【Windows11】アラーム&クロックの使い方。シンプルで超便利

Windows11に標準でインストールされている時計アプリです。
フォーカスセッション、タイマー、アラーム、ストップウォッチ、世界時計が利用できます。左側にそれぞれの項目があって、クリックで切り替えれます。
タイマーやアラームは複数設定できます。毎回設定しなくても、よく使う時刻を登録しておけば瞬時に使えます。
タイマーは数字だけでなく、円の青いゲージが徐々に減っていくので視覚的にも見やすいです。アラームは名前を決めれて(起床、就寝など)どの曜日に鳴らすか?を設定できます。
僕は、主にゲームのイベントを伝えるために使ってます。パソコンやってたら時計あんまり見ないんですよね。毎日20時にアラーム鳴らしたり、あと30分後に再びゲームにログインしないといけないって時に、サクッとパソコンの方でアラームやタイマー設定しています。ちょー便利です。
Windows10の頃からあったアプリですが、Windows11でさらに便利に使いやすくなっています。
Windowsの標準アプリで間違いなく、トップ級におすすめです。
提供元:Microsoft
ダウンロード方法
初期で内臓されていますが、何らかの理由で削除した場合は、Microsoft Storeから再ダウンロードできます。
Microsoft Storeで「Windows アラーム & クロック」と検索すると出てきます。

使い方
アラーム & クロックでは、5つの機能を利用できます。
- フォーカスセッション
- タイマー
- アラーム
- ストップウォッチ
- 世界時計
フォーカスセッションは、Windows11から新しく追加された機能です。僕はWindows10じゃないので分からないんですが、Windows10でも追加されてますかね…?僕が使ってた時はなかったです。
フォーカスセッション
タイマーと休憩を兼ね備えた機能です。例えば60分で設定したら、27分30秒→5分の休憩→27分30秒=合わせて30分って感じです。
ポモドーロ・テクニックってやつですね。長時間作業するんではなく、短時間の作業、短時間の休憩を繰り返すことで効率よく作業する時間管理術の1つです。
60分作業したい時、人間60分も集中力は続きません。そこであえて27分30秒に分け、5分は休憩タイムにすることで集中力を上げようって考えです。効率性を重視したい学生さんや社会人さんにぴったりな感じです。
あと〇〇時間作業(仕事でも何でも)したい!って時に活用してみましょう。
利用するには、「開始」をクリックします。

「用意、フォーカス!」と若干日本語が怪しい画面が表示されます。ここで残りの作業したい時間(ポモドーロ)を設定します。15分間隔で、15分~240分の中から設定できます。
休憩時間が与えられるのは60分以上です。それ以下だと、単に「休憩なしでがんばれよぉ!お前ならできるだろぉ!ほら、タイマーやってやるぜ!」です。

60分で設定してみます。再生ボタンをクリックすることで、タイマーが作動します。タイマーの下に「次へ:5分の休憩」とあるように、30分後(正確には27分30秒後)に5分間の休憩タイムが与えられます。そのあとは再び30分のタイマーです。

毎日の進行状況で1日の合計目標時間を設定できます。
例えば8時間作業したいなら8時間を選択しましょう。ここで総合計の目標時間を設定→ポモドーロ・テクニックを駆使してその目標に近づけるように努力するってのがフォーカスセッションの醍醐味です。

ちなみに、音楽アプリSpotifyをインストールしている場合に限り、音楽を再生するといったことも可能です。

タイマー
タイマーを利用できます。「あと〇分後にお知らせしてほしい!」って時に便利ですね。
タイマーは複数設定できます。僕なんか20位以上あります。15分後、30分後、1時間後。。。みたいな感じで細かく設定しています。

右下の「+」から追加できます。矢印をマウスでクリックして時間調整するか、直接キーボードの数字で入力できます。誤差の修正ならマウス、大きな修正ならキー入力の方が早いです。

再生ボタンでタイマーを開始します。タイマー開始中は、再生ボタンのところが一時停止ボタンに変わります。
その横のボタンはリセットです。もう一度最初からにしたい時に便利です。

フォーカスセッション、タイマー、ストップウォッチは右上の「常に表示」ボタンで小さくできます。
これ何気に便利です。何か作業してる時に画面の端っこに表示しておくことで、あとどのくらいでタイマーが終わるのか一目瞭然です。

タイマーが不要になった場合は、右クリック→削除で消せれます。一括で編集したい時は、右下の鉛筆ボタンをクリックします。

アラーム
アラームが利用できます。「〇時にお知らせしてほしい!」って時に便利です。
タイマーと同じで複数設定できます。

「+」から追加できます。既に設定しているアラームを編集したい場合は、左クリックで編集できます。
曜日ごとで使い分けもできます。例えば、平日の7時に鳴らしたい時は、月~金をクリックします。一方で休日は遅くまで寝てたいから10時にする…みたいなことができます。
といってもパソコンで起床用のアラームを利用することはあまりなさそうですね。パソコンを起動していないと動作しません。

ストップウォッチ
ストップウォッチを利用できます。

世界時計
世界時計を利用できます。アメリカは今何時なのか?を知りたい時に便利です。

右下の「+」で追加できます。登録したい国や都市の名前を入力します。日本語でOKです。

チェコのプラハってとこを登録してみました。日本では18時なのに向こうでは朝の10時なんですね。時差すごー…。日本の方が約8時間未来を過ごしてるってことですね。(男なら誰しもこういうこと考えるよね!?ね!?)

設定
左下の設定からアクセスできます。
フォーカスセッションの休憩時間、通知音の設定、アプリのテーマなどが設定できます。基本はそのままでもいいかと思います。

フォーカスセッションで、フォーカス期間、休憩時間を調整できます。自動で5分になっているので、5分以上欲しい時はここで調整しましょう。
僕はSpotifyや、To Doを使っていないのでパネルをオフにしています。これで、フォーカスセッションに余計なパネルが表示されなくなります。

色々な起動方法
スタート画面から開くのが一般的ですが、実はこういう起動方法もあるよんってことを紹介しときます。自分が一番使いやすい方法を試してみてください。
タスクバーにピン留め
頻繁に使う方は、タスクバーにピン留めしておくと便利です。
アラーム & クロックを起動して、タスクバーアイコンを右クリック→タスクバーにピン留めするでできます。

デスクトップにショートカットを作成
これは、アラーム & クロックに限らずMicrosoft Storeでインストールしたアプリ全般に言えることです。
Windows+Rでファイル名を指定して実行ウィンドウを表示します。以下のコードをコピペしてOKをクリックします。
shell:appsfolder

Windowsのシステムアプリが一覧表示するので、クロックを探します。見つけたら右クリック→ショートカットの作成をクリックします。

デスクトップにアラーム & クロックのショートカットが作成されます。

この方法で、アプリランチャーCLaunchに登録することもできます。
参考:【CLaunch】作業効率化!便利なアプリランチャーの導入方法・使い方 | ナポリタン寿司のPC日記
コマンドで起動
ファイル名を指定して実行(Windows+R)で、「ms-clock:」と入力するとアラーム & クロックが起動します。

ちなみに、ブラウザのアドレスバーに入力しても起動します。
ブラウザの場合は、「クロックを開きますか?」とポップアップが表示されます。

感想
以上、Windows11に標準搭載されているアラーム & クロックについてでした。アラームとタイマーがマジで便利です。セットさえしとけば安心して作業できます。
正直な話、フォーカスセッション(ポモドーロテクニック)は使ってません。僕は気分が上がってる時だけやる、それ以外の時はやらないって決めてるので、時間による管理が苦手なんですよね。
ランニングしてるんですが、「あと30分走る!」よりも、「足が悲鳴あげるまで走る!」って派です。ブログも「あと1時間やる」いうよりは、「この記事を書くまでやる」って感じですね。
そんな僕からしたら、アラーム & クロックを起動する度に1ページ目にフォーカスセッションが表示されるのが少し鬱陶しいですね。Windows10の時はなかったから、すぐにタイマーやアラームにアクセスできたんですけどねぇ…。色々解決策ないか調べてみます。