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【AOMEI Backupper】作成したタスク設定を別PCに移行する方法

2023年1月26日豆知識系

「AOMEI Backupper」のアイコン

この記事では、Windowsのバックアップソフトシェアウェアソフト「AOMEI Backupper(アオメイ・バックアッパー)」で作成したバックアップの設定を、別のPCに移行する方法を書きます。

【AOMEI Backupper】作成したタスク設定を別PCに移行する方法

2023年1月に新しいPC「G-Tune PP-Z-3070Ti (プレミアムモデル)」を購入したので、バックアップソフトの「AOMEI Backupper」の設定を新しいPCに移行してみたいと思います。

設定とは、下記画像の部分のことです。

「AOMEI Backupper」のスクリーンショット

どのファイル・フォルダーをバックアップするか?スケジュールはどうするか?といったタスクです。これらは、移行できました。

しかし、一部ファイル構造が異なっていたため、移行できても認識されないタスクがありました。よって、時間がある方は、見様見真似で、新規に同じ環境を構築する方がいいと思います。

本記事は、ライセンスコードを移行するといったものではありません。ライセンスコードは知りません。多分、1度適用したら、他のPCでは使えないと思います。僕は、作成したタスクを、新しいPCで再現するのがめんどくさかったため、設定だけ移行します。

僕の環境で移行できただけで、皆さんに当てはまるかは不明です。

「AomeiBR」フォルダーを移行する

古いPCでの作業です。

「AOMEI Backupper」を起動している場合は、終了しておきます。タスクトレイにアイコンがある場合は、そちらからも同様に終了しします。完全に「AOMEI Backupper」が起動していない状態で作業します。

「AOMEI Backupper」を終了する手順画像

エクスプローラーを開きます。アドレスバーに「C:\ProgramData」を貼り付けて移動します。手動でアクセスする場合は、「ProgramData」が隠しフォルダーになっているため、表示するように設定します。

C:\ProgramData

隠しファイルは、エクスプローラー上部の「表示」→表示→「隠しファイル」にチェックすることで表示できます。

開いたら、「AomeiBR」フォルダーを探します。これは隠しファイルになっていません。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行する手順画像1

見つけたら、USBやクラウドサービスを利用して、新PCに移行します。切り取ってしまうと、以前のPCで正常に「AOMEI Backupper」が使えなくなる可能性があるため、コピーがおすすめです。

僕はクラウドサービス(OneDrive)を利用しましたが、こういったサービスだと、一部拡張子のファイルをアップロードしてくれない可能性があるため、心配な方は、USBに入れて転送する方法がおすすめです。

新PCに「AOMEI Backupper」を導入する

新しいPCに「AOMEI Backupper」を新規インストールします。

インストールできたら、一度起動します。こうすることで、必要なファイルが生成されます。

起動できたら、タスクトレイからも消して、完全に終了します。

「AomeiBR」フォルダーを配置する

古いPCと同じように、新しいPCの「C:\ProgramData」に「AomeiBR」フォルダーを配置します。

この時、新しい環境のタスクを上書きすることになるので、既に作成している方は注意です。以前のPCで作成したタスクに上書きされます。失敗してもいいように、新PCに元々あった「AomeiBR」フォルダーを、どこかにバックアップしておくといいかなと思います。

既にフォルダーがある場合、置換ダイアログが表示されるので、「ファイルを置き換える」をクリックします。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行する手順画像2

移行できたらOKです。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行する手順画像3

移行できたか確かめる

新PCで、「AOMEI Backupper」を起動します。

僕は、試しに、新PCでインストールした時、適当な名前でタスクを作成していました。移行後は、以前のPCで作成していた「My File Backup」と「System Backup」のタスクが表示されました。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行した画像1

正常に設定が残っているか確かめてみます。ハンバーガーメニュー(三本線)→「バックアップを編集」をクリックします。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行した画像2
2つのうち、片方のタスクは開けなかった

僕は以前のPCで、2つのタスクを登録していました。このうち、1つは正常に開けましたが、もう一つは開けませんでした。

「バックアップソースが存在しないか、その保存場所が変更されたため、バックアップソースにアクセスできませんでした。」と表示されました。

「バックアップソースが存在しないか、その保存場所が変更されたため、バックアップソースにアクセスできませんでした。」ダイアログ画像

外付けHDDにバックアップするよう設定していて、その外付けHDDを、新PCに接続しなおしたので、うまくいくと思ったんですが、適当にファイルリネームとかしちゃったから、ダメになったようです。

以前と同じバックアップ設定が表示されます。新PCも同じ階層になっていないとバックアップされないので注意です。僕は、新PCに丸々ドキュメントやデスクトップを移行したので、「AOMEI Backupper」上でも同じように、認識されていました。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行した画像3

スケジュールの設定も引き継がれていました。

「AOMEI Backupper」のバックアップ設定を移行した画像4

感想

以上、Windowsのバックアップソフト「AOMEI Backupper(アオメイ・バックアッパー)」のバックアップ設定(タスク)を移行する方法でした。

ドライブのフォルダー構造などが全部一緒の場合、試す価値がありそうです。新規の状態だと、移行しても開けないと思います。

2023年1月26日豆知識系