当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています。消費者庁が、2023年10月1日から施行予定である景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています(記事はこちら、消す方法はこちら

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Clean-Spam-Link-Tweet】「bnc.lt」リンクなどのスパム消す拡張機能

Twitter関連

「Clean-Spam-Link-Tweet」のアイコン

この記事では、PCウェブサイト版「Twitter」で、バズったリプライに湧いているリプ内容と全く関係ない「bnc.lt」などのリンクが含まれたスパム・アフィリンク系ツイートを、ブロック・あるいは非表示に消すChrome拡張機能「Clean-Spam-Link-Tweet(クリーン・スパム・リンク・ツイート)」について書きます。

【Clean-Spam-Link-Tweet】「bnc.lt」リンクなどのスパム消す拡張機能

PCウェブサイト版「Twitter」のリプライにある「bnc.lt」などのドメインが含まれたリンクをブロックする拡張機能です。そもそもなかったかのように非表示にできます。

ここ最近、僕がTwitterに入り浸るようになったせいか、ツイートに対する返信内容としてはまともなんだけど、全く関係ないリンクを添付しているツイートが目につくようになりました。数百以上のリツイートがあるバズっているツイートの返信によく見られます。

PCウェブサイト版「Twitter」のリプライに湧いているスパムツイート画像

リンクテキストには、「bnc.lt」と書かれています。クリックしてみても、なーんかよく分からない変な記事です。

調べてみると、アフィリエイトやスパム系関連だそうです。僕にとっては、このリンク先は何一つ参考になったことがないため、そもそもTwitter上で消したいです。

定型文な誘い文句であれば、そのキーワードをTwitter公式のミュート機能に追加すれば、今後見ることはなくなります。しかし、厄介なことにリプライ内容自体は、結構真っ当なことを言っていて、ツイートごとで異なるので、ピンポイントでミュートしにくいです。

多分、文章は別の方の引用ツイートなどから、コピペしているんだと思います。文字はパクるし、スパムリンクを貼るしで最悪です。「bnc.lt」というテキスト自体をミュートに登録してみましたが、消せませんでした。

どうしたものかと検索していたら、本拡張機能を見つけました。導入して有効にするだけで、スパム系ツイートを一掃できました。本拡張機能は、以下のサイトから、リストをお借りしているようです。かなりの数が登録されています。

bnc.lt」だけでなく、他のアフィリエイト目的のリンク等もブロックしてくれます。「amazon.co.jp」や、アラビア文字だけのリプライ、絵文字1文字だけ…といった悪質なリプライを消す機能も用意されています。

Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットは分かりません。拡張機能を導入できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browser)を導入することで、もしかしたら利用できるかもしれません。

リリース元:kawa-nobu(Twitterはこちら、GitHubはこちら、ブログはこちら
記事執筆時のバージョン:1.8.1(2023年10月14日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

「Chromeに追加」をクリックします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能をインストールする手順画像1
Firefoxをお使いの場合

Firefoxアドオンストアからインストールできます。

バージョン1.5.2(2023年6月17日公開)までは、Floorpブラウザで利用できませんでした。しかし、そのことをぽつんとTwitterにツイートしたら、作者様が見ていただき、なんとFloorpでも使えるように修正してくださりました!すごいです。

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能をインストールする手順画像3

使い方

「bnc.lt」が貼られたスパムツイートの非表示

Twitter」にアクセスします。本拡張機能が正常に動作するか確かめるため、実際に「bnc.lt」のリンクが添付されたツイートページにアクセスします。

bnc.lt」と検索すると、うじゃうじゃヒットします。バズったツイートの返信欄を下部にスクロールすることでも、多分ヒットします。大体バズったツイートには、下のほうに数件あります。

PCウェブサイト版「Twitter」で、「bnc.lt」と検索した画像

開けたら、インストールした「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張子の拡張機能ボタンをクリックします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクをブロックする手順画像1

ポップアップが表示されます。「有効」にトグルがオンになっていればOKです。なっていない場合は、オンにします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクをブロックする手順画像2

設定を変更したら、その都度ダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクをブロックする手順画像3

変更したら、その都度ページをリロードする必要があります。Twitterページを再読込します。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクをブロックする手順画像4

有効後は、「bnc.lt」などのリンクが暗くなり、中央に「スパムを検出!」と表示されます。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクをブロックする手順画像5

クリックしても、ツイートの詳細ページが開くだけで、リンクは開きません。うっかり押し間違えて開く心配がなくなります。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクをブロックする手順画像6

ヒットツイート非表示

ただ単に「有効」にしただけだと、リンク自体は表示されます。クリックできなくなるだけです。そもそもそういったスパムツイートを消したい場合は、ポップアップを開いて、「設定」→「ヒットツイート非表示」をオンにします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクを丸ごと消す手順画像1

「OK」をクリックします。本機能は、Twitterが重たくなる可能性があるようです。それでもいい方だけオンにしましょう。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクを丸ごと消す手順画像2

bnc.lt」などのリンクが含まれたスパムツイート自体が丸ごと消えます。元々なかったかのようになります。文字として「bnc.lt」を書き込んでいる方のツイートは表示されます。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能を使って、「bnc.lt」などのスパムリンクを丸ごと消す手順画像3

Amazonリンク阻止

「Amazonリンク阻止」をオンにすると、「amazon.co.jp」などのAmazonリンクが添付されたツイートも、本拡張機能のブロック対象にしてくれます。

「Clean-Spam-Link-Tweet」の「Amazonリンク阻止」機能を使う手順画像1

Amazonのリンクを貼っているツイートが気に食わない場合は、オンにするといいかもしれません。ただし、「amazon.co.jp」のリンクを一括でブロックするので、その点は注意です。

「Clean-Spam-Link-Tweet」の「Amazonリンク阻止」機能を使う手順画像2

悪質リプライ非表示

「悪質リプライ非表示」をオンにすると、収益化目的で絵文字だけ送っているリプライを非表示にできます。下記画像のような感じです。

Twitterに湧いているインプレッション数稼ぎのための絵文字リプライ画像

僕は、Blueユーザーでも何でもないので、具体的にどういった仕組みなのか分かりませんが、収益化が実装されてから、こういった絵文字だけのリプライが増えた印象です。

調べてみると、収益化するためにインプレッション数が一定ラインを超える必要があり、そのインプレッション数を増やす裏ワザとして、とにかくバズったツイートにクソリプを飛ばす…という方法が存在しているようです。

【かんたん】ツイッターX収益化の仕組みと裏ワザ公開!クソリプだけでいくら広告収入を稼げる? – Kight’s blog

絵文字だけのリプなどを飛ばしている当人は、収益化のため必死なんでしょうが、僕からしたら、邪魔でしかありません。本拡張機能を使うことで、ある程度一掃できます。(本音を言うと、拡張機能じゃなくて、Twitter側が対策をしてほしいんですけども)

利用するには、「悪質リプライ非表示」をオンします。非表示にする対象の文字数を指定します。例えば、絵文字1つだけしか送っていないツイートを消したい場合は、「1」にします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」の「悪質リプライ非表示」機能を使う手順画像

僕は、「」といった2文字以上の場合もクソリプ認定しているので、一掃できるよう「3」にしています。最初は「10」にしていたんですが、スパムではない役立つ10文字以内の内容も消してしまったので、「3」にしました。

「非表示モード」を選択します。初期では、「Blueマーク付を文字数で非表示」になっています。Blueユーザーだけが対象になります。

  • Blueマーク付を文字数で非表示
  • 全ユーザーを文字数で非表示
  • Blueマーク付を全て非表示

僕は、範囲を広げて「全ユーザーを文字数で非表示」にしています。あんまり消えないな…と思った方は、「全ユーザーを文字数で非表示」にすることで、精度が上がるかもしれません。

アラビア文字リプ非表示

バズったツイートのリプライを見ている時、大量のアラビア文字のリプライが気になりました。

Twitterに湧いているアラビア文字だけのリプライ画像

Twitter UI Customizer」拡張機能を導入して、ツイート下部に、ワンクリックでミュートできるボタンを設置しているのですが、どんどん新しいアカウントが誕生していて、キリがないなぁ…と思っていました。

ダメ元で「Clean-Spam-Link-Tweet」の作者様に聞いてみたところ、なんとバージョン1.8(2023年10月10日公開)から、機能として実装していただきました。オンにすることで、アラビア文字だけのリプライが非表示になります。

「Clean-Spam-Link-Tweet」の「アラビア文字リプ非表示」機能を使う手順画像

ヒットURLコピー(解析・調査委・開発用)

ブロックしたURLをコピーする機能が用意されています。

「ヒットツイート非表示機能は使っていない!いざという時はアクセスしたい!」という場合は、「解析・調査・開発用」をクリックして展開します。「ヒットURLコピー」を有効にします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能の「ヒットURLコピー」を有効にする手順画像1

ドロップダウンリストを展開して、どのURLをコピーするか選択します。「いざという時にはアクセスしたい」という場合は、「ブロックURL」にします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能の「ヒットURLコピー」を有効にする手順画像2

Twitterページをリロードすると、設定が反映されます。

有効にした状態だと、該当ツイートにマウスを乗せて、キーボードの左Ctrlを押した時、画面が暗くなり、黄色い枠が表示されます。「クリックでURLをコピー」と書かれています。左Ctrlを押している間に左クリックすると、クリップボードにURLがコピーされます。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能の「ヒットURLコピー」を利用する手順画像1

ダイアログが表示されます。マウスの下にあるリンクがコピーされます。「OK」をクリックします。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能の「ヒットURLコピー」を利用する手順画像2

クリップボードにコピーされているので、新しいタブのアドレスバーに貼り付けます。Ctrl+Vで貼り付けられます。そのリンク先を閲覧できます。

「Clean-Spam-Link-Tweet」拡張機能の「ヒットURLコピー」を利用する手順画像3

左Ctrlを離しても、装飾が解除されない場合は、もう一度左Ctrlを押すことで解除されるようです。

そもそも「ヒットツイート非表示」を有効にしている場合は、表示されないので注意です。本来はURLを分析・調査する方向けの機能らしいですが、僕たち利用者からしたら、どうしても見たくてたまらない…という時に役立つかもしれません。

感想

以上、PCウェブサイト版「Twitter」で、リプ内容と全く関係ない「bnc.lt」などのリンクが含まれたスパム・アフィリンク系ツイートを、ブロック・あるいは非表示に消すChrome拡張機能「Clean-Spam-Link-Tweet(クリーン・スパム・リンク・ツイート)」についてでした。

個人的に、本拡張機能と「Twitter UI Customizer」を導入することで、かなり快適にTwitterを利用できると思います。

Twitter関連