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【Standard Notes】PCブラウザ版を日本語化するスクリプト

JavaScript

「Standard Notes」のアイコン画像

この記事では、PCブラウザ版「Standard Notes」のメニューやサイドバーを英語から日本語に変更してくれるJavaScript「Standard Notes 日本語化 + IME修正」について書きます。

ウェブサイトに「JavaScript」を適用できるChrome拡張機能・Firefoxアドオン「Violentmonkey」や「Tampermonkey」を利用します。

【Standard Notes】PCブラウザ版を日本語化するスクリプト

以下が特徴です。

  • 設定、サイドバー、メモ右上の三点ボタン(…)内メニューなどのUI全体を日本語に翻訳
  • Firefoxブラウザでタイトルを入力する時、文字変換でEnterキーを押すると本文に移動してしまうバグ修正
  • メモ本文のフォントをデフォルトの「Microsoft Yahei」から見やすいフォントに変更

実際僕も導入していますが、違和感ない日本語で見やすいです。

これまで「Simplenote」を使っていましたが、二要素認証(2FA)やエンドツーエンド暗号化(E2EE)非対応なのでプライバシー的に不安がありました。

Standard Notes」に移行したのはいいんですが、やっぱりどうしても日本語に対応しているかどうかは結構僕みたいな初心者には重要です。

ブラウザ版はそれはもうがっつりの英語で、それだけで「勿体ないなぁ…。まぁ使うけどぉ…。」と満足度半減でした。

「Standard Notes」のデフォルトメニューが英語な画像

公式ではなく非公式の有志が作成したスクリプトですが、導入することで日本語化できます。

スクリプトは拡張機能を導入できるブラウザ専用なので、スマホアプリ版では使えません。

リリース元:koyasi777XnoteGitHubGreasy Fork
記事執筆時のバージョン:1.7.2(2025年5月31日)

前提

Violentmonkeyバイオレントモンキー」や「Tampermonkeyタンパーモンキー」などのJavaScriptを適用できる拡張機能を既に導入している前提です。

2025年6月時点では「Violentmonkey」がManifest V3に対応できていないことから基本的にインストールできないようになっています。回避方法はあるにはありますが、今後もしサポートされないのであれば別のがいいかもです。

スクリプトのインストール方法

以下のサイトからスクリプトをインストールできます。

「スクリプトをインストール」をクリックします。

「Greasy Fork」から「Standard Notes 日本語化 + IME修正」をインストールする手順画像

「Violentmonkey」や「Tampermonkey」拡張機能を導入している場合は、自動的にインストール画面が表示されます。「インストール」をクリックします。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」を「Violentmonkey」にインストールする手順画像

使い方

スクリプトが有効か確認する

Standard Notes」にアクセスしてメモページを開きます。既に開いている場合は一度リロードします。

インストールした「Violentmonkey」アイコンをクリックして、「Standard Notes 日本語化 + IME修正」が有効になっていることを確認します。

「Violentmonkey」にインストールした「Standard Notes 日本語化 + IME修正」が有効になっているか確認する手順画像

メモメニューの日本語化

作成したメモ右上の三点ボタンを押した時のメニュー内が日本語化されています。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトで三点メニュー内を日本語化した画像

比較画像を貼っておきます。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトで三点メニュー内を日本語化した比較画像

リスト一覧のメニューの日本語化

作成したメモ一覧(本文の左側サイドバー)の上部メニュー内も日本語化されています。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトでリスト一覧のメニューを日本語化した画像

左側サイドバーの日本語化

左側サイドバーも日本語化されています。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトで左側サイドバーを日本語化した画像

設定画面の日本語化

設定画面も日本語化されています。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトで設定画面を日本語化した画像

メモ本文のフォント変更

メモ本文の日本語に採用されているデフォルトのフォントは「Microsoft Yahei(微软雅黑体)」です。Microsoftに標準インストールされている簡体字中国語のフォントらしいです。

そのせいでちょっと日本語でメモした時に違和感です。汚いです。

本スクリプト導入後は、「BlinkMacSystemFont(Macのシステムフォント)」や「Noto Sans」など日本語が見やすいフォントが適用されます。

自分が使っているOSによって微妙に採用されるフォントは変わりますが、どれも日本語に最適化されたフォントだと思います。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトでフォントを変更した画像

僕は角丸なフォントが好きなので、CSSを使って自分で強制的に上書きしています。

スクリプトの一時停止

一時的に「JavaScript」を停止させたい場合は、「Violentmonkey」アイコン→登録したスクリプトを左クリックします。

オンオフを切り替えられます。右クリックすると編集画面を開きます。オンオフした後は一度対象ページをリロードする必要があります。

スクリプトの削除方法

「Violentmonkey」アイコンを左クリック→削除したいスクリプト横の三点ボタン(⋮)→「削除」をクリックします。

「Standard Notes 日本語化 + IME修正」スクリプトを削除する手順画像

感想

以上、PCブラウザ版「Standard Notes」を日本語化するJavaScript「Standard Notes 日本語化 + IME修正」についてでした。

最初は自分でCSSを使って日本語化するつもりでした。

とはいえCSSで全部セレクタ調べて「font-size: 0;」にして、「after」の「content: attr(〇〇);」で上書きするのは結構大変です。

いちお実行する前に既にやっている人いないか調べてみるか…で調べたらまさかのスクリプトという形で公開されていて助かりました。感謝です。

2025年6月3日JavaScript

Posted by ナポリタン寿司