マウスやキーを一切使わず、ゲームを起動してみよう!

2022年8月13日Windows11,その他

Xboxのアイコン

この記事では、「Xbox Game Bar」を使って、マウスとキーボードを一切使わずにゲームを起動する方法、及びXbox Game Barに頼らず、「JoyToKey」を使って、PCを操作する方法について書きます。

マウスやキーを一切使わず、ゲームを起動してみよう!

いつの間にか、コントローラーをPCに接続すると、「Xbox Game BarWindowsG)」のコントローラーバー画面が表示されるようになりました。大分前からあったのですかね…?だとしたら、全然気づきませんでした。

これにより、PC起動→ゲーム起動まで、一切キーボードを使わなくても、最近プレイしたゲームを起動できます。Xbox Game Barのコントローラーバーには、過去プレイした2~3個のゲーム・アプリ、Xbox、Steam、Epic Gamesなどが表示されます。

名前通り、コントローラーで操作できるので、そのバー内に表示されているゲームを起動できます。

バー内に表示されていないゲームは残念ながら起動できません。しかし、固定でXboxのアプリアイコンが表示されているので、そちらのアプリを起動→購入したゲームを起動できます。

SteamとEpic Gamesのアイコンも表示されていますが、コントローラーで操作できないので、あんまり意味はないです。

コントローラーを接続した時に自動表示されますが、Logicool製のコントローラー(F310r)の場合、中央のLogicoolボタンを押すことでも表示できました。コントローラーを使っている方、ぜひ参考にしてみてください。

また、Xbox Game Barに頼らずに、JoyToKeyソフトを使って、Windowsをコントローラーで操作する方法についても書きます。JoyToKeyは、コントローラーに好きなキーボードのキーを割り当てることができるソフトです。

これにより、Xbox Game Barがうまく動作しない環境でも、コントローラーだけで、ゲームを起動・プレイできます。

「PCは、もっぱらゲームに特化していて、キーボードとマウスは、ほぼ使っていない!ゲームするまでに、いちいちマウスとキーボード操作するのがめんどくさい!全部コントローラーだけで完結させたい!」という方、ぜひ参考にしてみてください。

Xbox Game Barを使って、ゲームを起動する方法

動画を見た方が分かりやすいと思うので、YouTubeに公開した動画を貼っておきます。JoyToKeyを使った方法を知りたい方は、こちらに飛んでください。

コントローラーをPCに接続します。接続すると、自動的にモニター上にXbox Game Barのコントローラーバー画面が表示されます。コントローラーの矢印キーで操作できます。

目的のゲームを見つけたら、コントローラーの決定ボタンを押します。バー内に目的のゲームがない場合は、残念ながら起動できません。

Xbox Game Barのコントローラーバー画像
Xbox Game Barが表示されない場合

コントローラーを接続しても、Xbox Game Barが表示されない場合、設定でオフにしている可能性があります。

Xbox Game Barを開いて、(WindowsG)歯車アイコンをクリックします。

「コントローラーバー」を選択して、「コントローラーが接続されているときにコントローラーバーを自動的に開く」にチェックします。既にチェックが入っている場合は、一度オンオフすると正常に動作するかもしれません。

Xbox Game Barの設定画面

逆を言えば、コントローラーを接続した時に、勝手に表示してほしくない場合、チェックを外します。

ゲームは、最近プレイしたタイトルが表示されます。僕の場合、アストリアアセンディングAPEX、そしてなぜかウェブブラウザVivaldiが表示されていました。

もし、起動したいゲームが、Xboxアプリ内で購入したタイトルならば、Xboxのアプリを起動します。Xboxアプリ内は、コントローラーで操作できます。

Xboxのアプリ写真 マイライブラリ

僕は、Xbox Game Pass for PCに加入しています。ゲームのサブスクです。その中にあるゲームであれば、キーボード・マウスを触らなくて起動できるということですね。

ゲームが起動します。ゲーム内は、いつも通りコントローラーで操作できます。

アストリアアセンディングのスクリーンショット
参考:アストリアアセンディング

毎回コントローラーを抜き外しするのがめんどくさい場合

コントローラーによっては、専用のボタンが用意されている場合があります。

僕が持っている「Logicool G ゲームパッド コントローラー F310r」の場合、「Logicoolボタン」と呼ばれるボタンを押すと、Xbox Game Barのコントローラーバーが開きます。

「Logicool G ゲームパッド コントローラー F310r」の写真

以前は、何も反応しなかった気がするんですが、いつの間にか対応していました。調べても情報が出てこなかったので、いつ対応したのかは不明です。

実際に起動してみた動画を貼っておきます。手元動画も一緒に撮影したので、見やすいと思います。

なお、ゲーム中でも確認できました。コントローラーだけで、ゲーム録画、ウィジェットの確認、移動ができます。

Xbox Game Barを使わずに、好きなゲームを起動する手順

恐らく色々方法はあると思いますが、僕が真っ先に思い浮かぶのが、フリーソフト「JoyToKey」の利用です。

本ソフトは、コントローラーに好きなキー・マウス操作を割り当てられるソフトです。

本来は、コントローラー非対応のゲームを無理やりコントローラーでプレイするためのソフトですが、今回のように、PCをコントローラーで操作する時にも使えます。

コントローラーのパッドにマウス操作、決定ボタンに左クリックを割り当てるといったことが可能です。ゲームを起動するのに、必要なキー・マウス操作を、コントローラーに割り当てることで、コントローラーのみで、ゲームを起動できます。

Xbox Game Barを使った方法だと、PCのシャットダウンまではできません。どうしても最後、キーボードとマウスが必要になります。一方、JoyToKeyだとPC操作自体をコントローラーに割り当てるので、コントローラーだけでシャットダウンまでできます。

JoyToKeyのインストール

以下のボタンからダウンロードできます。

「ダウンロードはこちら」をクリックします。

JoyToKeyのダウンロードサイトの写真

ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックで起動します。

JoyToKeyのインストール手順画像1

「同意する」を選択して、「次へ」をクリックします。

JoyToKeyのインストール手順画像2

JoyToKeyのファイルを入手(僕が作成)

JoyToKeyは、それはそれは便利なソフトなんですが、初回設定が結構大変です。自分でキーやマウス操作をコントローラーの好きなボタンに割り当てる作業が必要です。初心者さんだと、ここで挫折しちゃうかもしれません。

そこで、僕好みにはなってしまいますが、ファイルを作成しました。こちらのファイルを、JoyToKeyに読み込ませるだけで、すぐにコントローラーで、PCを操作できます。

以下のボタンからダウンロードできます。

ダウンロードしたら、圧縮ファイルになっているので解凍します。解凍ソフトは、各自で用意してください。

僕が作成したJoyToKeyの設定ファイル導入画像1

解凍できたら、中にある「デフォルト」と「PC操作用」の2つのファイルをコピー・あるいは切り取りします。

僕が作成したJoyToKeyの設定ファイル導入画像2

エクスプローラーのアドレスバーに、以下のパスを貼り付けます。JoyToKeyの設定ファイルの保存場所が開きます。もし、JoyToKeyフォルダーがない場合は、一度JoyToKeyを起動してみてください。自動的に作成されるはずです。

D:\ドキュメント\JoyToKey

この中に、コピーした2つのファイルを貼り付けます。

僕が作成したJoyToKeyの設定ファイル導入画像3

JoyToKeyを起動すると、先ほど読み込んだ設定ファイルが2つ表示されます。既に起動していた場合は、JoyToKeyの再起動が必要かもしれません。JoyToKeyを終了するには、ファイル→「終了」をクリックします。

僕が作成したJoyToKeyの設定ファイル導入画像4

この時点で、「PC操作用」を選択して、コントローラーのパッドをぐりぐり動かしてみてください。多分、マウスがパッドの動きに応じて動くはずです。

後で自分好みにカスタマイズできるように、必要最低限の機能しか割り振っていません。以下の通りです。

左パッドマウス
右パッド
Aボタン左クリック
Bボタン右クリック
LBボタンマウスホイール上回転
RBボタンマウスホイール下回転

JoyToKeyをアクティブにしていたら反応しないので、一度最小化して試してみてください。設定→全体設定→「ボタン割り当ての実行を一時的に無効化する」のチェックを外すと、JoyToKeyをアクティブにしていても、反応します。あんまりおすすめはできませんけどね。

いちお、完了なんですが、ゲームによっては、上記設定が無理やり適用されて、正常にコントローラー操作できない場合があります。

上記の配列・割り当ては、デスクトップ画面などのゲームを起動するまで用です。ゲームを起動してからは、本来のコントローラー操作に戻ってほしいわけです。

何も設定しなかったら、JoyToKeyが認識してくれないので、「このゲームをプレイしている時は、普通のコントローラー操作にしてね~」と指示する必要があります。

そこで、次の作業の出番です。

ゲームごとで、アプリケーションとの関連付けを設定

「普段は、PC操作用のファイルにして、特定のゲームを起動している時は、デフォルトファイルにしてね~」と指示する作業に移ります。この作業をすることで、特定のゲームを起動した時だけ、別の設定ファイルを適用することが可能です。

ゲームごとで、割り当てを変更したい時に便利です。

JoyToKeyを起動して、設定→「アプリケーションとの関連付け」をクリックします。

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像1

何も登録されていないと思うので、左下の「追加」をクリックします。

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像2

ここで、ゲームのタイトルなどを指定します。

しかし、初心者だと、どこに実行ファイルがあるか分からないと思います。この場合、「アプリケーション情報の取得」をクリックします。ゲームを起動するだけで、自動的に情報を取得してくれます。

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像3

以下のダイアログが表示されたら、先に情報を取得したいゲームを起動します。起動できたら、恐らくフルスクリーンになっていると思うので、WindowsDや、AltTabを使って、JoyToKeyに戻ります。終了はしません。

ゲームを裏で起動できたら、「タイマーを使ってアプリケーション情報を取得」をクリックします。

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像4

この時に、先ほど裏で起動しておいたゲームをアクティブにします。タスクバーのアイコンをクリックしたり、AltTabを活用してみましょう。

ゲームをアクティブにできたら、そのまま3秒間待機します。何もせずに、待つだけです。経過すると、自動的にJoyToKeyの画面が表示されて、アプリケーションの情報が記載されています。具体的には名前、Path、Titleです。

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像5

「関連付ける設定ファイル」をクリックして、「デフォルト」を選択します。それ以外の部分は、弄らなくてOKです。「OK」で保存します。

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像6

以下のように、自分がプレイするゲームの数だけ、じゃんじゃん追加します。関連付ける設定ファイルは、「PC操作用」ではなく、「デフォルト」です。(僕が配布したファイルを使う場合)

JoyToKeyの「アプリケーションとの関連付けを設定」画像7

これで、以上です。JoyToKeyは起動したままで、「PC操作用」ファイルを選択します。

ポイント

設定ファイルが切り替わった瞬間に通知してほしい場合は、設定→全体設定の「設定ファイルの切り替え」をチェックしてみましょう。

通知してほしい場合は、「切り替わったらタスクトレイのメッセージで通知」にチェックします。音が欲しい場合は、「切り替わったらサウンドで通知」にチェックして、任意の音声ファイルを指定します。まぁ、チェックしなくてもいいかなーといった感じです。

JoyToKeyの全体設定画像

JoyToKeyスタートアップに登録

デフォルトでは、スタートアップに登録されていないので、自分で登録する必要があります。

スタートメニューからJoyToKeyを見つけて、右クリック→「ファイルの場所を開く」をクリックします。

JoyToKeyのスタートアップ登録画像1

JoyToKeyのショートカットが表示されるので、コピーします。「ショートカットの作成」でもOKです。

JoyToKeyのスタートアップ登録画像2

続いて、エクスプローラーのアドレスバーに、以下のパスを入力します。コピペでもOKです。

shell:startup

スタートアップフォルダーが開くので、先ほどコピーしたJoyToKeyのショートカットを配置します。(貼り付け)

JoyToKeyのスタートアップ登録画像3

これで、次回Windows起動時から、JoyToKeyが一緒に自動起動します。

JoyToKeyでゲームを起動

JoyToKeyを起動して、「PC操作用」を選択します。スタートアップに登録した場合は、次回以降、キーボードとマウスを触らずに、コントローラーで操作できます。

実際に動画を貼っておきます。デスクトップからゲーム起動まで、コントローラーのみで操作しています。

ゲームは、スタートメニュー・タスクバーのピン留め、あるいは、デスクトップのショートカットアイコンなどを活用して、アクセスしやすい場所に配置するといいかなと思います。

「アプリケーションとの関連付け」で設定したゲームを起動した時に、設定ファイルが切り替わります。

【応用編】PCシャットダウン、設定ファイルの切り替えなどを追記

応用で、PCシャットダウン(AltF4)、設定ファイルの切り替えを割り当てる方法を書きます。JoyToKeyは、LTボタンを同時押しした時に、AltF4を押す…といった、複雑な操作も可能です。

PCシャットダウンのダイアログ

PCのシャットダウンを素早く行うためのダイアログ(AltF4)を登録してみます。

JoyToKeyを起動→PC操作用を選択→一番下にある「Button32」をダブルクリックします。別にButton32じゃなくてもOKです。単に、何も割り当てられていないボタンが32だからです。

PCシャットダウン(Alt+F4)割り当ての設定画像1

「キーボード:基本入力」を、上にAlt、2番目にF4キーを入力して、OKをクリックします。

PCシャットダウン(Alt+F4)割り当ての設定画像2

設定したButtonに、AltF4が登録されていればOKです。続いて、「Options」タブをクリックします。

PCシャットダウン(Alt+F4)割り当ての設定画像3

「ボタン割り当ての変更」をクリックします。

PCシャットダウン(Alt+F4)割り当ての設定画像4

AltF4を登録したButtonを選択します。「下記の入力があったら押されたことにする」のドロップダウンリストに、好きなボタンを指定します。

例えば、LTボタンの組み合わせにしたい場合、1番目を「Button11」、2番目を「POV:↓」にします。

PCシャットダウン(Alt+F4)割り当ての設定画像5

これで、「PC操作用」設定ファイルを選択している時に、LTを押すと、Windowsのシャットダウンダイアログが表示されます。

Windows11のシャットダウンダイアログ画像

設定ファイル切り替え

続いて、JoyToKeyの設定ファイル切り替え機能を、割り当ててみます。「アプリケーションとの関連付け」機能が動作しなかった場合に、手動で設定ファイルを切り替えることができます。

どのボタンに割り当ててもいいのですが、ここでは「Button31」で、LTとして割り当ててみます。手動で「PC操作用」と「デフォルト」ファイルを切り替えるのが目的なので、両方の設定ファイルに、それぞれ設定します。

「Button31」をダブルクリックします。

設定ファイル切り替えの割り当て画像1

「特殊機能」→「他の設定ファイルに切り替える」のドロップダウンリストで、任意の設定ファイルを選択します。

設定ファイル切り替えの割り当て画像2

「デフォルト」の設定ファイルには、「PC設定用」、PC操作用の設定ファイルには、「デフォルト」といったように、交互で組み合わせるといいかなと思います。

続いて、シャットダウンダイアログ割り当ての時と同じで、そのボタンをカスタマイズします。

僕は、「Button31」に登録したので、「Options」タブ→ボタン割り当ての変更→Button31に、「Button11」と「POV:→」を組み合わせます。

設定ファイル切り替えの割り当て画像3

これで、仮にゲーム起動時に、アプリケーションの関連付け機能が発動しなかった場合でも、LTで切り替えられます。

その他あると便利なツール

CLaunch

アプリランチャーソフトです。本ソフトには、特定のアプリに別のアプリを紐づけて、同時起動することが可能です。

例えば、JoyToKeyを起動すると、一緒に特定のゲーム、かつキャプチャーソフトを起動する…といったことが可能です。

CLaunchのスクリーンショット

単純にゲームに関係なく、あると便利なアプリです。ゲームアプリをまとめて登録しておけば、いつでも呼び出し→好きなゲームをコントローラーで起動できます。

CLaunchの詳しい使い方には、以下の記事を参考にしてみてください。

KIOKU、Lightscreenなどのキャプチャーソフト

ゲームのスクショを撮影したい方は、専用のキャプチャーソフトを導入すると便利です。KIOKULightscreenあたりがおすすめです。好きなキーに、スクリーンショット撮影を割り当てられます。

Lightscreenのスクリーンショット

キーに割り当てられるということは、そうです。JoyToKeyで、好きなコントローラーボタンに割り当てることができます。

例えば、LTにスクリーンショット撮影を割り当てる…といったことが可能です。

シャットダウンのショートカットアイコンの作成

もっと素早く、PCをシャットダウンしたい方は、ダブルクリックで起動すると、自動的にPCをシャットダウンする、ショートカットアイコンを作成するといいかもしれません。

デスクトップの空いているところを右クリック→新規作成→「ショートカット」をクリックします。

以下のパスを貼り付けます。

shutdown s t 0 hybrid
シャットダウンのショートカットの作成ダイアログ(shutdown s t 0 hybrid)

上記のパスは、下記記事を参考にさせていただきました。感謝です。

参考:シャットダウンのショートカットを作成する方法【Windows11】 | 石川パソコン修理センター

これで、アイコンが作成されます。あとはPCの電源を切りたい時に、本アイコンをダブルクリックします。(コントローラーの決定ボタン2回押し)

シャットダウンのショートカットアイコン

感想

以上、Windows11で、キーボードとマウスを一切操作せずに、特定のゲームを起動・プレイする方法でした。

本記事は、読者の方から、「こういうことできませんか?」と聞かれたので書きました。とりあえず、JoyToKeyをマスターすれば、コントローラーだけでPC操作できます。

Posted by ナポリタン寿司