視聴済みのYouTubeを白く目立たせる拡張機能YouTube WATCHED. Classic View
この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」で既に視聴済みの動画サムネイルを薄く白くしてくれるChrome拡張機能「YouTube WATCHED. Classic View」について書きます。
一度見た動画とまだ見ていない動画を区別しやすくなります。
通常PCウェブサイト版「YouTube」で一度視聴したかどうか区別する方法は、動画一覧のサムネイル下部にある赤いシークバー(進行状況バー)だけです。もちろんサムネイルやタイトルを見たり、実際に動画を再生して思い出すみたいなパターンもあります。
赤いシークバーがあるかどうかだけだと、若干区別しにくいかもしれません。本記事で紹介する拡張機能を導入することで、赤いシークバーがある動画のサムネイルをうっすら白くします。左上には「WATCHED」というマークをつけてくれます。
これにより、まだ見ていない動画と区別しやすくなります。
当サイトでは以前、一度視聴した動画をそもそも非表示にする拡張機能「FreshView for YouTube」を紹介したことがあります。
「もう二度と見たくない!」みたいな場合は上記拡張機能がおすすめですが、そうではなくあくまで区別だけして、一度見た動画も表示はさせておきたい場合、本記事の拡張機能がいいかなと思います。両方入れても競合するのでどちらかだけです。
リリース元:Кимана
記事執筆時のバージョン:0.4.5(2022年1月30日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
本拡張機能はChrome拡張機能のみの提供で、Firefoxアドオンはリリースされていません。類似アドオンを軽く探してみましたが、ありませんでした。
冒頭に書いたそもそも視聴済み動画を非表示にする拡張機能はFirefoxアドオンもあります。
「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。拡張機能アイコンからは利用しません。
使い方
「YouTube」にアクセスします。拡張機能導入前に既に開いていた場合は、一度ページをリロードします。
既に視聴した動画と、まだ見ていない動画が混じっているページを開きます。トップページ(ホーム)は基本見ていない動画がおすすめで並ぶので、特定のチャンネルページなどが分かりやすいと思います。
僕が好きな「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」チャンネルの動画一覧を見てみます。僕は毎日18時にアップロードされる動画を欠かさず見ています。
そのため、ほとんどのサムネイルがうす~く白~く表示されました。完全に白!透明!ではなく、うっすらです。左上には黒背景の「WATCHED」マークが表示されています。僕の環境だとページ倍率を変えると文字が見切れました。
まだ見ていない動画は通常のデザインになります。並べてみるとしっかり色が違うので見つけやすいです。
本拡張機能独自の判断基準で色分けされているわけではありません。YouTubeの視聴履歴に基づいて判断されています。「あれ?これ見たはずだけどな。マークされていない」って動画と出会う可能性があります。
拡張機能が悪いんじゃなくて、ブラウザのCookieに残らなかったり、削除されてリセットされたパターン、たまたま2回目視聴の最初のほうで中断したせいで、YouTube履歴にカウントされなかったパターンなどが考えられます。
赤いシークバーがある動画が薄く白くなります。ない場合はされません。こちらの記事でも書いているように、そもそも未ログインで視聴履歴を残さないようにしている場合、正常に計測されないと思います。
検索結果ページでも動作しています。
動画ページ下部の関連動画でも動作しています。
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」で、一度視聴した動画のサムネイルを薄く白くするChrome拡張機能「YouTube WATCHED. Classic View」についてでした。
このくらいのシークバーの進行状況(再生状況)だとマークしない…みたいな微調整はできませんが、難しい設定なく現状のYouTubeを、より区別させたい方には便利かと思います。
本拡張機能は読者様から教えていただきました。情報提供感謝です。