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【ScriptCat】ViolentmonkeyやTampermonkeyからスクリプト移行する方法

JavaScript

「ScriptCat」拡張機能のアイコン画像

この記事では、「ScriptCat」拡張機能に「Tampermonkey」や「Violentmonkey」で使っていたスクリプトを移行する方法を書きます。

【ScriptCat】ViolentmonkeyやTampermonkeyからスクリプト移行する方法

以下の手順です。

  1. 「Tampermonkey」や「Violentmonkey」に導入しているスクリプトをZIPファイルでエクスポートする
  2. 「ScriptCat」拡張機能アイコンをクリック
  3. 右上のホームボタンをクリック
  4. 左側の「Tool」をクリック
  5. 「Import File」ボタンをクリック
  6. 保存したZIPファイルを選択する
  7. 移行するスクリプトを確認して「Import」ボタンをクリック

コードの書式(書き方)は一緒なので、問題なく移行できます。

ただし、「Violentmonkey」では「// @description」や「// @version」メタデータを記載してなくても正常に動作していましたが、「ScriptCat」だと動作しませんでした。

不完全なコードは移行されなかったので、手動でコピペしてメタデータを記載する必要があります。

また、「Greasy Fork」からインストールしたスクリプトも全て「Local」扱いになったので、自動更新させるには一つずつスクリプトをアップデートする必要があるかもしれません。

ScriptCatにスクリプトを移行する手順

Tampermonkeyでの作業

「Violentmonkey」を使っている方はこちらに飛んでください。

拡張機能メニュー内にある「Tampermonkey」アイコンをクリック→「ダッシュボード」をクリックします。

「Tampermonkey」から「Violentmonkey」にスクリプトを移行する手順画像1

上部の「ユーティリティ」タブを開きます。ZIPの「エクスポート」をクリックします。

「Tampermonkey」から「Violentmonkey」にスクリプトを移行する手順画像2

ブラウザで指定した保存場所にZIPファイルが保存されます。中にインストールしたスクリプトが全部入っています。解凍(展開)などの作業は不要です。

「Tampermonkey」から「Violentmonkey」にスクリプトを移行する手順画像3

Violentmonkeyでの作業

拡張機能メニューにある「Violentmonkey」アイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。

「Violentmonkey」拡張機能のオプションを開く手順画像

左側サイドバーの「設定」→「ZIPファイルにエクスポート」ボタンをクリックします。

「Violentmonkey」拡張機能のスクリプトをエクスポートする手順画像

ZIPファイルがブラウザの既定の保存場所に保存されます。

ScriptCatでの作業

「ScriptCat」拡張機能アイコンをクリック→右上のホームボタンをクリックします。

「ScriptCat」拡張機能のポップアップメニューからホームを開く手順画像

左側の「Tools」→「Import File」ボタンをクリックします。

「ScriptCat」拡張機能に「Violentmonkey」のスクリプトをインポートする手順画像

もしかしたら翻訳の都合上、中国語で表示されるかもです。ボタンの位置は多分変わらないです。

「Tampermonkey」や「Violentmonkey」でエクスポートしたZIPファイルを選択して「開く」をクリックします。

「ScriptCat」拡張機能のインポート画面画像

含まれるスクリプトが一覧表示されるので確認して「Import」をクリックします。

「ScriptCat」拡張機能で「Violentmonkey」のスクリプトを移行する手順画像

もし一部スクリプトのみ移行したい場合は「Please select the scripts you want to import:」の「Select All」のチェックを外して、個別でオンオフします。

「Import Successful」になればOKです。

「ScriptCat」拡張機能で「Violentmonkey」のスクリプトを無事に移行できた完了画像

左側の「Install Script」を押すと、移行されたスクリプトが一覧表示されます。

「Violentmonkey」から「ScriptCat」に移行したスクリプト一覧画像

メタデータが足りないスクリプトは移行されない

僕の場合、一部スクリプトの「// @version」や「// @description」メタデータをめんどくさくて書いていませんでした。それでも「Violentmonkey」では問題なく動作していました。

しかし、「ScriptCat」だとダメなようで移行する時に不完全なスクリプトは移行されませんでした。「Error: 脚本@version版本不能为空」と表示されてダメでした。

「Violentmonkey」から「ScriptCat」に移行する際、メタデータが不完全なスクリプトでエラーがでている画像

その場合、不完全なスクリプトは直接「Violentmonkey」画面を開いてコピーして、「ScriptCat」の新規スクリプト作成画面を開いて貼り付けました。

「Violentmonkey」から「ScriptCat」に移行できなかったコードを手動でコピペしている画像

貼り付けた後、必要なメタデータを書き込んで保存します。

Greasy Forkの自動更新を有効にする

なぜか移行したスクリプトは全て「Local」表記になりました。通常、「Greasy Fork」からインストールした場合、「Installation」表記のはずです。

「Violentmonkey」から「ScriptCat」に移行した後全てのスクリプトが「Local」扱いになっている画像

このままだと仮にスクリプトの新しいバージョンがリリースされても自動更新してくれないのかな?と思いました。分かりません。

「Greasy Fork」から入手したスクリプトの場合、大抵はHome列にリンクアイコンがあるのでクリックします。

「ScriptCat」に移行したスクリプトの「Greasy Fork」ページを開く手順画像

「Greasy Fork」の再インストールボタンを押すと、「ScriptCat」のインストール画面が表示されます。「Update Script」ボタンをクリックします。

「ScriptCat」に移行した「Greasy Fork」スクリプトを更新する手順画像

参考:【Standard Notes】PCブラウザ版を日本語化するスクリプト | ナポリタン寿司のPC日記

これで正常に「Installation」表記になります。

見た感じ、「Violentmonkey」から移行した場合は自動更新に必要な「@downloadURL」と「@updateURL」が記載されていないっぽいです。

もしかしたら「Violentmonkey」からエクスポートする時点でそれらの情報を含めることも可能かもしれませんが、僕はもう一つずつスクリプト更新しました。

「ScriptCat」のスクリプトをバックアップする手順

設定ページを開いて、左側の「Tools」をクリックします。

「Export File」をクリックします。

「ScriptCat」拡張機能のスクリプトをバックアップ保存する手順画像

ZIPファイルでインストールされているスクリプトのバックアップが保存されます。

「ScriptCat」拡張機能をローカルにバックアップしたZIPファイル画像

感想

以上、「ScriptCat」拡張機能に「Tampermonkey」や「Violentmonkey」で使っていたスクリプトを移行する方法でした。

読者様に勧められて「Tampermonkey」から「Violentmonkey」に移行したのはいいけど、「Violentmonkey」がいっこうにManifest V3に対応しなかったので、移行して間もないのに使えなくなりました。

GitHubスレを見ているとやっぱりそう簡単じゃないようです。

とはいえ僕みたいなただの利用者からしたら開発者の苦労はつゆ知らず、使えないなら移行するまでです。残酷なものです。

「またTampermonkeyに後戻りか…」と思っていたところ、「ScriptCat」を見つけたので移行しました。今のところ特に問題ないです。

JavaScript

Posted by ナポリタン寿司