【Shadowban Scanner】シャドウバンかどうか確認できる拡張機能

この記事では、PCウェブサイト版「X(旧Twitter)」のアカウント単位とポスト(ツイート)単位でシャドウバンとセンシティブフラグを検出して教えてくれるChrome拡張機能「Shadowban Scanner」について書きます。
本拡張機能を導入すると、シャドウバン、あるいはセンシティブ判定されているポスト(ツイート)下部に警告文が表示されます。一目で「あ、このポストは何かしら問題があって検索結果等に表示されないかもしれないんだ」と分かります。
自分だけではなく他人のポストにも表示されます。
シャドウバン検出ツールは他にも色々ありますが、本拡張機能は外部サイトを開くことなく「X(旧Twitter)」ページ上で完結します。拡張機能を導入することで勝手に有効になります。難しい設定は不要です。日本語です。スクリーンネーム(ユーザーID)などの入力も不要です。
リスト機能やフォローのタイムラインでは表示されていても、シャドウバンされていたら検索結果に乗らない可能性があるようです。僕はこの手の仕組みが全く分かりませんが、本拡張機能を使えば何となく一目で分かるようになります。
問題ないポストには表示されず、タイムライン上の問題があるポストだけに表示されます。プロフィールページにも表示されます。警告文をクリックすると具体的に何に引っかかっているか詳細情報を確認できます。
「Search Suggestion Ban」の検出には非対応なようです。他のシャドウバン検出ツールと同様、誤検知(偽陽性や偽陰性)がある可能性もあるため、100%信用せず参考程度に利用するのがいいかなと思います。(詳しい解説はこちら)
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。本記事は拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットのアプリ版では利用できません。
リリース元:ろぼいん(ブログ、X、GitHub、Zenn、YouTube)
記事執筆時のバージョン:3.3.0(2024年09月14日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Microsoft Edge」版もあります。
「Chromeに追加」をクリックします。

「拡張機能を追加」をクリックします。

拡張機能のオーバーフローメニュー内に拡張機能ボタンが追加されればOKです。

使い方
「X(旧Twitter)」にアクセスします。既に開いていた場合は一度ページをリロードします。
ポスト単位のセンシティブフラグを検出
検索結果ページだとそもそもセンシティブ・シャドウバンされているポスト(ツイート)が表示されない可能性があるため、フォローのタイムライン上やリスト機能、バズっているポストのリプライ欄などを開きます。
本拡張機能導入後は、シャドウバン・センシティブなどの問題があるポストやリプライの下部に「このユーザーはシャドウバンされている可能性があるため、ポストが検索結果に表示されないかもしれません。」といった感じで警告文が表示されます。

健全なアカウントしかフォローしていない方は、そもそもセンシティブ・シャドウバンされているアカウントを見つけるのも一苦労かもしれません。適当にバズっているポストを探してリプライを見てみるとうやうやいました。
警告文内の「さらに表示」をクリックするとより詳細な情報が表示されます。

以下の項目についてチェックしてくれます。左側にOK、ダメマークが表示されて一目で軽度・重症なのか確認できます。
- アカウントがシャドウバンされているか、センシティブフラグが付与されているかどうか
- プロフィールのメディアにセンシティブフラグが付与されているかどうか
- ポストにセンシティブフラグが付与されているかどうか
- ポストの年齢制限
- ポストが検索結果に表示されない可能性があるかどうか
問題ないポストには何も表示されません。設定から表示するようにできますが、基本はそのままでいいかと思います。

ポストごとによってチェックの有無は変わってきます。タイムライン上ではいつも通り表示されていても「実はこの人のポスト、センシティブ・シャドウバン判定されていたんだ!」と新しい発見があるかもしれません。

アカウント単位のシャドウバンとセンシティブフラグを検出
アカウント単位でも検出してくれます。
調べたいアカウントのプロフィールページにアクセスすると自己紹介の下部に結果が表示されます。問題がある場合は「このユーザーはシャドウバンされている可能性があるため、ポストが検索結果に表示されないかもしれません。」と表示されます。

僕のアカウントは特に問題ないようです。問題ない場合は「このユーザーはシャドウバンされていません。」と表示されます。

設定
拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、インストールした「Shadowban Scanner」アイコンをクリックします。
頻繁に設定画面にアクセスする場合は隣のピン留めアイコンをクリックします。直接ツールバーに配置されます。

設定画面が表示されます。設定を変更したら「X(旧Twitter)」ページを再読み込み(F5)します。リロードしないと反映されません。

常に詳細情報を表示する
「常に詳細情報を表示する」にチェックすると、「さらに表示」をクリックしなくてもチェック項目を展開してくれます。ただし、その分長くなって表示を圧迫します。
問題のないポストにも検証結果を表示する
「問題のないポストにも検証結果を表示する」にチェックすると、全てのポストに結果が表示されます。タイムラインがごちゃごちゃするので個人的にはオフのままがいいかなと思います。

他のユーザーのプロフィールにも検証結果を表示する
「他のユーザーのプロフィールにも検証結果を表示する」のチェックを外すと他人のプロフィール上で結果が表示されなくなります。

感想
以上、PCウェブサイト版「X(旧Twitter)」でシャドウバンとセンシティブフラグになっているかどうか検出してくれるChrome拡張機能「Shadowban Scanner」についてでした。
一つの参考として役立つかもしれません。外部サイトや難しい知識なく手軽に調べられるのは便利だと思います。