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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Wappalyzer】ウェブサイトのCMSなどの情報を調べる拡張機能

2022年8月14日Chrome拡張機能

「Wappalyzer」のアイコン

この記事では、ウェブサイトが利用しているサービスを、ワンクリックで検出してくれるChrome拡張機能「Wappalyzer – Technology profiler」について書きます。

気になるブログで使われている技術・情報を知りたい時に便利です。

【Wappalyzer】ウェブサイトのCMSなどの情報を調べる拡張機能

ウェブサイトのデータベース、CMS、アドネットワークなどの情報を、ワンクリックで表示するChrome拡張機能です。具体的には、以下の情報を調べられます。サイトによっては表示されない場合もあるので、必ずしも分かるというわけではありません。

  • CMS(WordPressなどのブログの基盤)
  • データベース
  • セキュリティ
  • フォント
  • アドネットワーク(広告収入)
  • JavaScriptライブラリ
  • リバースプロキシ
  • アフィリエイト
  • プログラミング言語
  • Webサーバー

調べたいサイトにアクセスして、本拡張機能アイコン(「Wappalyzer」のアイコン)をクリックします。各項目ごとに、そのサイトが使用している情報が表示されます。

項目名をクリックすると、「Wappalyzer」のデータベースサイトに飛びます。そこで、そのサービスについての概要、公式サイトへ飛ぶことができます。

特定のサイト(ドメイン)では利用しないように、オンオフも可能です。ちょっとした遊び心だと思いますが、オフにしている間、〇×ゲームをプレイできます。

「僕もブロガーの端くれだけど、この方のサイト良き!使っているアドネットワークやブログサービスとか知りたいなぁ…」といった方におすすめです。Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンもあります。

リリース元:Elbert AliasTwitter公式サイトブログInstagram
記事執筆時のバージョン:6.10.66(2023年8月15日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

Firefoxをご利用の場合

Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。

「Firefoxへ追加」をクリックします。

「Chromeに追加」をクリックします。

「Wappalyzer」Chrome拡張機能をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Wappalyzer」Chrome拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。

使い方

特定のサイトに使われている技術・情報を調べる

情報を調べたいサイトにアクセスして、右上の拡張機能ボタンをクリックします。試しに、当サイトで利用してみます。

初期では、オーバーフローメニュー内に隠されています。頻繁に利用する場合は、ピン留めアイコンをクリックして、ツールバー内に配置するといいかなと思います。

「Wappalyzer」拡張機能を使う手順画像1

専用のポップアップが表示されて、各項目ごとに使われている技術が表示されます。当サイトの場合、「WordPress」、「reCAPTCHA」、「Google Font」などを使っていることが分かります。まぁ自分のサイトなので、把握しています。アイコン右上に使われている技術の数が表示されます。

「Wappalyzer」拡張機能を使う手順画像2

各項目はリンクになっています。クリックで、「Wappalyzer」のサイトに飛びます。

「Wappalyzer」拡張機能を使う手順画像3

試しに、アドネットワークの「Google AdSense」をクリックしてみました。「Wappalyzer」上のページに飛んで、そのサービスの詳細情報が表示されます。「ほえー、ナポリタン寿司は、アドセンスという広告を設置しているのかぁ」といった感じで、学ぶことができます。

Wappalyzer公式サイト「Google AdSense」の情報ページ
参考:Find Google AdSense customers – Wappalyzer

余談ですが、当サイトの収益源の9割はアドセンスです。Google様には頭が上がりません。アフィリエイトのほうが収益がいいみたいな話がありますが、当サイトの場合は、情報系メインなので、何か特定の物を売るというアフィリエイト系は苦手ジャンルです。

ダークモードにする方法

ポップアップ内右上にある「月(太陽)」ボタンをクリックすると、ダークモードになります。

「Wappalyzer」拡張機能をダークモードにする手順画像

特定のドメインでオフにする

開いているドメイン上(サイト上)で使いたくない場合は、メニュー内のトグルボタンで調整できます。

「Wappalyzer」拡張機能のオンオフを切り替える手順画像1

オフにすると、「技術は検出されませんでした」と表示されます。

「Wappalyzer」拡張機能のオンオフを切り替える手順画像2

お遊び要素として、「Play a game?」をクリックすると、〇×ゲームをプレイできます。開発者のブログにも公開されています。

「Wappalyzer」拡張機能のポップアップ内で〇×ゲームをプレイしている画像

オプション

拡張機能アイコンを右クリック→「オプション」をクリックすると、設定ページに飛びます。

「Wappalyzer」Chrome拡張機能の設定画面にアクセスする手順画像

デフォルトでは、「Wappalyzer」に調べた情報が送信されるようになっていました。「ちょっと嫌だなぁ」という方は、「特定した技術を匿名でwappalyzer.comに送信する」のチェックを外します。

「Wappalyzer」Chrome拡張機能の設定画面画像

「Wappalyzerロゴの代わりに技術アイコンを使用する」にチェックすると、「「Wappalyzer」のアイコン」アイコンではなく、メインで検出された技術のアイコンになります。

当サイトの場合は、「WordPress(ワードプレス)」で構築しているので、WordPressアイコン(「WordPress」のアイコン)で表示されました。下記画像はChromeの使用テーマの影響で、アイコンと色が被って見えにくくなっています。

「Wappalyzer」Chrome拡張機能の「Wappalyzerロゴの代わりに技術アイコンを使用する」にチェックした画像

「特定した技術の数をアイコンで表示」のチェックを外すと、アイコン右上に検出された技術数字が表示されなくなります。

「Wappalyzer」Chrome拡張機能の「特定した技術の数をアイコンで表示」にチェックした画像

【余談】WordPressのテーマ名・プラグインを調べたい場合

Chrome拡張機能を利用する

Chrome拡張機能「WordPress Theme Detector and Plugins Detector」を利用することで、他の方のサイトのWordPressテーマ名とプラグインを調べられます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

ウェブサービスを利用する

WordPressテーマ調べるツール」を利用することで、WordPressのテーマ名を調べられます。入力したサイトのWordPressテーマ名を表示するだけのシンプルなものですが、拡張機能などを入れなくても、すぐに利用できます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

【余談】ウェブサイトのフォント名を調べる方法

Chrome拡張機能「WhatFont(ワットフォント)」を利用することで、サイト上のフォント名を調べられます。フォントだけでなく、そのフォントに適用されているCSS(プロパティ)もざっくりチェックできます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

感想

以上、ウェブサイトに使われている技術・情報をチェックできるChrome拡張機能・Firefoxアドオン「Wappalyzer – Technology profiler」についてでした。

開発者ツールを使えば、分かる情報だと思いますが、他人のウェブサイトの情報を晒すのはやめておきましょう。個人で勉強する目的で使うのがいいかなと思います。

2022年8月14日Chrome拡張機能