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【Standard Notes】フォントを変更するCSS

Stylebot&Stylus(CSS)

「Standard Notes」のアイコン画像

この記事では、PCブラウザ版「Standard Notes」のタイトルやメモ本文のフォントを変更するCSSを書きます。

ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebotスタイルボット」や「Stylusスタイラス」を利用します。

【Standard Notes】フォントを変更するCSS

僕はこれまで使っていた「Simplenote」から「Standard Notes」に移行しました。

二要素認証(2FA)やエンドツーエンド暗号化(E2EE)に対応していて、すぐにメモして複数デバイスで共有するという使い勝手も「Simplenote」と同じで最高です。

しかし、一点明らかな「うっ」ポイントがありました。フォントです。

パッと見、自分でも何でそう思うのか理由は分かりませんが、どことなく中国語っぽい雰囲気がするフォントでした。

PCブラウザ版「Standard Notes」のフォントが「Microsoft Yahei」で汚い画像

実際開発者ツールを見てみると、「Microsoft Yahei(微软雅黑体)」というフォントが使われていて、調べてみるとWindowsに標準インストールされている簡体字中国語フォントらしいです。

だからどことなく中国語っぽい雰囲気がするのかーと納得です。

軽く調べた感じ、無料版の「Plain Text」だとフォントを変更するようなオプションが見当たりませんでした。

もしかしたら有料版にして「Super」ノートを使えば変えられるかもしれません。僕は今のところ有料版にする気はないため、CSSで自身の環境上だけで変更してみます。

自身の環境上のみで他人には一切影響しません。

本記事はChrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホやタブレットのアプリ版ではできません。

拡張機能を利用できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browserは2025年1月で開発終了なのでMicrosoft Edge CanaryやFirefox)などをインストールしてCSSを書き込み、ブラウザ版から利用する場合はもしかしたら使えるかもしれません。

前提

「Stylebot」などのCSSを適用できる拡張機能を既に導入している前提です。

「Standard Notes」のフォントを変更するCSS

スタイルシートを開く

Standard Notes」にアクセスしてメモページを開きます。インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能のスクリーンショット1

右側に白紙のサイドバーが表示されます。

もし初めて「Stylebot」を起動した場合は「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると白紙のスタイルシート画面を開けます。

CSSを書き込む

以下のコードを書き込みます。

CSS
/*左側サイドバー(一覧)のフォント*/
html, body {
    font-family: "Kosugi maru";
}

/*メモ本文のフォント*/
.font-editor {
    font-family: "Kosugi maru";
}

font-family」を皆さん好きなフォント名に書き換えます。フォント名の書き方は各自調べてみてください。

PCにインストールされているフォントじゃないとダメなので、自分のOSに何のフォントがインストールされているか先に把握して、そのフォントをCSS指定するためにはどういう正式名称を書けばいいか調べます。

上記はWindowsに標準インストールされている「Noto Sans JP」、Macに標準インストールされているらしい「Hiragino Kaku Gothic ProN」を両方指定しているので、こだわりがない場合は上記のままでもいいと思います。

Macに関しては僕は持っていないのであくまで情報をもとに書いているだけです。実際反映されるかは不明です。

注意事項

本記事のCSSは僕が適当に作成したコードです。皆さんの環境によっては使えなかったり、サイト側の仕様変更でいつの間にか使えなくなる可能性もあります。

もし書き込んでも反映されない場合、問い合わせより教えていただければ幸いです。初心者の僕ができる範囲で修正したいと思います。

下記画像のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

「Stylebot」拡張機能のスクリーンショット2

フォントが変わったか確認

再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:app.standardnotes.com)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。

指定したフォントになります。メモ本文と左側サイドバーのメモ一覧(リスト)で別々のフォントを指定できます。

PCブラウザ版「Standard Notes」のフォントをCSSで「Kosugi maru」に変更した画像

僕は角丸フォントが好きなので、「Kosugi Maru」というのをWindowsにインストールして、以下のように指定しています。

CSS
/*左側サイドバー(一覧)のフォント*/
html, body {
    font-family: "Kosugi maru";
}

/*メモ本文のフォント*/
.font-editor {
    font-family: "Kosugi maru";
}

Googleフォントなので自由にインストールできます。

デフォルト、Noto Sans JP、Kosugi Maruにした比較画像を貼っておきます。

PCブラウザ版「Standard Notes」のフォントを変更した比較画像

一時的に無効化したい場合は、拡張機能メニュー内にある「Stylebot」アイコンを左クリック→「app.standardnotes.com」をオフにします。完全に使わなくなった場合は書き込んだコードを削除します。

感想

以上、PCブラウザ版「Standard Notes」のタイトルやメモ本文のフォントを変更するCSSでした。

唯一PCブラウザ版を使っていてちょっと嫌だな。マイナスだな。と思った点だったので、CSSという若干手間がかかる作業とはいえ好きなように変更できて良かったです。

Androidスマホアプリ版はCSSが使えませんが、そもそもアプリ版はブラウザ版と違ってOS側の規定フォントが採用されるのか、特に汚くなかったので気にしていません。

Androidスマホアプリ版「Standard Notes」のフォント画像

PCブラウザ版も、最初はブラウザの規定フォントが採用されるのかなと思い設定変更してみましたが、変わりませんでした。

Windows版「Google Chrome」ブラウザのフォント設定画像

2025年5月28日Stylebot&Stylus(CSS)

Posted by ナポリタン寿司