当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています。消費者庁が、2023年10月1日から施行予定である景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています(記事はこちら、消す方法はこちら

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【docomo】ポイント共有グループの退会が本当にめんどくさい件

2022年8月16日豆知識系

No Image

この記事では、スマホなどの通信事業者「NTTドコモ(docomo)」の「ポイント共有グループ」の退会、及びdアカウントの退会が、めんどくさかった件について書きます。

一瞬でもイライラしたのは久々だったので、記事にしました。

【docomo】ポイント共有グループの退会が本当にめんどくさい件

NTTドコモ(docomo)」のポイント共有グループを退会しようと思っている方、大きな注意点があります。ネット記事の上位では、インフォメーションに電話すると退会できると書かれていましたが、半分嘘で、半分本当です。

ずばり、契約名義がポイントです。

退会したい「ポイント共有グループ」に紐づいている契約名義が、親になっていた場合は、その親が直接電話、あるいは来店しないと退会できません。スマホの所有者である僕が、いくら行動しても、取り扱ってくれませんでした。契約名義が、退会しようとしている人じゃない場合は注意です。

本記事では、どういった経緯で、つまづいたのか書いていきたいと思います。一通りのつまずきポイントを経験しました。

今回僕が、「ポイント共有グループ」から退会する理由は、dアカウントを削除したいからです。dアカウントを削除するには、まず「ポイント共有グループ」から抜けないといけないらしいんですよね。この時点で「うーん」と思います。

dアカウントを削除する理由は、単純にdocomoを利用しなくなったからです。今までは、docomoと契約していましたが、新しいスマホ「Google Pixel 6a」を購入したので、同時に契約も見直して、「日本通信」という格安SIMに乗り換えました。

記事執筆時の2022年8月の話なので、今後、もっと退会作業が楽になっている可能性があります。ってか、そうなっていると信じたいです。

2022年8月21日追記

本記事を公開して数日後に、母親が契約者本人の父親に相談したらしくて、ポイント共有グループから解約してもらいました!父親が実店舗に行ったようです。

僕は行っていません。dアカウントのIDとパスワードを教えただけです。このことから、スマホの所持者は来店不要で、契約名義の人が行けば、解約できます

ポイント共有グループを解約した後は、オンラインでdアカウントも退会(廃止)できました。よかったよかった。

dアカウント廃止完了の画面

「ポイント共有グループ」退会の注意点

時系列に沿って話します。

  1. 新しいスマホ購入、高額料金のdocomoから脱退を決意
  2. 解約しても、dアカウントは削除されなかったので、個別に削除
  3. dアカウントがエラーで削除できない
  4. 「ポイント共有グループ」がオンライン上で退会できない
  5. 退会するために、インフォメーションに電話
  6. 第二のインフォメーションに電話
  7. docomoショップに来たけど、退会できなかった
  8. 契約者変更は、オンラインでできない

新しいスマホ購入、家族プランから脱退

2022年8月に新しいスマホ(Google Pixel 6a)、新しい通信事業者(日本通信)に乗り換えました。

うちの家族は全員docomoです。そのせいで今までは僕に選択権はなく、初めてスマホを買った時は、自動的にdocomoの家族プラン(シェアパック?)に加入されていました。支払いは親なので、文句があるはずもありません。

2回目のスマホ(Google Pixel 6a)は、自分で支払うことにしました。そのため、できる限り安いところがいいなぁと思っていて、高額だったdocomoをやめて、日本通信にしました。乗り換え、解約の話をすると、長くなるので省きます。

docomoから日本通信に乗り換えたイメージ画像

解約自体は、「ドコモオンラインショップ」で手続きできました。SIMカードは返却するものだと思っていましたが、返却せずに、そのままハサミで切って処分して良いそうです。(ネット情報なので、本当かどうかは不明)完全に自宅でできたので、らくちんでした。

スマホ解約しても、dアカウントは削除されない

1点落とし穴がありました。「スマホの解約をしても、dアカウント自体は生き残る」という点です。docomoを利用しないのに、アカウントが残ってしまうって、ちょっと気持ち悪いです。

dアカウントも削除することにしました。Googleで「dアカウント」と検索して、サイトをクリックします。サイトは、こちらです。今回は、PCのVivaldiブラウザからアクセスしました。

Google「dアカウント」の検索結果ページ

右上の「アカウント管理へ」をクリックします。

dアカウントページ画像1 アカウント管理へ

ログインします。場合によっては、二段階認証が表示されます。

dアカウントページ画像2

連絡先携帯電話番号登録をお願いされました。さっき解約したので、電話番号は持っていません。「あとで登録する」をクリックします。

dアカウントページ画像3 連絡先携帯電話番号登録のお願い

dアカウントがエラーで削除できない

dアカウントメニューが表示されたら、ID/パスワード管理の「dアカウントの廃止」をクリックします。

dアカウントページ画像4 dアカウントの廃止

さっきログインしたにも関わらず、再度IDとパスワードを求められます。

dアカウントページ画像5 廃止確認

「よーし、これで解約できるぞー!」と思っていたら、はい、じゃーーん。下記画像のようなエラーが表示されて、解約できませんでした。

dアカウントページ画像6 ドコモの電話番号が登録されている場合は本機能はご利用いただけません。(UW10F1)

ドコモの電話番号が登録されている場合は本機能はご利用いただけません。(UW10F1)

また、dカード、DCMXいずれかのポイント付与先に設定されている場合、またはdアカウント(ドコモの回線をお持ちでない方向け)にドコモ光を登録されている場合も本機能をご利用いただけません。(W9298)

dアカウント – エラー

僕の場合、docomoの電話番号は解約したので、登録されていないはずです。調べると、「ポイント共有グループ」に加入していると退会できないということが判明しました。この時点で、既に「なんじゃこのめんどくさい仕様は…」と嘆いていました。

「ポイント共有グループ」がオンライン上で退会できない

早速、Googleで「ポイント共有グループ 退会」と検索すると、上位にdocomo公式サイトが出てきました。以下のURLです。

公式サイトによると、「ポイント共有グループ」の退会・廃止は、オンライン上で可能だそうです。

「ポイント共有グループを廃止したい|dポイントクラブについてのよくあるご質問」のスクリーンショット

僕の中のdocomoのイメージは、「通信事業者のくせに、オンライン上では全然手続きできなくて、実店舗に行く必要がある…」だったので、オンラインで解約できると聞いて、嬉しかったです。

「ドコモオンライン手続きの場合こちら」というリンクがあるのでクリックします。別のページに飛びます。パソコン・スマートフォン(略)の「お手続き)をクリックします。

ポイント共有グループの廃止手続き画面1

この時、小さい文字で「ポイント共有グループの代表会員の方から、お手続きいただけます。」と注意書きが目に入りました。この時点で、うすうす嫌な予感はしていました。まるで、代表会員以外は、変更できないみたいなね…。

まぁ、さすがにね…できるでしょう…と信じて、次の画面へ進むのでした。

dアカウントの会員情報ページが表示されます。「dポイントクラブ情報」をクリックします。

ポイント共有グループの廃止手続き画面2

ページをスクロールすると、「ポイント共有グループ」という項目があります。

はい、ここポイントです。なんと、他の項目は、「変更、申込」があるのに、「ポイント共有グループ」だけ、ボタンがないのです。退会する手段が、そもそも用意されていませんでした。

ポイント共有グループの廃止手続き画面3

「契約中」と書かれているのに、解約できない歯がゆさ…。ひどいですよね、ほんと。

恐らく「親会員」ではなく、「子会員」だからなんでしょうが、それでもひどい…!最初のページには、オンラインで手続きできるって書いてあったじゃん…!嘘つきめ…!

退会するために、インフォメーションに電話

オンラインで、退会できないということが判明したので、続いてインフォメーションに電話することにしました。docomo回線の電話からなら、電話番号151でかけられます。らくちんですね。

新しく購入したPixel 6aの電話アプリスクリーンショット

ながーい機械音声であれやこれや言われた後、以下のような機械音声が再生されました。

NTTドコモです。ただいま、大変電話が混み合っています。

恐れ入りますが、もうしばらくお待ちください。

インフォメーション(151)センターから言われた機械音声

「まぁまぁ、大企業あるあるだね。もうしばらく待つか…」

5分、10分、15分経過…。全然出てくれませんでした。もう諦めて切りました。もう少し粘ればよかったんですが、ポイント共有グループから解約するためだけのために、これ以上貴重な時間は割きたくありませんでした。

第二のインフォメーションに電話

さて、どうしたものか…と思って、親が契約したdocomo関係の書類を見ていたら、別のインフォメーションの電話番号が記載されていました。

「0120-582-568」と記載されたdocomoの書類画像

うすうす感じているかもしれませんが、何を隠そう、僕は対面が本当に嫌いです。オンラインで完結できるのが理想です。どうしてもだめなら電話です。実際に実店舗に行くのは、本当に最終手段です。コロナウイルスもあるので、なおさらです。

「0120-582-568」にかけてみました。151の時と同じで、機械音声が再生されました。何番か忘れたのですが、数字を押して少し待つと、151の時と違って、人が出てきました。「おぉ!」と思わず、言っちゃうくらい嬉しかったです。

事情を説明して、「ポイント共有グループを退会したいです。一緒にdアカウントも削除してくだされば助かります~。オンラインでできるって言われたけど、できませんでした~。どうしたらいいですか~?」みたいに言いました。(実際はもっと真面目トーンです)

すると、以下のような返信が返ってきました。

「現在の契約者本人が電話をするか、解約したいご本人様が、お近くのドコモショップに来店すれば、ポイント共有グループから退会できます。なお、実店舗に行く場合は、本人確認証と、dアカウントのIDやパスワードなどの情報が必要になります。」

docomoインフォメーションの方からの回答

「いや、この電話では、できないんかーい!」というツッコミを抑えて、感謝の気持ちを伝えました。結局、オンラインにしても、インフォメーションにしても、契約者本人(僕の場合、親)じゃないと、なーんにもできないということですね。

しかし、「解約したいご本人様が、お近くのドコモショップに来店すれば、ポイント共有グループから退会できます。」という部分に注目です。

本当にこの文言通りに仰っていました。つまり、契約している親じゃなくても、僕が来店すれば、解約できるということですか!?それならば、仕方ない。対面がマジで嫌いなナポリタン寿司が、一肌脱ごうではありませんか。

docomoショップに来たけど、退会できなかった

もぅ見出しにがっつり書いてしまいましたが、ドコモショップ(通称DS)に行っても、退会できませんでした。

まず、待ち時間が長かったです。いきなりショップに行くのは、申し訳ないと思い、事前にネットで来店予約しました。

行ってみると、年配の方の対応に追われていて、予約時間を過ぎても、店員さんが来ることはありませんでした。椅子に案内されただけです。

docomoの受付にいる年配の方のイメージ画像
僕が来店した時のイメージ画像

これはショップの非じゃないので、全く気にしていません。「年配だから遅かったんだ!」というつもりもありません。ショップ内に展示されているスマホを見ていると、店員さんが来ました。

予約した時に、向こうから電話がかかってきて、事情は説明していたので、既に内容を把握されていました。いちお、「ポイント共有グループから僕だけ退会したい。そもそもdアカウントを削除したい」という旨を伝えると、「少々お待ちください~」と再び奥に行かれました。

その後、dアカウントのID、パスワードを聞かれたので、店員さんが持っているタブレットに入力しました。

この間が長い。なんで、退会するだけなのに、こんなに待たされるんだってくらい、店員さんが奥に行って、別の方と話していました。「本当にdocomoの店員か?何も知らないんじゃ?」ってくらい、遅かったです。

そして、長い間待たされた挙句、言われたのは、「すみません~。契約者と解約したい方の名義が異なるので、解約できませんでした~」って…。

うぉおおいい!!

同じ下りを、こっちはオンラインとインフォメーションで経験していました。インフォメーションにて、「実店舗に行けば、解約したい本人だけでも退会できる」と言われたのに、結局できませんでした。

こっちがパスワード入力した後、店員さんが「あ、これポイント共有グループを退会しないと、dアカウント削除できないんですね…」みたいな独り言いっていたけど、こっちにバリバリ聞こえていました。店員でしょ!?なんで知らないの!

そもそも、店側の権限とかで何とかならないんですか!?店員がやっていることって、ただ僕がオンラインでやっていた作業を代行しただけなの!?こっちと同じ権限しか持ってないの!?いる意味ねーじゃん!オンラインでできなかったから、インフォメーション→実店舗とたらい回しになったのに、やっている内容は、オンラインと全く一緒て…。

……となりました。もちろん、僕は人見知り小心者なので、そんなことは言いません。実際は、「あ、そうなのですね~。えへへ。お仕事お疲れ様です~」くらいのテンションです。影で調子に乗るタイプの最低人間です。

「結局どうすればいいのでしょうか?」と質問をすると、以下の回答が得られました。

  • 契約者本人(親)が、インフォメーションに電話する
  • 僕のdカードの契約者名義を、親から僕に変更する

やっぱり、家族会員の場合、何にせよ親の権限が必要だそうです。逆を言えば、親の力を頼るならば、簡単に退会できると思います。

契約者変更は、オンラインでできない

「だったら、契約者の名義を、僕の名前に変更しよう!」と思って、調べると、オンラインでできないことが判明しました。実店舗のみです。さらに、名後変更後の僕だけで来店する場合、現在の名義人からの委任状が必要だそうです。不正防止のため、当然と言えば当然ですね…。

つまり、契約している親の委任状が必要です。委任状は、こちらから入手できました。

これで、全てを理解しました。

「契約している人が絶対。それ以外の人は、家族であろうと、サービスの変更はできない」ということです。

結局、どうしたって?諦めましたよ。dアカウントの削除はあきらめました。だって、どうしようもないんだもん…。(※記事冒頭に書きましたが、父親が来店したおかげで、無時に退会できました。)

システムにも不満があるけど、それよりdocomoの対応に疑問

僕のようなケースは、レアだと思います。親が参戦すれば、すぐに解決するためです。大学生の僕だけで、どうにかしようとしているから、こんなにぐたぐたしています。

だから、システム自体には、あまり文句は言いません。第三者が好きなように変更できたら、困りますもんね。家族はいいでしょ…とも思いますけど…。

今回、僕がイライラしたのは、それぞれの対応・言っていることが異なった点です。例えば、公式サイトでは、オンラインだけで手続きできるって書いてあります。(こちら

しかし、蓋を開けてみれば、契約者本人じゃないと変更できない、子会員の家族は変更の権限がないとのことです。

そう思って、インフォメーションに電話したら、「実店舗に行けば、解約したい本人だけでも大丈夫」と言われました。でも、実際行ってみると、結局親じゃないとダメだってなりました。

実店舗の店員さんは店員さんで、「次はこちらに記入してください~。はい、少々お待ちください~」といった感じで、順調に退会処理が進んでいる風を出しておきながら、結局できませんでした~って…。こっちはIDもパスワードも免許証も提示したのに…。

やっていることは、オンラインの手続きと一緒だったって点にも疑問です。何のために店があるの?と思いました。名義の契約を変更すれば、退会できると言われましたが、そもそも契約変更自体が、委任状を書いてもらうにしても親が必要です。

大企業だからこそ、意思疎通が難しいというのは分かります。だけど、もう少しうまいことできないのかなーと思いました。

結局、退会できなかったという点よりも、今回の一連の対応に疑問が残りました。

契約者本人(親)を頼ればいいじゃんって話なんですけどね…。僕の家庭、ちょっと色々ありまして…。契約者本人、つまるところ父親との間に、それはそれは大きな溝があって、どうにもdocomoのサービス退会のためだけに、相談できない状況です。

母親とは話せるのですが、契約しているのは父親なので、母親が出てきても、全く意味がないのですよね。詰みです。アカウントが残り続けるのは気持ち悪いですが、料金が発生するわけでもないので、このまま放置したいと思います。

感想

以上、ポイント共有グループの退会、dアカウントの廃止を発端とした、docomoサービスへの不満についてでした。

実店舗から帰ってきて、一番に何したと思いますか?「シャトレーゼ チョコバッキー」(パリッと食感のチョコが練り込まれたバニラアイス)をドカ食いしました。ドカ食いといっても1本だけですけど。

甘いものを食べたナポリタン寿司は、一連の出来事を綺麗さっぱり忘れたのでした。甘いものしか勝たんです。そして、その後たどり着いた結論を書いて、本記事を締めたいと思います。

結論:docomoは悪くない。僕と親の仲が悪いのが問題。docomo、これからも無理せずファイト!

2022年8月16日豆知識系