【Excel】「プリンターにアクセス中」と表示されて起動が遅い時の対処法

この記事では、Windows11のExcelを起動した時に「プリンターにアクセス中」と表示されて、起動が遅い問題について書きます。
Windowsの設定から解決できます。

Windows11の設定(Windows+I)→Bluetoothとデバイス→プリンターとスキャナー→Windowsで通常使うプリンターを管理するをオフにして、既定のプリンターを「Microsoft Print to PDF」にすることで、Excelの起動が早くなります。
Windows11にしてから、なぜかMicrosoft 365の初回Excel 起動時に「プリンターにアクセス中」と左下に表示されて、かなり起動が長かったんですよね。
何でこんなことになったんだろう?と思って、色々調べてみると、どうやらWindows 側の設定が悪さをしていたようです。
その設定をオフにすることで、「プリンターにアクセス中」が表示されなくなり、今まで通り素早く開けるようになりました。
本記事は、Windows11で試していますが、Windows10で同様の現象が発生している場合でも、同じ方法で解決できます。
方法
プリンターの環境設定
Windows11の設定を開きます。Windows+Iで開けます。
左側メニューの「Bluetoothとデバイス」をクリックします。
「プリンターとスキャナー」をクリックします。

プリンターの環境設定の「Windowsで通常使うプリンターを管理する」のチェックをオフにします。

既定のプリンターの変更
既定のプリンターを「Microsoft Print to PDF」にします。クリックします。

「既定として設定する」をクリックします。

下記画像のように「Microsoft Print to PDF」が既定になっていて、プリンターの環境設定の「Windowsで通常使うプリンターを管理する」がオフになっていればOKです。

これで、Excelの起動が早くなります。
「Windowsで通常使うプリンターを管理する」とは、Windowsに複数プリンターを登録している場合に、どのプリンターを優先的に使うか?の設定です。
オンにすることで、Excel、Word、プレゼンテーションにおいて、印刷する時に最後に使った印刷機が自動的に選択されるようになります。
複数プリンターを使っていない、そもそも印刷を使っていない場合は、オフにしても問題ありません。オフにしたところで、印刷が使えなくなるというわけではありません。
感想
以上、Windows11のExcelで起動が遅い時の対処法についてでした。