」拡張機能アイコンの三点ボタン→「オプション」をクリックします。

設定画面が表示されます。

| Position -Top -Bottom(デフォルト) | 表示位置 |
| Colors -Blue/Gray(デフォルト) -Green/Red -Custom Colors | バーの色 |
| Height | バーの高さ |
| Opacity | 透明度 |
| Add a separation line above the rating bar. | バーの上に分離線を追加する。 |
| Exponentially scale the rating bar. | バーを指数関数的に拡大縮小する(詳しくはこちらを参考) |
| Hover your mouse over the rating bar to reveal a tooltip of rating info. | バーにマウスを乗せるとツールチップ(ポップアップ)を表示する |
| Use the rating bar colors for the rating bar on the video page (when used with the Return YouTube Dislike extension). | Return YouTube Dislikeを使った時、バーを一緒の色にする |
| Add a color-coded text rating percentage to each video listing. | 各ビデオのタイトル末尾に色分けされたテキストのレーティングパーセントを追加 |
設定を変更したら忘れずに
をクリックします。その後、YouTube側でページをリロード(F5)することで設定が反映されます。
表示位置
デフォルトでは「Bottom(下)」になっています。「Top」にすると上になります。視聴履歴の赤いバーは下側に表示されます。

バーの色
デフォルトでは「Blue/Gray(青色/灰色)」になっています。
「Green/Red」にすると緑と赤になります。

「Custom Colors」にするとHTMLカラーコードで好きな色を指定できます。
マウスホバーでツールチップを表示
デフォルトではバーの上にマウスを乗せると、評価の詳細情報が書かれたツールチップが表示されます。オフにすると表示されなくなります。
Return YouTube Dislikeとの併用
「Use the rating bar colors for the rating bar on the video page」をオンにすると、「Return YouTube Dislike」のバーの色を本拡張機能と同じ色にします。
例えば、本拡張機能で「Green/Red」にした場合、「Return YouTube Dislike」側のバーも同じ緑色と赤色になります。

タイトル末尾にパーセントを追加
「Add a color-coded text rating percentage to each video listing.」をオンにすると、各動画のタイトル末尾に高評価の割合を表したパーセントが表示されます。100%が低評価0ということです。

低評価が多く高評価が少ない場合、徐々に数字が低くなります。割合ごとでテキストの色が変化します。緑>黄緑>黄色>オレンジ>赤色といった感じです。
Return YouTube Dislikeの紹介
本記事で紹介する拡張機能を使わなくても、「Return YouTube Dislike」拡張機能を使うことで2021年11月頃から表示されなくなった低評価数を表示できます。
ただし、本記事同様あくまで予想です。恐らく、記事執筆時点(2025年9月22日)で本当の正確な低評価数を知る術は動画投稿者以外ないと思います。
「Thumbnail Rating Bar for YouTube」も「Return YouTube Dislike」のデータを利用してバーを表示しているようです。
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」のサムネイル下に高評価・低評価の比率を表した青いバーを表示させるChrome拡張機能「Thumbnail Rating Bar for YouTube」についてでした。
インストールするだけで視覚的に高評価率が分かるようになります。まぁどこまで信頼性ある情報かは分かりませんけどね。ざっくりの比率は合っているかもしれませんが、数字はデタラメな気がします。










