当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています。消費者庁が、2023年10月1日から施行予定である景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています(記事はこちら、消す方法はこちら

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Bing】検索候補内にあるAIチャット項目を消すCSS

2024年1月8日Bing

「Microsoft Bing」のアイコン画像

この記事では、PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索候補内にある「Bing AI」チャット項目を非表示にするCSSを書きます。

ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。

【Bing】検索候補内にあるAIチャット項目を消すCSS

Bing」の検索ボックスにマウスフォーカスしたり、文字入力すると、その下に検索候補(予測候補)が表示されます。いつからか忘れましたが、大体2023年頃から検索候補内に、「Bing AI」のチャット候補が表示されるようになりました。

例えば、「りんご」と検索した時の検索候補には、「りんごのイラストで参加できるコンテストやチャレンジを紹介する」や「りんごのイラストで表現したい感情やメッセージを聞く」といったチャット候補が表示されました。

PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索候補に表示されるAIチャット画像

人によっては不要かもしれません。標準の設定からオフにできたらよかったんですが、パッと見た感じなかったです。あったら教えて欲しです…。

CSSを利用することで、自身の環境上で非表示にできます。他人には影響しません。いつでもオンオフできます。本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットのアプリ版ではできません。

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。本記事では「Stylebot」を紹介しますが、「Stylus」などでもOKです。僕は、メインでは「Stylus」を使っています。

「Chromeに追加」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニューに追加されたらOKです。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像3

頻繁に開く場合は、拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、「Stylebot」の隣にあるピン留めアイコンをクリックします。ツールバーに直接配置されます。

「Stylebot」拡張機能を直接ツールバーに配置する手順画像

詳しい使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

「Bing」の検索候補内にあるAIチャット候補を消すCSS

Microsoft Bing」にアクセスします。右上にある「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能のスクリーンショット1

右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めて「Stylebot」を起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。以下のコードを書き込みます。

/*【Bing】検索候補内のAIチャット非表示*/
ul:is([aria-label="候補"],[aria-label="Suggestions"]) li:has([class*="chaticon_blue" i]) {
    display: none !important;
}

/*【Bing】検索候補内の「〇〇のBing AIをお試しください」非表示*/
ul:is([aria-label="候補"],[aria-label="Suggestions"]) li[aria-label*="Bing AI" i] {
    display: none !important;
}
注意事項

本記事のCSSは、僕が適当に作成したコードです。皆さんの環境によっては使えなかったり、サイト側の仕様変更でいつの間にか使えなくなる可能性もあります。

もし書き込んでも反映されない場合、問い合わせより教えていただければ幸いです。初心者の僕ができる範囲で、修正したいと思います。

下記画像のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

「Stylebot」拡張機能のスクリーンショット2

再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:www.bing.com)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。

適当に「Bing」の検索結果ページを開いて、検索ボックスに何か文字を入力します。CSS導入前は表示されていたAIチャット候補が、CSS導入後は丸々非表示になります。

PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索候補に表示されるAIチャット項目をCSSで消した画像

残念ながら、AIチャット候補を消すことで、その分通常の検索候補の表示数が増える…といったことはありません。AI候補分が消えるだけです。

【Bing】検索候補内の「〇〇のBing AIをお試しください」非表示」CSSも書き込むことで、検索候補最下部にある「Bing AIを試してみて~」という項目を消せます。

PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索候補に表示される「Bing AIをお試しください」項目画像

一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「www.bing.com」をオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。

検索候補右側にある「関連キーワード」や「他の人は」を非表示にしたい場合

検索したキーワードによっては、検索候補内の右側に「関連キーワード」や「他の人は以下も検索しています」といった項目が表示される時があります。

PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索候補に表示されている「関連キーワード」や「他の人は以下も検索しています」画像

この部分を消したい場合、以下の記事を参考にしてみてください。

検索ボックス内の「何でも聞いてください」を消したい場合

PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索ボックスに表示されるプレースホルダー画像

以下の記事を参考にしてみてください。

そもそも検索候補が不要な場合

「Bing」の設定から、検索候補機能をオフにできます。「右側だけでなく、もう全ての検索候補がいらない!」という方におすすめです。僕の場合、検索候補自体は使うのでオンにしています。

「Bing AI」関連の記事紹介

他にも検索結果ページに混ざる「Bing AI」項目を消す記事を書いています。サイドバーに表示される「Bingチャットに質問する」や、下部に表示される会話ボックスなどです。気になった記事があれば、クリックして見ていただけると嬉しいです。

PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索結果に表示されるBing AI関連画像

検索結果から非表示にするだけで、一切AI機能が使えなくなるわけではありません。直接アクセスしたり、ヘッダーメニューから開くことで、いつも通りAIを利用できます。

【おすすめ】まとめて検索結果の不要項目を消すCSS記事

「Microsoft Bing」の不要な部分を、まとめて全削除するCSS記事を公開しています。ちまちま各記事を見て実行するよりも、一気に非表示にしたい方、参考にしてみてください。

感想

以上、PCウェブサイト版「Microsoft Bing」の検索候補内にある「Bing AI」チャット項目を非表示にするCSSでした。

AI関連の普及はいいんですが、オプションでオンオフできるといいですよね~。

2024年1月8日Bing