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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【WhatRuns】サイトで使われているテーマ、フォントなどを調べる拡張機能

Chrome拡張機能

「WhatRuns」のアイコン画像

この記事では、任意のウェブサイトで使われているフレームワーク、アナリティクス、WordPress、フォントなどを調べられるChrome拡張機能「WhatRuns(ワットランズ)」について書きます。

【WhatRuns】サイトで使われているテーマ、フォントなどを調べる拡張機能

調べたいサイトにアクセスして、拡張機能アイコンをクリックすると、そのサイト上で使われている技術が表示されます。例えば、以下のような項目を確認できます。

調べられる技術例(当サイトの場合)
CMSWordPress
WordPressテーマLuxeritas
WordPressプラグインFlexible Table Block
アナリティクスGoogle Analytics
ウェブサーバーNginx
プログラム言語PHP
ウィジェットGoogle Custom Search
キャッシュGoogle PageSpeed 1.13.35.2-0
広告Google AdSense
フォントNoto Sans, Kosugi Maru, Sans Serif

一つのポップアップ内で全て確認できます。クリックすると、詳細情報を確認できるページにアクセスできます。公式サイトへのリンクボタンもあります。

「このブログ、綺麗なデザインだなぁ。どんなテーマやフォントを使っているんだろう」と気になる時に役立ちます。Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。

Chromeウェブストアに面白い文章が書かれていたので、引用させていただきます。他にも類似の拡張機能があるけど、それらとの違いは?という回答です。「Wappalyzer」拡張機能は、当サイトも紹介しています。

How is WhatRuns different from extensions like Wappalyzer, BuiltWith, Datanyze and Ghostery?
While all of these are good old products, WhatRuns is less heavy on your browser, has a better detection accuracy and recognise even the latest technologies and plugins compared to our counterparts. We also uncover fonts, WordPress plugins and themes used on websites, which nobody else does at the moment.

DeepL翻訳
Wappalyzer、BuiltWith、Datanyze、GhosteryなどのエクステンションとWhatRunsはどう違うのですか?
WhatRunsはブラウザへの負荷が少なく、検出精度が高く、最新のテクノロジーやプラグインも認識します。また、ウェブサイト上で使用されているフォント、Wordpressプラグイン、テーマも検出します。

WhatRuns – Chrome ウェブストア

他の拡張機能より、ブラウザへの負荷が少なく、精度も高く、プラグインやテーマなども検出できる点が特徴のようです。

リリース元:WhatRuns(Twitterはこちら、ブログはこちら
記事執筆時のバージョン:1.7.11(2023年5月9日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

Firefoxをご利用の場合

Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。

「Firefoxへ追加」をクリックします。

「Chromeに追加」をクリックします。

「WhatRuns」Chrome拡張機能をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。

「WhatRuns」Chrome拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。

「WhatRuns」Chrome拡張機能をインストールする手順画像3

使い方

拡張機能へのアクセス方法

調べたいサイトにアクセスします。試しに、当サイトで見てみます。開いたら、拡張機能メニューをクリックして、「WhatRuns」アイコンをクリックします。

「WhatRuns」Chrome拡張機能にアクセスする手順画像

頻繁に利用する場合は、ピン留めアイコンをクリックして、ツールバーに直接表示するといいかなと思います。

専用のポップアップが表示されます。最初は、ちょっと読み込みが入り、その後、使われている技術が一覧表示されます。CMS、ウィジェット、アナリティクス、キャッシュ、広告などを確認できます。

「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット1

サービス横のボタンを押すと、WhatRuns専用のサイト、公式サイトへアクセスできます。

「WhatRuns」Chrome拡張機能で検出したサービスの詳細ページにアクセスする手順画像1

より詳細な情報を確認できます。

「WhatRuns」Chrome拡張機能で検出したサービスの詳細ページにアクセスする手順画像2
参考:Websites Using Google AdSense — WhatRuns

使っているWordPressテーマ・プラグインを調べる

WordPressが使われている場合は、どのテーマを使っているか、どんなプラグインを使っているかも検出されます。僕は無料テーマ「Luxeritas(ルクセリタス)」を利用しています。プラグインは、全て確実に検出されるわけではありません。検出されないものもあります。

「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット1

使われているフォントを調べる

ポップアップ内をスクロールすると、フォント(Font)も確認できます。当サイトは、確かに「Noto Sans」を利用しています。全て1つのポップアップ内から確認できるので、らくちんだと思います。

「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット2

他サイト様で見てみたスクリーンショット

いくつか他サイト様で試してみたスクリーンショットを貼っておきます。

「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット3
参考:GIGA!無料通信 – フリーソフト、アプリ、無料のサービス などを紹介。
「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット4
参考:フリーソフト100
「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット5
参考:Windowsアプリ・フリーソフトのおすすめ情報 – 窓の杜

フォローして情報を追跡

そのサイトをフォローすることで、今後、そのサイトから新しい技術が検出されたら、登録したメールアドレスに教えてくれます。ポップアップ上部の「+」をクリックします。

「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット6

「WhatRuns」への登録画面が表示されます。アカウント登録が必要なようです。僕は試していないので、ここから先は分かりません。

「WhatRuns」Chrome拡張機能のスクリーンショット7

より詳細なフォント情報を調べたい場合

WhatFont(ワットフォント)」というChrome拡張機能を利用することで、フォント・フォントファミリーだけでなく、そのフォントに適用されているCSS(属性値・プロパティ)も調べることができます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

感想

以上、任意のウェブサイトで使われているフレームワーク、アナリティクス、WordPress、フォントなどを調べられるChrome拡張機能「WhatRuns(ワットランズ)」についてでした。

恐らく、開発者ツール(F12)などを活用することでも調べられますが、僕みたいな素人には難しいです。こういった初心者でも扱える拡張機能があることに感謝です。

Chrome拡張機能