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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Steam】最近ウィンドウが勝手に起動するんやが?対処法

2023年6月27日豆知識系

Steamのアイコン

この記事では、2023年6月頃から、PCを起動した時、「Steam(スチーム)」が勝手に起動するようになった件の対処法を書きます。

Steam設定→インターフェイス→「コンピューターの起動時にSteamを実行する」のチェックを外して、「-vgui -silent」のショートカットオプションを書き込んだアイコンをスタートアップフォルダーに配置します。

【Steam】最近ウィンドウが勝手に起動するんやが?対処法

2023年6月頃から僕の環境で、PC起動時に「Steam(スチーム)」が勝手に起動するようになりました。今まではバックグラウンドで起動していたんですが、最近になって、ウィンドウごとひょいっと出てくるようになりました。

「Steam」のストアページ画像

「ちょっと鬱陶しいな…」と思い、設定を漁ってみましたが、Steam設定→インターフェイス→「コンピューターの起動時にSteamを実行する」のチェックを外す項目しか見つけられませんでした。これだと、そもそもスタートアップに起動しなくなります。

とりあえず、その内容で本記事を公開したところ、読者様より、新しい方法を教えていただきました。この方法を活用することで、これまで通り、Windows起動時に、バックグラウンドで起動することができました。ただし、いつ使えなくなるのか分かりません。2023年7月時点では使えました。

Windows起動時にSteamのウィンドウを表示せず、最小化で起動する方法

手順としては、以下のようになります。全ての作業をすることで、今まで通り、Windows起動時にバックグラウンドでSteamを起動できます。

  1. Steamの設定から、スタートアップ起動を無効化する
  2. Steamの実行ファイルを開いて、ショートカットアイコンを作成する
  3. ショートカットアイコンに特殊な引数を付ける
  4. ショートカットアイコンをスタートアップフォルダーに配置する

Steamの設定から、スタートアップ起動を無効化する

まず、Steamの設定で用意されているスタートアップ起動を無効化します。Steamを起動します。どこのページでもOKです。上部の「Steam」をクリックします。「設定」をクリックします。

「Steam」アプリが勝手に起動しないようにする手順画像1
タスクバーのタスクトレイから開く方法

既にSteamが起動している場合、タスクバーのタスクトレイ(右下)にアイコンがあると思います。このアイコンを右クリック→「設定」をクリックしても、アクセスできます。

Windows11のタスクバーのタスクトレイから、Steam設定を開く手順画像

「インターフェイス」をクリックします。「コンピューターの起動時にSteamを実行する」をオフにします。

「Steam」アプリが勝手に起動しないようにする手順画像2
【余談】Steamの開始ページの変更

デフォルトで表示する最初のページは、「開始ページ」から変更できるようです。ストア、ライブラリ、ニュース、フレンドアクティビティ、コミュニティホームから選択できます。「ストアが嫌い!ウィンドウを表示するなら、せめてライブラリにして!」という時に便利そうです。

「Steam」アプリの開始ページを変更する手順画像

Windows起動時、勝手にSteamが起動しなくなります。僕の環境でも試してみましたが、起動されなくなりました。この方法だけだと、バックグラウンドでも起動しません。タスクバーのタスクトレイを見てみても、Steamアイコンがない状態です。

何かSteam上のゲームを起動したい時、いきなりゲーム起動…ではなく、まずSteam起動から入るので、少々時間がかかってしまいます。

Steamの実行ファイルを開いて、ショートカットアイコンを作成する

Steamのショートカットアイコンを作成します。既にデスクトップなどに置いている場合は、そのショートカットをそのまま活用しましょう。ここのステップを飛ばして、次の作業に移ってください。

エクスプローラーのアドレスバーに「C:\Program Files (x86)\Steam」と貼り付けます。

C:\Program Files (x86)\Steam

Steamが保存されている場所が開くと思います。もしインストール場所を変更している場合は、自分でSteamの実行ファイルがある場所を探します。

開いたら、「steam.exe」を探します。見つけたら、右クリック→「その他のオプションを確認」をクリックします。Shiftを押しながらの右クリックでもOKです。

Steamのショートカットアイコンを作成する手順画像1

「ショートカットの作成」をクリックします。

Steamのショートカットアイコンを作成する手順画像2

Steamのショートカットが作成されます。

Steamのショートカットアイコンを作成する手順画像3

ショートカットアイコンに特殊な引数を付ける

作成したショートカットアイコンを右クリック→「プロパティ(Alt+Enter)」をクリックします。

Steamのショートカットアイコンに「 -vgui -silent」コマンドを付ける手順画像1

「リンク先」の部分の最後に、半角空白を入れて、その後に「-vgui -silent」と付け足します。誤字らないようにコピペがおすすめです。

 -vgui -silent
Steamのショートカットアイコンに「 -vgui -silent」コマンドを付ける手順画像2

僕の環境だと、「-vgui」だけでも「-silent」だけでも動作しませんでした。二つ両方を書き込むことで最小化状態で起動できました。

"C:\Program Files (x86)\Steam\steam.exe" -vgui -silent」が完成形になります。書き込めたら、「OK」を押してプロパティを閉じます。

Steamのショートカットアイコンに「 -vgui -silent」コマンドを付ける手順画像3

ショートカットアイコンをスタートアップフォルダーに配置する

特殊な引数を設定したSteamのショートカットアイコンを切り取ります。(Ctrl+V

エクスプローラーでスタートアップフォルダーを開きます。アドレスバーに「shell:startup」と貼り付けて、Enterを押すと開けます。

shell:startup

スタートアップフォルダーが開きます。ここに作成したSteamのショートカットアイコンを貼り付けます。(Ctrl+C

Steamのショートカットアイコンをスタートアップフォルダーに配置する手順画像

これで次回から、2023年6月以前と同じようにWindows起動時、最小化されたバックグラウンド状態で起動してくれます。タスクバーのタスクトレイにアイコンが表示されます。ウィンドウとしては表示されません。いつでも開けます。

SteamをWindows起動時に最小化した状態で起動したタスクトレイ画像

感想

この記事では、2023年6月以前のように、PCを起動した時、「Steam(スチーム)」を最小化されたバックグラウンド状態で起動する方法でした。

いつショートカットオプション(引数)が廃止されるか不明ですが、とりあえずはこれでなんとかなりそうです。

2023年6月27日豆知識系