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【DaVinci Resolve】テキスト+が見切れる時の対処法。綺麗に拡大!

DaVinci Resolve

「DaVinci Resolve」のアイコン画像

この記事では、動画編集ソフト「DaVinci Resolve」の「Text+」に書いた文字が見切れてしまう時の対処法を書きます。

ズームやサイズではなくセンター(Z)を調整します。

【DaVinci Resolve】テキスト+が見切れる時の対処法。綺麗に拡大!

僕は動画編集に「DaVinci Resolve(無料版)」を利用しています。

本ソフトのエディットページで、「Text+(テキストプラス)」を挿入して文字を書いた時、左右が見切れている時があります。長い文章を書いた時大抵見切れます。

「DaVinci Resolve」に挿入した「テキスト+」が見切れている画像

プレビュー画面上からはみ出ているとかではなく、ちゃんと画面内にあるのに左右がぶつっと切れています。文字が見えない状態です。

文字が見えるようにするにはちょっと工夫が必要だったので、忘れないよう記事にします。同じように見切れる文字をどうにかしたい方、参考にしてみてください。

テキスト+を見切らず綺麗に拡大する手順

以下の3ステップで見切れないようにしてさらに綺麗に拡大できます。

  1. タイトルページのサイズで文字を大きくする
  2. レイアウトページの「センター(Z)」を調整する
  3. 設定の「ズーム」で大きさを微調整する

タイトルページの「サイズ」で大きくする

いつも通りエディットページで「テキスト+」を挿入します。

文字を入力した状態でタイトルページのテキスト→「サイズ」を調整します。サイズを調整する点は、僕が今までやっていた失敗例と同じです。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのサイズを拡大する手順画像

具体的にはある程度サイズを大きくします。0.3とか0.4とか結構大きめでも大丈夫だと思います。MAXが0.5なので、0.3は結構大きい部類です。

僕はこれまでサイズを小さくしてズームで調整する方法を採用していましたが、ここの数値が低ければ低いほど、それだけ拡大した時ガビガビになって汚くなります。

逆に大きければ大きいほど、拡大してもガビガビになりにくくなります。あとからいつでも調整できるので、とりあえず適当に大きくしておけばいいと思います。

レイアウトページの「センター(Z)」を調整する

ここがポイントです。

「レイアウト」タブに切り替えます。これまでは設定→「ズーム」を調整していましたが、見切れる場合は「レイアウト」内の「センター(Z)」を調整したほうがいいことに気づきました。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのレイアウトページを開く手順画像

「レイアウト」内の「センター(Z)」を調整します。センターは奥行きです。X軸が横方向、Y軸が縦方向です。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのセンター(Z)を調整する手順画像

「センター(Z)」を調整することで、テキストを手前に配置するか奥に配置するかできます。見切れない位置まで調整します。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのセンター(Z)を調整して見切れないようにした画像

「センター(Z)」の最大値は5.0です。もし5.0にしてテキストが見切れる場合は、「テキスト」タブに戻って「サイズ」を調整します。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのセンター(Z)とサイズを調整した画像

個人的な感覚としては、センターはもう5.0にしてサイズのほうで見切れないように微調整するくらいがいいかなと思います。

設定の「ズーム」で大きさを微調整する

見切れないようにサイズとセンター(Z)を調整できたら最後の仕上げです。

設定→「変形」内にある「ズーム」を調整します。フォントのサイズを大きくしていた場合は、「ズーム」で拡大しても綺麗な状態です。ガビガビになりません。

「DaVinci Resolve」で挿入したテキストプラスを拡大した画像

【ポイント】Fusion(フュージョン)ページで確認する方法

より細かく調整したい場合は、エディットページではなく「Fusionフュージョン」ページが便利かもしれません。一連の動作としては一緒です。

見切れるテキストを選択して、下部の「Fusion」ページをクリックします。

「DaVinci Resolve」で挿入したテキストプラスをFusionページで開く手順画像

テキストの「Fusion」ページに切り替わります。

「DaVinci Resolve」のテキストプラスをFusionページで開いた画像
テキストの「Fusion」ページにならない場合

どうしても別メディアの「Fusion」ページが開いてしまう場合は、エディットページのテキストを右クリック→「Fusionページで開く」をクリックすると、開けると思います。

「DaVinci Resolve」のテキストプラスのFusionを右クリックから開く手順画像

右上の「インスペクタ」をクリックして右側サイドバーを表示します。既に開いていた場合はOKです。テキストの「レイアウト」タブをクリックします。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのFusionページにあるレイアウトを開く手順画像

「レイアウト」内にある「センター(Z)」を調整します。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのFusionページからセンター(Z)を調整する手順画像

プレビュー画面上で緑色の部分が見切れる箇所です。見切れないように「センター(Z)」のスライダーを動かします。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのFusionページでフォントが見切れている画像

プレビュー画面内に全て収まり、緑の見切れている場所がなくなったらOKです。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのFusionページでフォントが見切れないようにした画像

エディットページに戻って、設定→変形→「ズーム」で最終的な大きさを調整します。

「DaVinci Resolve」でテキストプラスのFusionページとズームで見切れないよう調整する手順画像

これまでやっていたダメな方法

備忘録としてダメだった方法を書きます。

「そんなことより早く答えを知りたい!」という方はこちらに飛んでください。僕がやっていた方法は以下のステップでした。別に悪くはないんですが、欠点がありました。

  1. タイトルページのサイズで見切れないサイズまで小さくする
  2. 設定ページの「変形」内にある「ズーム」で見やすいように拡大する

挿入した見切れるテキストを選択→右側サイドバーの「タイトル」ページを開きます。「テキスト」項目内にある「サイズ」のスライダーを動かして、見切れないレベルまで小さくしていました。

「DaVinci Resolve」に挿入した「テキスト+」を無理やり見切れないようにする手順画像1

見切れないレベルまでフォントサイズを小さくできたら「設定」ページに切り替えます。「変形」内にある「ズーム」を動かして無理やり拡大していました。

「DaVinci Resolve」に挿入した「テキスト+」を無理やり見切れないようにする手順画像2

この方法のデメリットは、拡大したフォントがガビガビで汚い点です。フォントサイズを小さくしてズームで拡大しているため、文字の解像度が悪くなっています。

「DaVinci Resolve」に挿入した「テキスト+」がガビガビになっている画像

感想

以上、動画編集ソフト「DaVinci Resolve」の「Text+」に書いた文字が見切れてしまう時の対処法でした。

今回の方法はあくまで僕が見つけた方法です。もっと正確で素早い方法があるかもしれません。

2024年2月16日DaVinci Resolve

Posted by ナポリタン寿司