【Wappalyzer】ウェブサイトのCMSなどの情報を調べる拡張機能

この記事では、ウェブサイトが利用しているサービスをワンクリックで検出してくれるChrome拡張機能「Wappalyzer – Technology profiler」について書きます。
参考にしたいブログがある時におすすめです。
ウェブサイトのデータベース、CMS、アドネットワークなどの情報をワンクリックで表示するChrome拡張機能です。
具体的には、以下の情報を調べられます。サイトによっては表示されない場合もあるので、必ずしも分かるというわけではありません。
- CMS(WordPressなどのブログの基盤)
- データベース
- セキュリティ
- フォント
- アドネットワーク(広告収入)
- JavaScriptライブラリ
- リバースプロキシ
- アフィリエイト
- プログラミング言語
- Webサーバー
調べたいサイトにアクセスして、本拡張機能アイコンをクリックします。各項目ごとに、そのサイトが使用している情報が表示されます。
項目名をクリックすると、Wappalyzerのデータベースサイトに飛びます。そこで、そのサービスについての概要、公式サイトへ飛ぶことができます。
特定のサイト(ドメイン)では利用しないように、オンオフも可能です。ちょっとした遊び心だと思いますが、オフにしている間、〇×ゲームがプレイできます。
「僕もブロガーの端くれだけど、この方のサイト良き!使っているアドネットワークやブログサービスとか知りたいなぁ…」といった方におすすめです。
Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンもあります。
本拡張機能は、WordPressのテーマやプラグインは検出しません。こちらを調べたい方は、下記記事を参考にしてみてください。サクッとテーマとプラグインを調べられます。
リリース元:http://wappalyzer.com/
記事執筆時のバージョン:6.10.38(2022年7月20日)
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。
Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。
「Firefoxへ追加」をクリックします。
「Chromeに追加」をクリックします。

拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。
使い方
情報を調べたいサイトにアクセスして、右上の拡張機能ボタンをクリックします。試しに当サイトで利用してみます。
WordPress、reCAPTCHA、Google Fontなどを使っているということが判明しました。判明したも何も、自分のサイトなので、把握していますけどね…。

各項目はリンクになっています。クリックで、Wappalyzerのサイトに飛びます。

試しに、アドネットワークの「Google AdSense」をクリックしてみました。
Wappalyzer上のページに飛んで、そのサービスの詳細情報が表示されます。「ほえー、ナポリタン寿司は、アドセンスという広告を設置しているのかぁ」といった感じで、学ぶことができます。

ちなみに、当サイトの収益源の9.9割はアドセンスです。Google様、ぐへへへ(とか言ってみたり)
そのドメイン上で使いたくない場合は、メニュー内のオンオフボタンを「オフ」にします。オフにしていると、情報が表示されず、代わりに〇×ゲームのページが表示されます。
僕みたいなパソコン初心者には、これが結構面白かったですw。下記画像では、2対0で負けていますが、この後7-2まで引き延ばされました。僕ってゲーム弱いんだな…。

右上の「月」ボタンをクリックすると、ダークモードになります。

オプション
拡張機能アイコンを右クリック→オプションをクリックすると、設定ページに飛びます。

デフォルトでは、Wappalyzerに調べた情報が送信されるようになっていました。嫌な方は、「特定した技術を匿名でwappalyzer.comに送信する」のチェックを外します。
感想
以上、ウェブサイトの情報をチェックできるChrome拡張機能「Wappalyzer – Technology profiler」についてでした。
元々、開発者ツールを使えば、誰でも分かる情報だと思いますが、他人のウェブサイトの情報を晒すのはやめておきましょう。個人で勉強する目的で使うのがいいかなと思います。