【Alexa】1時間ごとに時間を言ってもらう方法。定型アクションを使おう!

この記事では、「Echo Show」や「Echo Dot with clock
」などのAlexa搭載デバイスで1時間おきに現在時刻を言わせる方法を書きます。時報です。
Alexaアプリの定型アクションから作成できます。
Alexaアプリの定型アクションという機能を利用することで、1時間おきに「〇時です」と言ってもらうことができます。
最初に定型アクションを作成する工程がちょっとめんどくさいですが、一度設定したら今後解除しない限りはず~~っと自動的に言ってくれます。
11時です、12時です、13時です…と1時間おきに言ってくれるので「お、もうそんな時間か」と時間把握しやすくなります。
1時間おきといっても自分が設定した分だけなので、真夜中は言わないようにする…、火曜日はずっと家にいないから言わないようにする…みたいに調整できます。
応用になりますが、公開されているAlexaスキルを導入したり、カスタムテキストを使ったりすると、より自分好みの時報を鳴らせます。
Alexaデバイスで1時間おきの時報を言わせる手順
アレクサアプリを起動する
僕が持っている「Xiaomi 15 Ultra」での解説ですが、Alexaアプリを入れられるスマホならどれも方法一緒だと思います。
インストールしたAlexaアプリを起動します。

定型アクションページを開く
下にある「その他」アイコンをタップ→「定型アクション」をタップします。

定型アクションを新規作成する
右上の「+」ボタンをタップします。

時間の実行条件を設定する
「実行条件を追加」をタップします。

スケジュール→時間指定→時刻とタップしていきます。

時計が表示されるので鳴らしたい時刻を設定します。

僕の場合1時間おきの時報…つまり朝9:00にします。若干ここの時刻選択に癖があるので間違って真夜中の時刻を設定しないようにです。真夜中に鳴らしたい場合はそれでもOKです。
設定できたら「OK」をタップします。右上の「次へ」をタップします。

もし何曜日は鳴らしたくないって場合は「繰り返し」をタップして指定の曜日のチェックを外しておきます。
「平日は仕事で家にいないから土日だけでいい!」って場合にも対応可能です。
時刻のAlexaアクションを設定する
「アクションを追加」をタップします。

日付と時刻→時間→「次へ」とタップしていきます。

もし「朝9時は1日の始まりだからそこだけ時間だけでなく日付も言ってほしい!」って場合は、「Alexaのアクション」をさらに追加して、日付と時刻→日付→「次へ」をタップします。
複数のアクションが追加されます。項目名の左側を長押しして動かすことでアクション実行順を並び替えられます。日付を言った後に時間を言ってもらう…ってできます。

定型アクションの保存
再生するAlexa搭載デバイスを選択して、「保存」をタップします。

鳴らしたい時刻分作成する
一回定型アクションを作成しただけだと、その時刻の一回きりしか言ってくれません。
一時間おきに言わせたい場合は、同じ手順で10時、11時、12時…といった感じで何個も定型アクションを作成します。この作業が一番めんどくさいです。

定型アクションの編集ページを開いて、右上の三点ボタン(⋮)→「新しい定型アクションにアクションをコピー」をタップすることで複製できますが、大して効率は変わらないかなと思います。

僕は朝9時~夜18時までの10個分(10時間分)をひとまず作成しました。
実際に鳴るかチェック
作成した定型アクションの右横にある再生マークを押すと、テストですぐに再生できます。テストで実行した場合はその時の現在時刻を言います。
実際に10時、11時…と発動タイミングがきたら「10時です」、「11時」、12時なら「正午です」って感じで、多少言い方が違う時もありますが、とにかく現在時刻を言ってくれます。
人によって好き嫌いあると思いますが、ぴったり時間が変わった瞬間に言うわけではありません。僕調べだと変わってから30秒後に言います。
10:00に設定したとしたら、10時0分0秒ぴったりではなく、10時0分30秒に言いました。Alexaの通信のラグなのか分かりませんがしょうがない気がします。
【応用編】スキルを使う
定型アクションにスキルを組み込むこともできます。
Alexaアプリ→その他→「スキル・ゲーム」をタップします。

検索ボックスに「時報」と入力します。

気になる時報スキルをタップします。
声優の上田麗奈さん、西山宏太朗さん、分刻みの時報、ドラえもん時報などあります。
スキルを自身のAlexaにインストールします。

インストールした後、定型アクションを新規作成・あるいは編集して、「アクションを追加」をタップします。

「日付と時刻」ではなく、「スキル」→マイスキル→発動させたい時報スキル→「次へ」をタップします。

指定した時刻にスキルが発動します。

もちろん1回の時刻のみ変えても大して変わらないので、変える場合は全部の時間帯の定型アクションを編集するのがいいかなと思います。
デフォルトの時刻アナウンスだとAlexaの無機質な声ですが、時報スキルを使うことで自分が好きな声優やキャラクター、そもそも声じゃなくて時打ち時計…みたいな感じで自分好みにできます。
「ドラえもん時報」を使えばドラえもんが毎時間喋ってくれます。
スマホの小さい画面で探すのが見にくい場合は、PCブラウザから探すのもありです。「Amazonで時報検索」ページで検索できます。とはいえ時報のスキルはそんなにないですけどね。

感想
以上、Alexa搭載デバイスで1時間おきに現在時刻を言わせる方法でした。
一度設定したら作成した定型アクションを削除しない限り、ずっと言ってくれます。
余談…でもなく関係ある話なんですが、定型アクションを使えば指定時刻に時報だけでなくradikoを流すこともできます。
うちのばあばは、ラジオ(正確には何かしらの音)が流れていないと気が休まらないタイプなので、デイサービスから帰ってくる時間をAlexaの定型アクションに設定して流すようにしています。
「〇〇のタイミングで□□を発動させる」っていう、言ってしまえばちゃっかりマクロ・プログラミング的なことを自分で構築する必要があるので、そういうのを考えるのが苦手な方は大変かもしれません。
でもうまく環境構築できたらよりAlexaを活用できると思います。
朝9時に日付と時刻と天気を言ってもらって、Spotifyで音楽を流しはじめて、10時にはもう家を出ているから10時には音楽停止のアクションを組み込んでおく…みたいなね。考え方次第で結構な組み合わせがあります。

まぁ定型アクションにも弱点はあります。融通が利かない点です。
9時55分に時間が気になって「今何時?」って手動で聞いたとしても、10時に時報を設定していた場合は10時にも「10時です」って喋ってきます。
「この人5分前にも時間聞いてきたな。10時の時報は飛ばしてあげて次は11時にするか」っていう融通・気遣いはAI(機械)には通用しません。
時報程度ならなんてことないですが、音楽とかスキル関連の組み合わせだと結構ストレスになるシーンもあるっちゃあります。
本記事で利用したアイコン:Amazon alexa – ソーシャルメディアとロゴ アイコン
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