【高級キーボード】REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BKを買ってみた話

2021年9月9日商品レビュー

「REALFORCE」のアイコン

この記事では、高級キーボードで有名な「REALFORCE(リアルフォース)」の第二世代「TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」を使ってみた感想について書きます。

圧倒的に気持ちいい打撃感が癖になる最高のキーボードです。

「REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BK」を斜めから撮影した写真

2021年7月に、高級キーボードメーカーとして名を馳せる「東プレ(とうぷれ)」のキーボードを購入しました。少なくとも2万以上はする、まさに「高級キーボード」です。

静音容量無接点方式(せいおんようりょうむせってんほうしき)を採用した耐久性・打撃感・爽快感が最高です。大満足です。

昇華印刷(しょうかいんさつ)と呼ばれる印字が消えない仕組み、どっしりした安定感、選べるキー荷重など、機能がてんこ盛りです。数万円するだけのことはあります。

ガヤガヤいってもイメージしにくいと思うので、下記の動画を見てみてください。僕が実際にタイピングしてみました。

約15分の長いASMR動画も公開しています。見て分かる通り、ぐちゃぐちゃなホームポジションで見せるのが恥ずかしいです。

動画だと高音の安っぽい音になっていますが、実際はもっと「スコスコスコ…」って感じで、ほんとに入力するのが楽しくなる音です。上記動画を見て、少しでも気になった方は、ぜひ続きを読んでみてください。

僕が今回購入したのは、東プレの中の「REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BK」と呼ばれるキーボードです。REALFORCEの中でも、キー荷重が、30gと非常に軽い力でタイピングできるのが特徴です。

カテゴリー分けするなら、東プレ>REALFORCE(リアルフォース)>第二世代>「REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BK」って感じです。

2022年8月追記

2021年11月1日(月)に、新製品「R3(第三世代)」が発売されました。本記事で書いているのは「R2」モデルで、既に生産を終了しています。今後は「R3」モデルになります。

R3モデルでは、Bluetooth(無線)接続が可能になり、個別にキー割り当て変更、デザインカスタマイズなど、より進化したモデルになっています。

参考:REALFORCE(リアルフォース)東プレ販売サイト

販売元:東プレ「REALFORCE」
購入日:2021年7月

「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」を買ってみた

僕の家に届いた実物を、一眼レフで撮影したり、使ってみました。

REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-BKを上から撮影した写真

キーボードのスペック

購入したキーボードの詳細を書いておきます。

購入した商品REALFORCE SA / R2SA-JP3-BK
販売日2017年12月7日(僕が買ったのは、2021年7月)
メーカー東プレ
キーボードの種類静電容量無接点方式(せいおんようりょうむせってんほうしき)
キーボードの音スコスコスコ
キー刻印昇華印刷(しょうかいんさつ)
重量1.4kg
サイズ142mm×455mm×30mm
スイッチ寿命5,000万回以上
キー数112キーレイアウト(4つの特殊キーを含む)
キーストローク4mm
インターフェイスUSB(有線)

外箱、キーボードの外観

結構大きかったです。キーボード初心者にはびっくりです。開ける前からのわくわく感、これがいいんですよね。

外箱写真

中には、キーボード本体、キーを抜いて掃除できるキートップ、キーの戻りを早くできるキースペーサー(2枚)、CtrlShiftの入替え用キーが入っていました。

付属品を上から撮影した写真

「キースペーサー」とは、キーボードとキーの間に挟むマットのことです。敷くことでキーボードの押し込みが浅くても反応してくれるようになります。

キースペーサーを上から撮影した写真

APC機能設定に応じてキートップの下に一体型キースペーサーを設置することで、キーストロークの戻りが早くなり、より素早いキー入力を実現できます。

製品 : REALFORCE SA / R2SA-JP3-IV | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰

初心者には、全く馴染みがないです。本製品を購入しなかったら、一生聞くことはなかった単語だと思います。

キーボード本体は、USBに挿すだけで自動セットアップされます。難しい作業は必要ありません。

REALFORCEのセットアップ通知

横から見ると分かるんですが、キーの土台は斜めになっていて、キー自体は、列ごとで若干のくぼみがあります。

キーの窪みが分かる写真

指にフィットしやすいような配置で驚きです。

黒字印刷がかっこいいです。

黒字印刷キーボードを上から撮影した写真

画面右上だけ、なぜか金色です。「何で?」って感じです。あんまり右上は見ないので、関係ないっちゃ関係ないです。LEDは緑に光っていますが、任意の色に変更できます。

右上だけ色が違うことが分かる写真

特殊キーのショートカット

前使ってたキーボードには、メディアの再生・停止のキーがついてたので、「それはなしか~」と心配だったのですが、杞憂でした。Fn+矢印キーで、メディアの消音、音量アップ、ダウンができます。

「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」のメディアキーに着目して撮影した写真

取扱説明書に他のショートカットキーも紹介されてあったので、まとめておきます。Fn+ファンクションキーの組み合わせです。

キーAPC
Fn+F1インターネットブラウザーの起動
Fn+F2メールソフトの起動
Fn+F3計算機の起動
Fn+F4メディアプレイヤーの起動
Fn+F5前のメディアに戻る
Fn+F6再生・一時停止
Fn+F7先のメディアに進む
Fn+F8メディアの停止
Fn+F9「REALFORCE」の設定保存
Fn+F10
Fn+F11Ctrl/CapsLookキー機能の入替え
Fn+F12キーロック有効/無効
Fn+InsertLED色の変更
Fn+DeleteLEDの輝度を変更
Fn+消音
Fn+音量を下げる
Fn+音量を上げる
Fn+APC

外部ソフトをダウンロードしなくても、LEDの色やAPCを変更できるのはいいですね。

別途で色違いのキーを購入できる

REALFORCEのキーボードは、色をカスタマイズできる「カラーキーキャップ」という商品を別売りで販売しています。青、赤、緑、オレンジ、黄色、紫の6色から選べます。(公式サイト

通常、「アイボリー」と「ブラック」の2色しかありませんが、別途購入することで、自分好みの色に変更できます。

一般的なキーボードって、黒か白の2色なので、好きな色に変更できるのはすごいと思います。しかし、その分値段もすごいです。個人的には青が好きなので、いつか買えたらいいなぁと思います。

Twitterを見てみると、「REALFORCE公式」さんが、一部だけ色を変えたキーボードの画像をアップされていました!おしゃれすぎませんか~~。季節に合わせて変更するのもいいですね。

テンキーレスだからマウスと行き来しやすい

2つのキーボードを並べて上から撮影した写真
上が以前使っていた「ロジクール」、下が今回購入した「REALFORCE」

僕が購入したのは、右端に数字がないテンキーレスタイプのキーボードです。

僕が今まで利用していた「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」のキーボードには、テンキーがついていました。しかし、あまり使ってなかったことから、思い切ってテンキーレスにしました。

テンキーレスにしたことで、マウスまでの移動距離が短くなって、疲れが軽減されました。明らかに変わった…というわけではないですが、長時間利用していると、「差」がでてきました。

マウスに、すぐ手が届くので快適です。

テンキーがないと生きられないという人以外は、これを機にテンキーレスを試してみてほしいです。「ないよりは、あったほうがいいんじゃね?」じゃないんです。

「余計なものは、ないに越したことない」です(笑)テンキーがないので、その分コンパクトになって、机の上がスッキリします。

人によっては悪いと思うかもしれない点

大満足なんですが、悪い点も書いておこうと思います。僕が嫌だった…というよりは、人によっては悪いと思うかもしれない点です。

音が不快

調べると、この「スコスコ音」が不快と思う人もいるそうです。こればっかりは好みの問題なので、もしかしたら嫌いな音かもしれません。音は、こちらから確認できます。

一番は、実店舗で確認してみるといいかなと思います。

「REALFORCE」で採用されているキーの仕組みである「静電容量無接点方式」は、セブンイレブンのATMのキーでも採用されているようです。セブンイレブンならお近くにあると思うので、気になった方は、何かの用事ついでに触ってみるといいかもしれません。

重たい

1kg弱あるので、持ち運びにはまず不便です。できないことはないですが、頻繁に持ち運びする場合には、おすすめしません。

キーボードが高い

値段も高いんですが、ここでは物理的な高さのことです。高すぎる…というわけではないんですが、僕が今まで使っていた薄型のキーボードと比べると、明らかに高かったです。

REALFORCEキーボードとLogicoolのキーボードを横から撮影した写真
左が以前使っていた「ロジクール ワイヤレスキーボード K270」、右が今回購入した「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」

僕は、こっちの方が打ちやすくて好きでした。薄型が好きな人には、不便と感じるかもしれません。

無線はない(USBの有線のみ)

似たような高級キーボードの「HHKB」では無線対応モデルもあるんですが、REALFORCE第二世代には有線タイプしかありません。USBコードは1.7mなので、足りるとは思いますが、配線が気になる方には不便かなと思います。

僕も今まで無線を使っていたので、慣れるかなという不安がありました。いざ使ってみると、そこまで気になりませんでした。

2022年1月20日追記

新しく登場した第三世代は、無線(Bluetooth)に対応しています。

よって、無線好きの人でも問題なく利用できます。間違って古い第二世代(R2)を購入する…といったことがないように気を付けましょう。

黒字印刷だと見にくい

キーボードをしょっちゅう見る人には痛手かなと思います。黒字印刷なので、キーと同化して見えにくいです。

他の記事で、「ほぼ見えない」とか「視認性は皆無」という内容が、ちらほらあって心配していたんですが、思ったよりは見えました。ただし、室内の明るさが不十分だと見えません。

感想

以上、東プレの高級キーボード「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」を買ってみた感想についてでした。

PCを1日1時間以上触るという方には、問答無用でおすすめです。REALFORCE製品は、iPhoneみたいに、毎年新機種が出るわけではないので、5年、10年となが~~く利用できます。

余談ですが、キーボードの足(チルトスタンド)は、立てないほうがいいらしいですね。最近知りました。手首に無駄な負担をかけてしまい、腱鞘炎(けんしょうえん)などのリスクがあるようです。下記画像は、足を立てていない状態です。

2022年11月に撮影した「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」写真

2021年9月9日商品レビュー