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【Windows10】ユーザーアカウント制御(UAC)の警告無効化方法

2021年10月23日Windows10

ユーザーアカウント制御(UAC)のアイコン

この記事では、Windows10で、管理者権限のアプリを起動した時に表示される「ユーザーアカウント制御(UAC)」のダイアログを無効化する方法について書きます。

コントロールパネルの「ユーザーアカウント制御設定の変更」から無効にできます。

【Windows10】ユーザーアカウント制御(UAC)の警告無効化方法

Windows10のコントロールパネル→システムとセキュリティ→セキュリティとメンテナンス→「ユーザーアカウント制御設定の変更」から無効化できます。いつでも変更できます。

「ユーザーアカウント制御(UAC)」は、「本当にこの作業していいの?」という確認画面です。この確認画面があるおかげで、いきなり動作が開始されずに、一度踏みとどまることができます。具体的には、アプリをインストールする時、管理者権限で起動する時、パソコンの大事な設定を変更する時などに表示されます。

「このアプリがデバイスに変更を加えることは許可しますか?」ダイアログ画像
CCleanerの起動時

信頼しているアプリでも表示されるので、邪魔な場合は無効化するといいかもしれません。無効化とは、確認画面を表示させないという意味です。

本記事は、Windows10での解説です。Windows11ではありません。Windows11で無効化したい場合は、下記記事を参考にしてみてください。

注意事項

本記事の方法は、「ユーザーアカウント制御(UAC)」の画面を一括で無効化する方法です。個別アプリごとで設定する方法ではありません。無効化することで、アプリを起動する時に、警告が表示されなくなるので、十分に考えて無効化しましょう。

ご自身で「このアプリは大丈夫だ」、「これは知らないアプリだ。勝手にインストールされていたから悪意があるかもしれない。起動せずに削除しよう。」みたいな基本的な判断ができる方向けかなと思います。

本記事の方法で何かしらの問題が発生しても、僕は責任取れないので注意です。

「ユーザーアカウント制御(UAC)」を無効にする方法

Windows10のタスクバー内にある検索ボックスに「UAC」と入力します。「ユーザーアカウント制御設定の変更」というのが表示されます。「開く」をクリックします。

Windows10の検索ボックスから、「ユーザーアカウント制御設定の変更」を開く手順画像
UACの場所について

コントロールパネル→システムとセキュリティ→セキュリティとメンテナンス→「ユーザーアカウント制御設定の変更」にあります。

コントロールパネルは、Windows10のスタートメニュー→「Windows システムツール フォルダー」の中にあります。コントロールパネルからクリックしていくよりも、タスクバーの検索ボックスに「UAC」と入力した方が早いと思います。

Windows10のコントロールパネルから、「ユーザーアカウント制御設定の変更」を開く手順画像

ユーザーアカウント制御の設定の「コンピューターに対する変更の通知を受け取るタイミング」画面が表示されます。

初期では、「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(既定)」になっているので、バーを「通知しない」まで下げます。「OK」をクリックします。

「ユーザーアカウント制御(UAC)」のダイアログを無効化する手順画像1

「通知しない」にすることで、アプリが変更を加えようとしたときや、ユーザーがWindows設定を変更する時に、UAC画面が表示されなくなります。

安全度レベル項目説明
1位常に通知する アプリがソフトウェアをインストール使用とする場合、またはコンピューターに変更を加えようとする場合。ユーザーがWindows設定を変更する場合
2位アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(既定)ユーザーがWindows設定を変更する場合は通知しない
3位アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(デスクトップを暗転しない)
4位通知しない通知を表示しない

最後の警告が表示されるので、「はい」をクリックします。次から表示されません。

「ユーザーアカウント制御(UAC)」のダイアログを無効化する手順画像2

「ユーザーアカウント制御(UAC)」を有効にする方法

いつでも元に戻せます。再度、ユーザーアカウント制御の設定から、バーを「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(既定)」まで戻します。

「OK」をクリックして設定を保存すると、次回以降、UAC画面が表示されます。

「ユーザーアカウント制御(UAC)」のダイアログを有効かする手順画像

【おまけ】WinaeroTweakerでUACを無効にする方法

WinaeroTweaker」というフリーソフトを利用することでも、UAC画面を無効化できます。

UACの無効化だけでなく、様々な設定ができるので、「Windows10の細かい部分調整したい!」という方におすすめです。設定項目が豊富です。カスタマイズが好きな人以外には、扱いが難しいかもしれません。

以下のサイトから、ダウンロードできます。

「WinaeroTweaker」を起動します。左側のツリーメニューから、「ユーザーアカウント」を探します。ユーザーアカウントの「UACの無効化」をクリックします。

「WinaeroTweaker」ソフトで「ユーザーアカウント制御(UAC)」を無効化する手順画像1

画面下部に「変更を有効にするには、Windowsを再起動する必要があります。」と表示されるので、準備ができたら「今すぐ再起動」をクリックして、パソコンの再起動をします。別の作業をしている場合は、その作業を保存して実行します。

「WinaeroTweaker」ソフトで「ユーザーアカウント制御(UAC)」を無効化する手順画像2

再起動したら、UACの設定を見てみます。同じように無効になっているはずです。

「WinaeroTweaker」ソフトで「ユーザーアカウント制御(UAC)」を無効化する手順画像3

感想

以上、Windows10の「ユーザーアカウント制御(UAC)」の警告画面を無効化する方法でした。

最後に注意点ですが、あくまで自己責任です。本来は安全性を高める機能ということを理解した上で、無効にしたい方のみ、実行してみましょう。

2021年10月23日Windows10