【Vivaldi】保存場所を調べる方法&データのバックアップ方法

2021年9月9日Vivaldi

Vivaldiのアイコン

この記事では、ウェブブラウザ「Vivaldi」の保存場所を調べる方法、及び、設定、履歴、ブックマークなどのデータをバックアップする方法について書きます。

【Vivaldi】保存場所を調べる方法&データのバックアップ方法

ウェブブラウザVivaldiは、ユーザーデータを他のPCに移行・バックアップできます。

流れは、以下の2ステップです。

  1. インストール場所を調べる
  2. 必要なファイル・フォルダーをコピーする

作業自体は、1分もあれば十分ですが、中身のデータ次第で数分~数十分かかる可能性があります。どちらにせよ、初心者でもできます。「Vivaldiのデータをバックアップしときたい!」、「他のパソコンにVivaldiの設定を丸ごとうつしたい!」って時に便利です。

Vivaldiアカウントを持っている場合は、本記事で紹介する方法よりも同期機能を活用する方がおすすめです。より安全、より簡単にデータを共有できます。

ただし、同期機能では共有できないデータがあるので、一長一短という感じです。同期だと、ブックマーク、一部設定、パスワード、フォーム自動入力、履歴、拡張機能、メモが共有できます。

本記事は、データをバックアップする点に焦点を置いていますが、インストール場所さえわかれば、バックアップ以外の用途にも応用できます。

例えば、アンインストールせずにユーザーデーターだけを削除して、ブラウザをリフレッシュ(初期化)する…などです。調子が悪い時の最終手段として有効な方法です。

保存場所を調べる方法

Vivaldiを起動して、アドレスバーに以下のURLを入力します。

vivaldi://about/
アドレスバーに「vivaldi://about/」と入力

Vivaldiのバージョン情報ページが表示されます。

Vivaldiのバージョン情報 ファイルのパスに保存場所が書かれている

色々書いてありますが、バックアップに必要な部分は、「プロファイルのパス」の部分です。ここにユーザー単位でデータが保存されています。例えば、履歴、ブックマーク、設定、拡張機能、タブ、セッションなどなどです。

パスは、マウスのトリプルクリックで全選択できます。選択できたら、CtrlCでコピーします。

エクスプローラーに貼り付けてEnterを押します。

エクスプローラーにプロファイルのパスを貼り付ける

ずらっとVivaldiのユーザーデータが表示されます。

VivaldiのDefaultフォルダー内

Vivaldiの調子が悪い時は、ここのユーザーデータを削除(初期化)することで、改善する可能性が高いです。

参考:Vivaldi 設定のリセット方法 | Vivaldi Browser Help

バックアップ方法

バックアップ方法は、3パターンあります。好きな方法を試してみましょう。

バックアップ方法用途
ブックマークだけバックアップ早い。別のブラウザにブックマークを移行(コピー)するのに使える
全設定をバックアップ大量のファイルなので時間がかかる。別のPCにVivaldiの設定丸ごと移行したい時に便利。キャッシュやクッキーも全部移行できる
個別にバックアップセッション、ブックマーク、メモ、履歴、カレンダーなど個別にバックアップする方法

ブックマークだけをバックアップ

ブラウザの一番左上のVivaldiアイコン→ファイル→ブックマークをエクスポートをクリックします。

vivaldiメニュー ファイル

ウィンドウが開くので、保存したい場所を開いて、名前を付けて保存します。

名前を付けてブックマークを保存

ブックマークを保存できました。

ブックマークファイル

別ブラウザ(ChromeやMicrosoft Edge)でブックマークのインポートという項目から、読み取ればコピペできます。

設定や履歴まとめて全部バックアップ

「vivaldi://about/」の「プロファイルのパス」に書かれているDefaultフォルダー、その一つ前の階層にあるFirst Runファイルをコピーすることで、設定、ブックマーク、履歴、拡張機能、セッションなどの全データをバックアップできます。

初期の場合なら、以下の場所に該当します。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Vivaldi\User Data\Default
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Vivaldi\User Data\First Run

注意点として、保存しているパスワードはバックアップされません。

セキュリティ上の仕様です。簡単に移動できてしまったら、トイレに行っている間に、こっそりPC触られてパスワード盗まれる…みたいなことになりかねません。

Vivaldiを起動しているなら、終了します。DefaultフォルダーとFirst Runファイルを別の場所にコピーします。場所は自分の分かりやすい場所にします。

Vivaldiの保存フォルダ

バックアップが完了しました。

Default フォルダーとFirst Run ファイルをコピーすることでバックアップできる

あとは別のパソコンでVivaldiをインストール→同じフォルダーにコピペで貼り付ければ移行できます。

個別にバックアップ

以下、僕が調べて分かったDefaultフォルダーの構成について書きます。個別に移行したい時に参考にしてみてください。例えば、「セッション情報、履歴だけを移行したい…」といった感じです。あくまで僕が個人的に調べた結果なので、間違っている可能性もあります。

Default フォルダー内の個別データ
フォルダーSessionsセッション
「セッション名.bin」というファイルで保存されている
VivaldiThumbnailsスタートページの背景
Mailメールのデータ
Storageフィードのデータ
フォルダーExtension Rules
Extension Scripts
Extension State
Extensions
Local Extension Settings
Local Storage
Chrome拡張機能のデータ
(全て移行しないと正常に反映されない)
ファイルExtension Cookies
Secure Preferences
ファイルBookmarksブックマーク
Calendarカレンダー
Contacts連絡先?
Cookiesクッキー
contextmenu.bak
contextmenu.json
右クリックメニュー
Faviconsブックマークなどのファビコン画像
History履歴
Login Dataウェブサイトのパスワード
(暗号化されていて、作成したPC上でしか利用できない)
Notesメモ
PreferencesVivaldiの設定と構成
Web Data自動入力補完データ

Chrome拡張機能について

全てのフォルダー、ファイルを移行しないと正常に反映されません。例えば、「Extensions」フォルダーの中には、拡張機能自体のデータがありますが、実際にはそれだけ移動しても意味がありません。

Extensionsフォルダー内にChrome拡張機能のデータが保存されている

逆に、Secure Preferencesファイルの中には、拡張機能のアイコン等を表示するデータが含まれていますが、それ単体だと中身のデータはないので、正常に機能しません。

Secure Preferences ファイルだけだと意味がない

以下のフォルダー、及びファイル全てを移行することで初めて拡張機能が丸ごと移行できます。

  • Extension Rules
  • Extension Scripts
  • Extension State
  • Extensions
  • Local Extension Settings
  • Local Storage
  • Extension Cookies
  • Secure Preferences

人によっては、ないフォルダーがあるかもしれません。その場合は、あるフォルダー・ファイルをバックアップしましょう。

全ての対象フォルダー・ファイルを移動することで拡張機能をバックアップできる

Calendar(カレンダー)

カレンダーで追加したアカウントです。パスワードは同期されないので、起動した後にログインのパスワードを求められます。Googleカレンダーの場合は、下記画像の感じです。

Calendar(カレンダー)のログイン画面

Preferences(Vivaldiの設定と構成)

Vivaldiの大部分の設定が保存されているファイルです。読み込むと、一気に以前使ってたブラウザの外観に元通りです。

Preferencesを移動した直後のVivaldi

僕が確認できた項目は、以下の通りです。

  • 設定-一般
  • カスタムテーマの色のみ
  • スタートページの設定
  • タブバーの位置
  • タブスタッキングの方法
  • 設定-アドレスバー
  • ツールバーの配置
  • パネルの位置
  • ウェブパネル情報
  • コマンドチェイン
  • ダウンロード場所
  • 同期のログイン情報
  • メールのログイン情報
  • カスタムCSSの読み込み設定

同期のパスワード、右クリックメニュー、テーマの背景画像、マウスジェスチャー、キーボードショートカットキー、検索エンジンなどは含まれていません。個人的には、フィード情報をバックアップできる点が嬉しいです。

フィードもバックアップしてくれる

といっても、Vivaldi以外では読み込めない、単体ファイルとしてエクスポート・インポートはできないなど、まだまだ改善点はあります。

過去のデータベースを一緒に引継ぎしたい場合は、合わせて「Storage」フォルダーも一緒に移動しましょう。Preferencesファイルには、メールのログインデータも含まれていますが、パスワードは含まれていないのでエラーが表示されます。

Empty username or password.(ユーザー名、またはパスワードが空)

パスワードを入力することで、正常に動作するようになります。同期に関しても一緒です。

パスワードの再設定は、設定→メール→変更したいアカウントを選択→サーバータブをクリックして、パスワードを入力することでできます。

メール サーバー

Gmailの場合、Google側で設定したアプリパスワードになります。通常のパスワードだとログインできません。ログインすると、メールが受信されます。

メールリーダー テストメール

参考:アプリ パスワードでログインする Gmail ヘルプ

設定を全部リセットする方法

「何かVivaldiの調子が悪い!」って時は、ユーザーデータを丸ごと削除して初期化することで、解決する可能性があります。初期化することで、Vivaldiを新規にインストールした時と同じ状態になります。

注意

ユーザーデータを初期化する=Vivaldiの全設定を失うということです。

この方法は、キャッシュやCookieを削除しても改善されなかった時の最終手段です。

フォルダーをリネームすることで、初期化兼バックアップの役割を果たしてくれます。心配な方は、フォルダーを削除するのではなく、リネームするようにしましょう。

リネームするだけで初期化&バックアップの役割を果たしてくれる

リネームした状態で、Vivaldiを起動すると、自動的に新しいUser Dataフォルダーを作成してくれます。戻したくなった時は、リネーム元のファイルを移行しましょう。

新規にVivaldiを起動したら自動的に新しいUser Dataが作成される

「vivaldi://about/」でプロファイルのパスを調べてエクスプローラーで開きます。

「User Data」フォルダーの一つ上の階層に移動します。おそらく「Vivaldi」のはずです。下記画像では、「vivaldi-snap」になっています。

User Dataフォルダーの一つ上の階層に移動する

ApplicationとUser Dataフォルダーがあるので、User Dataフォルダーを右クリック→削除をクリックします。

User Dataフォルダーの削除

新規にVivaldiを起動すると、まっさらな状態の画面が表示されます。

どのVivaldiにしますか?

まとめ

以上、Vivaldiのインストール場所(ユーザーデータ)を特定する方法、及びデータのバックアップ方法についてでした。

Posted by ナポリタン寿司