【Android】「Pixel 7a」のトースト通知表示時間を調整する方法
![「Android」のアイコン](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2023/03/Android-icon.png)
この記事では、僕が持っているAndroidスマホ「Google Pixel 7a」で、文字をコピーした時のメニューや、SMSからのトースト通知(画面下部のポップアップ)の表示時間を調整する方法を書きます。
設定→ユーザー補助→タイミングの調節→「操作までの時間(ユーザー補助タイムアウト)」から変更できます。
Androidスマホで何らかの操作をすると、画面下部にトースト通知が表示されます。
例えば、メッセージ(SMS)アプリで会話を選択すると、「選択しました」と表示されます。Googleフォトで画像を保存すると、「保存済み」的なメッセージが表示されます。
![「Google Pixel 7a」のトースト通知画像](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-toast-notification-display-time_04-1000x1331.png)
僕はトースト通知と呼んでいます。正式名称かどうかは知りません。「Android Developers」サイトに書かれていたので、そう呼んでいます。
設定によっては、ずーーーっとメッセージが表示されて、鬱陶しいと感じるかもしれません。画面上部に表示される通知は、シュッとスワイプして消せますが、画面下部のトースト通知は、一定時間経過しないと消えてくれません。「×」ボタンなどがありません。
スクリーンショットした時、うっかり映り込む時があります。「くそ!消えるまで待つしかねーじゃんか…。長いよ~」と困ったことがあります。設定から短くできます。
同じように悩んでいる方、参考にしてみてください。本記事は、筆者が持っている「Pixel」シリーズでの解説です。それ以外の「Galaxy」などでは、画面の名称等が異なるかもしれません。持っていないので分かりません。
Androidのトースト通知の表示時間を調整する手順
Androidスマホ(僕の場合、「Google Pixel 7a」)の設定アプリを起動します。
![「Google Pixel 7a」で設定アプリを起動する手順画像](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-long-press-time-change_06-1000x713.png)
「ユーザー補助」をタップします。
![「Google Pixel 7a」でトースト通知の表示時間を調整する手順画像1](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-long-press-time-change_02-1000x1619.png)
「タイミングの調節」をタップします。僕はPixelシリーズのスマホを使っています。もしかしたら、それ以外のOSやメーカーのスマホだと、若干名称が異なるかもしれません。「ユーザー補助」のどこかにあるとは思います。
![「Google Pixel 7a」でトースト通知の表示時間を調整する手順画像2](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-long-press-time-change_03-1000x1743.png)
「操作までの時間(ユーザー補助タイムアウト)」をタップします。
![「Google Pixel 7a」でトースト通知の表示時間を調整する手順画像3](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-toast-notification-display-time_02-1000x1239.png)
好きな時間を選択します。デフォルト、10秒、30秒、1分、2分が用意されていました。
長いと感じている方は、恐らく30秒や1分、2分あたりになっていると思います。短くしたい場合は「10秒」か、「デフォルト」を選択します。僕の環境だと「デフォルト」が一番短いように感じました。
![「Google Pixel 7a」でトースト通知の表示時間を調整する手順画像4](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-toast-notification-display-time_03-1000x1577.png)
スマホの再起動などは不要で、すぐに反映されます。「デフォルト」と「30秒」にしてみた比較動画を貼っておきます。大分変わります。
ポイントですが、トースト通知だけでなく、それ以外のオーバーレイ・ポップアップ系の通知も同様に変更されます。例えば、文字を範囲選択してコピーした時のメニューなどです。
![「Google Pixel 7a」で文字をコピーした時のポップアップ通知画像](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-toast-notification-display-time_07-1000x699.png)
ただ、若干それぞれのメニューごとで表示時間が異なる気がしました。10秒にしても、音量のポップアップ、テキストコピー時のポップアップ、トースト通知などで、若干違う気がします。サービスごとで異なる数値が設定されるのかもしれません。
【余談】長押しの判定時間を調整する方法
長押ししたと判断するまでの時間を調整できます。同じく「ユーザー補助」設定内にあります。ADBコマンドを使うことで、より細かく時間調整できます。
【余談】ステータスバーの時計に秒を表示する方法
Androidに隠されている機能「システムUI調整ツール」を利用することで、ステータスバー上部の時計に、秒を追加表示できます。Android9以降は通常の方法でアクセスできなくなっているので、ちょっと工夫が必要です。
![「Google Pixel 7a」のステータスバーの時計に、秒を表示した画像](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-toast-notification-display-time_05-1000x611.png)
詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。
感想
以上、僕が持っているAndroidスマホ「Google Pixel 7a」で、文字をコピーした時のメニューや、SMSからのトースト通知(画面下部のポップアップ)の表示時間を調整する方法でした。
ADBコマンドだと、「adb shell settings put secure accessibility_interactive_ui_timeout_ms
」と「adb shell settings put secure accessibility_non_interactive_ui_timeout_ms
」あたりが関連していると思います。
![「adb shell settings list secure」を実行して「adb shell settings put secure accessibility_interactive_ui_timeout_ms」にフォーカスしている画像](https://www.naporitansushi.com/wp-content/uploads/2024/01/android-toast-notification-display-time_06.png)
ただ僕の環境だと、ここの数値を「adb shell settings put secure accessibility_interactive_ui_timeout_ms 100
」とかで調整しても、あんまり反映された印象をうけませんでした。変わっていないような気がします。
もしかしたら、最小の数字が決まっていて、それ以下を指定しても反映されないのかもしれません。あるいは、そもそもこの設定項目じゃないか…。
余談ですが、トースト通知はADBコマンドを利用することで、個別にオンオフできるようです。僕は試していないので分かりませんが、参考記事を貼っておきます。