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【Pixel】360°写真をPCで確認する方法。専用のアプリを使おう!

2022年8月28日Android

Googleのアイコン

この記事では、Pixelシリーズの純正カメラで撮影した「360°写真」をPCで確認する方法について書きます。

360°写真、めちゃくちゃ迫力があっていいですよね。

【Pixel】360°写真をPCで確認する方法。専用のアプリを使おう!

Google Pixelで撮影した360°写真は、「RICOH THETA」というソフトを利用するか、Googleフォト経由で確認すると、PCでも綺麗に表示されます。

RICOH THETA(リコーシータ)」とは、株式会社リコーが販売している360度全天球カメラのことです。360°写真が撮影できるカメラですね。こちらのメーカーが出しているソフトを利用します。360度カメラが売りなので、ソフトも360°写真に特化しています。

あるいは、「Googleフォト」から確認することでも、最適化された状態で確認できます。

僕は、Pixel 6aを持っています。初めてのPixelシリーズだったんですが、カメラに「360°写真」というのがあって驚きました。文字通り、360°、全景色が1枚の写真にできるんです。撮影に時間がかかるというデメリットがありますが、すごいです。

カメラ起動→モード→「360°写真」から利用できます。

Pixel 6aで360°写真を使う手順画像

恐らく、Google(Pixelシリーズ)の特権だと思います。僕が持っていた「Galaxy S8」にはありませんでした。まぁPixelに搭載しているカメラアプリを他のスマホに導入すれば、使えそうな気もしないでも…。

そんな360度写真ですが、撮影した本体である「Pixel 6a」では普通に確認できます。スワイプで、自由自在に写真を回せます。

Pixel 6aで360度写真を確認してみた画像

一方、PC(Windows)に標準搭載されているMicrosoftのフォトアプリだと、ただの見にくい写真になってしまいます。スマホみたいにくるくる回したいです。大迫力の写真が台無しです。

PCのMicrosoftフォトアプリで、360°写真を閲覧した画像

そこで、本記事ではPixelの360°写真を、PCでもちゃんと見る方法について書きます。

筆者が所有しているPixelシリーズ:Google Pixel 6a(2022年7月下旬に発売)

Googleフォトで確認する

1つ目に紹介するのは、Googleフォトを使った方法です。

Googleフォト」に360°写真をアップロードします。Pixel 6aの場合は、Googleアカウントにログインしておけば、勝手にアップロードするはずです。

アップロードできたら、PCのブラウザから、Googleフォトにアクセスします。Chrome、Edge、Vivaldi、Firefox、何でもOKです。

アップロードした360°写真をクリックします。

Googleフォトで、360°写真を確認する手順画像1

ブラウザ上で、大迫力の360°写真を確認できます。マウスでくるくる好きな視点にできます。ホイール回転で拡大縮小できます。

Googleフォトで、360°写真を確認する手順画像2

特別なソフトをインストールしなくても、インターネット、ブラウザ、Googleフォトにログインできる環境さえあれば、チェックできます。ただし、インターネット上で閲覧しているので、多少の通信量を消費します。

Wi-Fiではなく、外出先のモバイルデータなどで閲覧する場合は注意です。

余談ですが、360度写真は絞り込めます。Googleフォトの検索ボックスに「360」と入力すると、候補が出てきます。

Googleフォトで360°写真・動画に絞り込む方法1

選択すると、360°になっている写真・及び動画だけに絞り込められます。

Googleフォトで360°写真・動画に絞り込む方法2

「RICOH THETA」で確認する

2つ目に紹介するのは、「RICOH THETA」ソフトを使った方法です。360°写真に特化したソフトなだけあって、Googleフォトと比べた時に機能が豊富です。球体に近い形状にもできます。無料で利用できます。

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

基本アプリ(RICOH THETA)のWindows、あるいはMacの「Download」をクリックします。基本的には、最新バージョンでOKです。僕はWindowsです。

RICOH THETAのダウンロード画面1
ダウンロードできない場合は、新規タブで開いてみよう

当環境だと、広告ブロッカーを導入しているせいか、「Download」をクリックしても開始されませんでした。代わりに、「Download」を右クリック→「新しいタブでリンクを開く」にすれば、正常にダウンロードできました。

RICOH THETAのダウンロード画面2

ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックで起動します。

RICOH THETAのダウンロード画面3

「同意する」でインストールします。

RICOH THETAのダウンロード画面4

インストールできたら、スタートメニューの「R行」にあります。

スタートメニューにあるRICOH THETA写真

使い方

本ソフトを起動して、Pixelで撮影した全天球イメージ(360°写真)をドラッグ&ドロップします。事前にPCに転送しておきましょう。Googleフォトにアップロードして、ダウンロードすると手っ取り早いです。

RICOH THETAで、Pixel 6aの360°写真を確認する手順画像1
ポイント

わざわざ本ソフトを起動してドラッグ&ドロップしなくても、写真を右クリック→「プログラムから開く」→「RICOH THETA」でもOKです。

RICOH THETAで、Pixel 6aの360°写真を確認する手順画像2

本ソフト内で、360°の綺麗な写真が表示されます。マウスでくるくる回せます。実際の動画を貼っておきます。

Googleフォトと違って、視点移動の自由度が高いです。球体に近い状態にもできます。通常の写真と違って新鮮です。

RICOH THETAで、Pixel 6aの360°写真を確認する手順画像3

2022年11月に撮影した広島県にある「万古渓(ばんこけい)」の360度写真も貼っておきます。

「RICOH THETA」で広島県廿日市市にある「万古渓(ばんこけい)」を閲覧しているGIF画像
動画:https://youtu.be/u2_RtdKuJZ8

なお、本ソフトは通常の写真の閲覧には向きません。無理やり360°になるように引き延ばされて見にくいです。

RICOH THETAで、Pixel 6aの360°写真を確認する手順画像4

残念なことに、現状WindowsのPCでは、通常のJPG写真と、360°のJPG写真を判別して、別々のソフトで開くといったことができません。

拡張子での紐づけなので、JPG写真を「Microsoftフォト」で開くようにしている場合、360°写真をダブルクリックしても、「RICOH THETA」で開けません。

設定で、「RICOH THETA」に変更できますが、それだと通常のJPG写真も「RICOH THETA」で開かれてしまいます。通常の写真は、RICOH THETAでの閲覧に不向きです。

360°写真専用の拡張子の実装、あるいは何かしらの方法で360°写真と通常写真を識別、別のソフトで開くように設定できればいいなと思います。現状だと、ちょっと歯がゆいですね。

感想

以上、Google Pixelシリーズ(僕の場合、6a)で撮影した360°の天球写真を、PCでも確認する方法でした。

手っ取り早さでいうと、やはりGoogleフォトでしょうか。インストールする手間はありますが、個人的には、自由度が高い「RICOH THETA」のほうがおすすめです。

2022年8月28日Android