「CIO マグネットシリコンケーブル」を買った!良きすぎる!

この記事では、2023年12月に発売開始された「CIO マグネットシリコンケーブル」を買った話について書きます。マグネットの力で端子とコードを分離できます。
※【追記】接続が悪くなったことを追記!(こちら)
2024年3月に以下の製品を購入しました。
- CIO マグネットシリコンケーブル(ストレート,ホワイト, 1m) 2本
CIO マグネットシリコンケーブル(L字,ホワイト, 1m)
1本
- CIO マグネットケーブル専用取換端子 (USB Type-C, ホワイト)
3個
マグネットケーブルとは、通常の充電コードと違って端子部分(スマホとかに挿す部分)が「ポンッ」とコードから取れるようになっています。
端子だけをあらかじめスマホやワイヤレスイヤホンの充電口などに挿しこむことで、充電したい時にコードを近付けるとマグネットの力で「ポンッ」と繋がって充電が開始されます。
最初に端子を挿しておけば、次回以降コードの抜き差し作業をしなくても、いつでも素早く充電するデバイスを切り替えられます。

僕はブログを始めるまで全く知らなくて、読者様にこういう世界があると教えてもらった時は「えぇ~~!なんだこれぇ!マグネットぉ!?」と驚きました。
ただこれまでは有名なメーカーから販売されておらず、よく分からない怪しい日本語を使ってそうな中華業者さんだけが販売していました。あくまで僕の偏見です。ちゃんとした製品もあるかもしれません。
僕が読者さんに教えていただいた時も有名メーカーの出品がなかったので、読者さんが適当に買ったという製品と同じのを購入して使っていました。これでも便利でした。現在では本記事の製品を購入したので使っていません。
ただでさえ端子とコードの間に砂とか入ったらやばそうっていう不安があるのに、安心できそうなメーカーから出品されていないってので、中々手を出せていなかった方も多いと思います。
そんな中、読者さんに「このメーカー最近人気ですよ~成長してまーす」と教えていただいた「CIO」がついにマグネットケーブルを販売したので購入して使ってみたところ「うぉ!!やっぱりいい!」となったので記事にします。
人差し指タイピングのパソコン初心者が使った感想なのであんまり参考にはしないでください。というかレビューではなく買ったという報告です。
リリース元:株式会社CIO(シーアイオー)
発売開始日:2023年12月頃(クラウドファンディングはもう少し前から開始)
購入日:2024年3月
購入場所:Amazon
追記
【2024年7月追記】接続が悪くなった!?何やら不穏な空気!
2024年3月に購入して2024年7月までほぼ毎日使っていたんですが、最近接続が悪くなりました。
具体的にどの時から~というよりは徐々に悪くなっていって、7月中旬くらいから無視できないレベルで悪くなりました。
具体的には端子がデバイス(スマホやワイヤレスイヤホン)にしっかり挿さった状態でマグネットケーブルを挿しこんでも充電が開始されないです。
カチッとマグネットでくっつんですが、その後も充電開始の合図が何も出ず…。動画を貼っておきます。
完全に壊れたわけではなく、何度か取り外ししていると正常に開始されます。
マグネットなので通常のコードと比べて抜き差しの手間は少ないんですが、ふと見たときに「ふぁ!?充電されてないじゃん!」となるのがイライラします。
コードが悪くなったのかType-Cの端子側が悪くなったのか分かりません。
もしかしたらどっちも悪くなくて充電器側(まぁこれも「CIO NovaPort TRIO 140W」でCIO製なんですけど…)がおかしくなったのかもしれません。
でも「CIO NovaPort TRIO 140W」には2本のCIOマグネットケーブルと1本の「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブル」を繋いでいて、Ankerのほうは問題なく使えているので、多分マグネットケーブル側(ケーブルか端子かは不明)だと思います。
何が原因なのか素人の僕には分からないんですが、ただちょーど僕のほうで悪くなったなぁと感じ始めた7月に以下のポストがたまたま流れてきて、より「えぇ…」となっています。
リプや引用ポストを見ていると、皆さん思った以上にCIO製品での故障経験が多いらしく…(こちらとかこちらとかこちらとか)
さらに上記ポストを一度見た影響か、それ以降おすすめタイムラインにちょくちょく良くないポストが流れてくるようになりました。
いや~困ったもんですね。
まだまだ完全に壊れたわけじゃないので使い続けますが、半年もたたないうちに接続が悪くなったのは悲しいです。まぁ僕の使い方が悪かったんだと思います。
上記をきっかけに色々調べていると、AnkerはもちろんUGREEN
、多摩電子工業
、MATECHあたりも
いい感じのようです。
多少の個体差はあると思いますし、人それぞれの利用用途・利用環境によっても左右されると思うので、一個人の僕なんか参考にならないと思いますが、いちおこうなったという報告でした。
今後また進展(治ったとか完全に壊れたとか)があれば追記したいと思います。
【2024年9月追記】依然直っていない
相変わらず直っておらず、充電されたりされなかったりです。
もう気になり始めて数か月以上たっているので慣れてきました。マグネットケーブルちゃんは気まぐれツンデレなんだと思っています。
【2025年6月追記】1本直った?
充電されたりされなかったり問題が発生したのは同時に購入した3本のうち2本だったんですが、その内1本はここ数か月くらいでちょっと直った?印象です。

一度接続が悪くなったコードが直ることなんかあるのか分かりませんが、実際イヤホンやタブレットなどをほぼほぼ一発で充電開始してくれるようになりました。
充電開始されない時もいまだにありますが、マグネットケーブルという仕様上の許容範囲内な気がします。十回中一回充電開始されてない時があるみたいな。
シンプルに嬉しいです。
一方でもう一本は相変わらず接続が悪いです。充電器(コンセントに挿すアダプター)を変えたり、挿すコンセントの場所変えたりしましたが、相変わらずダメです。
【2025年6月追記】新しいコード1本買っちゃった
元々液晶ディスプレイ付きモデルがいいなと思っていたのにミスッて通常タイプを買っていたので、また接続悪くなるかのチェックも兼ねて「CIO マグネットシリコンケーブル(液晶ディスプレイ付きモデル)」を買ってみました。

3本買ったうちの2本が接続悪くなり、1本はここ数か月で直ったっぽいとはいえ、1本は相変わらず接続が悪いです。そんな状態なのに追加で同じメーカーから買うの中々勇気あるなと自分で思いました(笑)
特に問題なく充電できました。

コードに画面があって充電速度が表示されるのはやっぱり凄かったです。
ただ、ぶっちゃけそこまでの感動はなかったです。「あー、まぁこんなもんか。何で買う前にあんだけ期待してたんだろ」ってなりました。
一長一短な感じです。
常にリアルタイムで数値が変化するので視界に入る場所だと逆に目障りです。
スマホやモバイルバッテリーの充電など速度が気になる製品に対しては便利ですが、扇風機や電気など速度を気にしないものに使っても「だから何?」状態でした。まぁこれは買う前から分かっていたことです。
一方で、手帳型ケースで画面が見えないタブレットを充電する時、コードの液晶で速度が表示されるから「あ、ちゃんと充電されているな」って画面を見なくても分かったのは良かったです。
充電が完了したら自動的に0W表記になったので気づきやすいです。
むしろそういう使い方が本製品の真価な気がします。
速度どうこうより充電されているかどうかを確認できる選択肢が一つ増えることがいいのかなと。画面を見なくてもコードの根本で簡易的に確認できます。
余談ですが、以前は売り切れ状態になっていたMicro USBの端子が再び買えるようになっていました。
買う前の注意点
僕の失敗!液晶付きにすればよかった!
僕が買った製品の紹介に入る前に、同じ過ちを皆さんにしてほしくないため、僕がうっかりミスった話を書きます。
2025年6月8日時点だと、コードに充電速度を表示してくれる液晶画面付きとそうじゃない2パターンが展開されています。

どっちかを選んで、その後種類を選ぶ流れです。
- サイズ(0.5mか1mか2mか)
- 形状(ストレートタイプかL字に曲がったタイプか)
- 色(パープル、ブラック、ホワイト)
僕はこれまで液晶画面付きのコードなんて持っていませんでした。
あると面白そうと思い、ちょっとだけ(数百円レベル)高くても液晶画面付きにしようって決めていたのに、うっかりノーマルタイプを買ってしまいました…。
最初に液晶ディスプレイ付きの商品詳細ページを開かないと、その後いくら色を選択しようがサイズを変えようが、液晶画面は非搭載です。
ただのマグネットケーブルです。画面付きが欲しい場合はちゃんと商品名をよく見ましょう。
モニターライトの給電といった充電速度なんて気にならない製品で使う場合は、ノーマルタイプでもいいかなと思います。逆にそういった製品に使う場合は画面付きでチカチカ光ると鬱陶しいかもしれませんね。
映像出力にはどちらも非対応
もう一つ注意点ですが、映像出力には液晶画面付きもそうじゃないタイプも対応していません。
どっちもノートPCを外部モニターに繋いで画面拡張するみたいな使い方はできません。基本充電専用でおまけ程度にデータ転送できると考えるのがいいかなと思います。
注意事項
CtoC 1m 液晶ディスプレイ付きマグネットシリコンケーブル | 株式会社CIO(シーアイオー)公式HP 充電器・モバイルバッテリーメーカー
※PowerDelivery(PD)充電にはPD対応ACアダプタをご使用いただく必要がございます。
※Alternate Mode(映像・音声出力)には対応しておりません。
今後出てくるかもしれませんが、現時点では映像出力させたい場合、マグネットケーブルではなく通常タイプの「CIO 240W CtoC シリコンケーブル」とかが選択肢かなと思います。
2024年7月時点では1mしかなかったので延長させたい場合は同メーカーの「CIO シリコンケーブル Type-C 延長ケーブル」も買うといいかなと思います。
ただこの延長ケーブルも0.5mしかないので若干歯がゆさがあるかもです。CIOにこだわらなかったら色々選択肢はあると思います。
商品写真
今回は3本のコードと追加の「USB Type-C」端子を3つ購入しました。

1本だけL字型のコードにしました。

中には充電ケーブル本体と説明書や会員登録の案内用紙が入っていました。くるくる巻いてまとめられるやつ(なんていうんだこれ)がケーブルについていて良かったです。

ケーブルは柔らかいシリコンになっています。触るともっちりねっとりって感じで心地よい触り心地です。

同じシリコン素材の「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブル」を元々持っていて、気持ええなぁって思っていたので、今回もシリコン素材で幸せです。
形状は両方とも「USB Type-C」です。

マグネットケーブルなので、デバイスに接続する側の端子が取れます。特に難しい作業は必要なく、引っ張れば取れます。反対側(充電器に挿す側)の端子は取れません。

1本のコードに1つの端子が付いています。1デバイス用ってことです。スマホとタブレットの両方で使いたい場合は、別途端子だけを購入する必要があります。
端子を取ってみると、コード側にトゲトゲした棒の突起を確認できました。ピンと呼ばれるものだと思います。

逆に端子側は穴みたいになっていて、これらの穴と突起(ピン)がガッチャンコしてくっつきます。
充電してみた!これだよこれ!最高!
試しに「Google Pixel 7a(現在はXiaomi 15 Ultra)」に挿入してみます。「USB Type-C」の形ならどのデバイスにもはまると思います。

カチッとはまります。こちらでも書いていますが、若干でっぱった感じなのでケースによってはわんちゃん干渉するかもしれません。

端子を挿しこめたら、充電ケーブルの反対側(端子が取れないUSB Type-C側)を充電器(アダプタ)に挿します。

両方「USB Type-C」なので「USB Type-A」の充電器には挿しこめません。僕は「CIO NovaPort TRIO 140W3C」をコンセントに挿して利用しています。

いざデバイスに装着した端子に近付けます。

ある程度近付けたら、マグネットの力を感じられると思います。最後までくっつけなくても「お、おぉ~引っ張られる感覚がある!」ってなって、それに身を任せると勝手にカチャッとくっつきます。

動画を貼っておきます。
コードをよっこらせっと挿しこまなくても近づけるだけで迷いなく接続できるので便利です。らくちんです。
データ転送にも対応しているタイプなので、PCと接続して写真や動画なども転送できます。
追加の端子(Type-C)も買って幸せに!
マグネットケーブルを最大限活用するには、いかに所有デバイスをマグネット充電で固められるかだと思います。1本のコードと1個の端子だけだと、あんまり利便性を感じないと思います。
マグネットケーブルはよく分からない中華製品が色々出していますが、互換性はありません。
僕が使っていた同じメーカーのマグネットケーブルだと、通常充電用のマグネット端子を高速充電用のマグネットケーブルに接続してもダメでした。
「CIO」の場合、ここらへんも安心です。
互換性のある端子だけ別で販売されていました。CIO製品で固めておけば互換性があると思います。「CIO」から新型タイプのマグネット充電が登場したら、また話が変わってくるかもしれませんが…。
よく分からない中華製品だといつAmazonから消えてもおかしくありませんが、「CIO」だとさすがにいきなり消えることはないかなと思います。
僕は持っているデバイスの数を考えて3つ購入しました。コード1本買えば、1個の端子がついてくるので、別途端子だけ買う必要があるかは自分で考えましょう。

コードを抜き差しすることなく、別のマグネット端子を装着したデバイスに繋げて充電開始できます。素早くて楽ちんでした。マグネットなので多少の抵抗感(引っ張られる感覚)がありますが、コードの抜き差しと比べると手軽です。

実際に充電してみた動画を貼っておきます。
気になる点
1端子だと効果薄い。全てをマグネットに総入れ替えする
こちらに書いたように、一つのマグネット端子と充電ケーブルだけだと、そこまで恩恵を感じないかもしれません。
僕のようにスマホだけでなく、ワイヤレスイヤホン、タブレット、ハンディクリーナーなど自分が持っている「USB Type-C」製品もマグネット充電できるようにすると効果を発揮します。
1つだけだと、その端末のためだけにマグネットケーブルを充電器(アダプター)に挿しこまないといけません。さらに、それ以外のデバイスはマグネット充電できるようにしていないので、もう一つ通常のケーブルも用意しないといけません。
中途半端な移行だと結局手間が増えるので、やるならとことん固めるのがいいかなぁと思います。
まぁ結局僕の場合、メインで使っているスマホは通常のケーブルで充電しちゃっています(笑)
というのも僕は山や田舎の自然スポットなど、室内と比べると黄砂や水に晒されるリスクが高い場所によく行きます。そこにマグネット充電の端子を持っていくのが壊れそうで不安なので、マグネットケーブルは持っていっていません。基本室内向けかなと思います。
ちょっとでかい?ケースとかに干渉する可能性あり?
マグネットケーブルの先端と、マグネットではない通常の充電ケーブル「Anker PowerLine III Flow USB-C&USB-C」の比較写真を貼っておきます。マグネット端子と接続する側が明らかにごつかったです。

「USB Type-C」に端子を挿しているので、凸ッとした感じになります。もしかしたら何かしら(ケース等)に干渉する可能性があります。

例えば、「Xiaomi Mi ハンディクリーナー ミニ」の充電口は底にあるので、底にマグネット端子を挿入する形になります。そうすると、本製品の一つの売りである自立ができなくなります。ガタガタになって縦に置こうとしても傾いて倒れます。

感想
以上、「CIO マグネットシリコンケーブル」を買った話でした。
カチッと素早く充電を切り替えられて便利です。
僕がこれまで持っていたマグネットケーブルと比べて磁石の力が強いと思いました。しっかりした感じです。