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【Monosnap】「Can’t open the editor」と表示される時の対処法

2022年6月13日豆知識系

「Monosnap」のアイコン

この記事では、Windowsのキャプチャーソフト「Monosnap(モノスナップ)」で、「Can’t open the editor」と表示されて、編集画面が表示できない時の対処法について書きます。

画像のビットの深さが原因かもしれません。

【Monosnap】「Can't open the editor」と表示される時の対処法

ある日、画面キャプチャーソフト「Monosnap(モノスナップ)」でいつものように、画像をキャプチャーしていたら、「Can’t open the editor(エディタを開けません)」と表示されて、編集画面が起動できなくなりました。

具体的には、以下の2つの方法が使えなくなりました。

  • ドロップゾーンアイコンに編集したい画像をドラッグ&ドロップした時
  • タスクトレイアイコンの右クリック→「Open image」をクリックした時

どちらの方法も、本来なら「Monosnap」の編集画面が表示されます。しかし、この現象が発生してからは、右下に「Can’t open the editor」と表示され、編集画面が表示されません。

「Can't open the editor」ポップアップ画像

どうしたものかと色々試していると、解決したので備忘録(びぼうろく)として書いておきます。解決したといっても、原始的な方法です。本ソフトについては、下記記事を参考にしてみてください。

「Can’t open the editor」の解決方法

どういった状況によるかで対処法が異なります。ほとんどの方が、1つ目の方法で解決すると思います。

特定の画像でのみ発生するなら、再保存してみる

僕がこの状態でした。特定の画像のみ編集画面が起動できませんでした。

例えば、「テスト.png」をドロップゾーンアイコンにドラッグ&ドロップすると、編集画面が表示されるのですが、「テスト2.png」をドラッグ&ドロップすると、「Can’t open the editor」と表示されるといった感じです。

「何で画像によって挙動が変わるのかな?」と思い、調べてみると、「画像のビットの深さ」が関係していると突き止めました。

僕と同じように特定の画像でのみ発生する方は、以下の2点が共通していると思います。全然違ったら恥ずかしいです。

  • 拡張子はPNG
  • ビットの深さが「8」になっている

重要なのは、ビットの深さです。ここの数値が「8」になっていると、「Monosnap」で編集画面が表示されません。一方、「32」だと開けます。ビットの深さは、Windowsのファイルプロパティ画面から確認できます。

編集画面が開けない画像を右クリック→「プロパティ」をクリックします。

画像のビットの深さを確認する手順画像1

詳細タブをクリックします。「ビットの深さ」項目で、確認できます。編集画面が開けない画像は、「8」になっているはずです。

画像のビットの深さを確認する手順画像2

この場合、ペイントなどのソフトを使って、再保存することで、「32」に変更できます。

問題の画像を右クリック→プログラムから開く→「ペイント」をクリックします。開けたら、ファイルタブ→名前を付けて保存→「PNG画像」を選択します。

ペイントアプリのスクリーンショット

元画像とは別の場所に保存します。これで、ビットの深さが「32」になります。「32」だと、正常に「Monosnap」で開けるはずです。

ペイントで再保存した画像のプロパティ

僕の場合、「PriScVista」というキャプチャーソフトで、保存形式を「アルファチャンネルPNG 256色」にしていると、この問題が発生しました。「アルファチャンネルPNG」にすることで、改善しました。

「PriScVista」ソフトの設定画面

僕は、初心者なので分かりませんが、PNGの256色にすると8ビットになるのですかね~。さっぱりです。

再インストール

特定の画像ではなく、全ての画像で編集画面が開けない場合は、「Monosnap」を一旦削除して再インストールします。これで解決すると思います。

Windows11の設定から削除してもいいのですが、できれば「Revo Uninstaller」などで、残骸ファイルごと抹消することをおすすめします。

PC内に残っているユーザーデータによる不具合の可能性が考えられるため、不要なデータ諸々全削除すると、うまく動作する可能性が高まります。

「Revo Uninstaller」で、Monosnapを削除している画面
ポイント

残留ファイルごと削除する場合は、「Monosnap」の設定がリセットされます。

保存場所、撮影後の動作、自動保存設定など、リセットされたら困る項目については、事前にスクリーンショットを撮影して、再度セットアップし直せるようにしておきましょう。

以下のボタンからインストーラーを入手できます。

ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックで起動します

エクスプローラーのスクリーンショット

再インストールできたら、元通り、編集画面が起動されます。

感想

以上、ブロガーにおすすめのキャプチャーツール「Monosnap(モノスナップ)」で、「Can’t open the editor」と表示されて、編集画面が開けない問題の対処法でした。

何で、8ビットの画像が開けないのかは分かりませんが、ビットの深さを32ビットにすることで解決します。

2022年6月13日豆知識系