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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【UPDF】AI機能を使えるPDF閲覧・編集・注釈ソフト

ソフトレビュー

「UPDF」ソフトのアイコン画像

この記事では、PDFファイルの閲覧、編集、注釈挿入、整理などの基本的な操作だけでなく、AI機能を使って、PDFファイルの要約、翻訳、質問もできるシェアウェアソフト「UPDF(ユーピーディーエフ)」について書きます。

「UPDF」のスクリーンショット

無料版と有料プランに分かれているシェアウェアPDFエディターソフトです。以下のような、PDFに関することなら一通りできるオールインワン的なソフトです。

  • 閲覧
  • 注釈の挿入(ハイライトマーカー、下線、波線、署名、スタンプなど)
  • 編集(テキスト編集、新規追加、画像挿入など)
  • 整理(ページの並び替え、追加、分割、合体など)
  • トリミング
  • OCRのテキスト抽出
  • PDF→WordやPowerPointなどの別拡張子に変換
  • PDFファイルの圧縮

タブ表示なので、一つのウィンドウ内で、複数のPDFを開いて、切り替えられます。シンプルなデザインで、直感的に操作できると思います。日本語に対応しています。

上記のような基本的な機能だけでなく、「UPDF AI」という有料プランのAI機能が搭載されている点も特徴です。サイドバーに「Bing AI」のようなAI画面を表示できます。

PDFファイルをアップロードして、内容を要約したり、別の表現を教えてもらったりできます。PDFファイル内に分からない単語がでてきたら、別アプリに切り替えることなく、本ソフト内で、AIに尋ねられます。

無料プラン、有料プランの価格や機能の違いについては、公式サイトを参考にしてみてください。

Windows7以降で利用できます。Windows11にも対応しています。僕はWindowsを使っているので、Windowsでの解説記事ですが、Windows、macOS、iOSAndroidと、幅広いデバイスに対応しています。

有料プランのライセンスは、ソフトごとではなく、アカウント単位で管理されているので、1つのライセンスを購入したら、PCとスマホの両方で、有料プラン限定の機能を利用できます。1アカウントにつき、最大4台のデバイスで利用できるようです。

本記事について

本記事は、依頼されたものです。報酬、あるいはソフトのライセンスをいただいています。

当サイトの「ソフトレビュー」カテゴリーにある記事は、全て依頼された案件記事です。

リリース元:Superace Software TechnologyYouTubeTwitterInstagram
記事執筆時のバージョン:1.6.19(2023年10月13日)

【2023年09月27日~2023年11月06日】ハロウィーンセール

2023年09月27日~2023年11月06日の間で、ハロウィーンセールが開催されています。

期間中、UPDFの永久プラン、あるいは永久プラン+AIの年間プランがお得に購入できるようです。

「UPDF」が開催しているハロウィンキャンペーン画像1

上記のキャンペーンサイトにアクセスすると、UPDFの何かしらのプランを購入した方限定で、何かが当たるチャンスです。何かしら有料で購入していないと、恐らくクリックできません。

好きなカボチャをクリックすると、キャッシュバック、1ヶ月のAIプラン、PDFのテンプレート、Apple AirPodsなどの、どれか1つが当たります。

「UPDF」が開催しているハロウィンキャンペーン画像2

キャッシュバックが当たった場合は、「PayPal」または「Payoneer」を通じて、振り込んでくれるようです。賞品は、2023年11月7日~10日の間でメールに届くようです。

僕は、2回くらい「もう一度引けるチャンス」になって、3回目で、「30種類のPDFテンプレート」というのが当たりました。これが当たった場合は、すぐにダウンロードできます。

キャンペーン期間中、一番有料プランの購入金額が高い方は、iPhone15が当たるようです。僕もよく分かっていないので、詳しくはキャンペーンサイト下部の説明欄を読んでみてください。

ダウンロード方法

公式サイトからダウンロードできます。

「無料ダウンロード」をクリックします。

「UPDF」ソフトをダウンロードする手順画像1

ダウンロードが開始されます。

「UPDF」ソフトをダウンロードする手順画像2

ブラウザで指定したダウンロードフォルダー内に、セットアップファイルが保存されます。ダブルクリックで起動します。

「UPDF」ソフトをインストールする手順画像1

インストール場所などのこだわりがない場合は、そのまま「インストール」ボタンをクリックします。詳細に設定したい場合は、右下の下矢印ボタンをクリックします。

「UPDF」ソフトをインストールする手順画像2

インストール場所と、言語選択の設定が表示されます。

「UPDF」ソフトをインストールする手順画像3

もしかしたらインストールした時、Windowsセキュリティの「パブリックネットワークとプライベートネットワークにこのアプリへのアクセスを許可しますか?」というダイアログが表示されるかもしれません。問題ない場合は、「許可」をクリックします。

「UPDF」ソフト起動時のWindowsセキュリティダイアログ画像

使い方

PDFファイルの閲覧

本ソフトを起動します。スタートメニューの「U行」にあります。PDF拡張子を開く既定のアプリを、「UPDF」にしている場合は、「.pdf」ファイルをダブルクリックすることで、直接開けます。

本ソフトを起動したら、新しいタブが表示されます。「ファイルを開く」からPDFファイルを選択するか、ソフト画面に向かって、ファイルをドラッグ&ドロップします。

「UPDF」ソフトでPDFファイルを開く手順画像
既定のアプリに設定する方法

Windows11の設定→アプリ→既定のアプリページを開きます。検索ボックスに「pdf」と入力して、PDFファイルを「UPDF」ソフトで開くように選択します。

Windows11の既定のアプリ設定画像

こうすることで、今後PDFファイルをダブルクリックすると、本ソフトで起動してくれます。完全にPDFエディターソフトを、「UPDF」に乗り換える場合に便利だと思います。

開くと、アカウント登録の催促ポップアップが表示されます。アカウントの作成自体は無料でできます。無料アカウントだと、1日2回のPDF変換、専用のクラウドストレージ(1GB)を利用できます。

「UPDF」ソフトの「みなさん!UPDFへようこそ!」ダイアログ画像

PDFファイルが表示されます。左側にメニュー、ページ全体のプレビュー(サムネイル)、中央にページ本体という構成になっています。

「UPDF」ソフトでPDFファイルを閲覧している画像
サムネイルの表示・非表示

左下のサムネイルボタン()をクリックすることで、プレビューの表示を切り替えられます。初期で表示するか非表示にするかは、環境設定から調整できます。

「UPDF」ソフトのサムネイルの表示を切り替える手順画像

上部のツールバーが配置されています。ページの拡大縮小、ページ移動、スライドショーなどのボタンがあります。

「UPDF」ソフトの閲覧モード上部のツールバー画像

タブ表示になっていて、一つのウィンドウ内で、複数のタブ=PDFページを開けます。上部のタブ名をクリックすることで、切り替えられます。新しく追加したい場合は、ファイル→「新しいタブ」や、「開く」を活用します。

「UPDF」ソフトで複数タブを開いた画像

注釈モード

左側サイドバーの注釈モード(注釈画像)をクリックすることで、ハイライトマーカー、下線、テキスト、ステッカー、スタンプ、署名などの注釈モードになります。上部にツールバーが表示されます。

「UPDF」ソフトで注釈モードに切り替える手順画像

ノート注釈

ノート注釈ボタン()をクリックして、貼りたい場所をクリックします。ポップアップでメモを残せます。

「UPDF」ソフトの注釈モードで、ノート注釈を利用する手順画像

下線の挿入

下線ボタン()をクリックして、引きたい文字を範囲指定します。好きな色で下線を引けます。

「UPDF」ソフトの注釈モードで、下線を利用する手順画像

署名の挿入

直筆の署名を作成できます。署名ボタン()をクリックして、「作成」をクリックします。

「UPDF」ソフトの注釈モードで、署名を利用する手順画像1

署名を作成します。マウスで書けます。「作成」をクリックします。

「UPDF」ソフトの注釈モードで、署名を利用する手順画像2

次回以降、「」ボタンを押して、任意の場所をクリックすると、挿入できます。複数作成した場合は、アイコン横の「▼」から切り替えられます。

「UPDF」ソフトの注釈モードで、署名を利用する手順画像3

編集モード

左側サイドバーの編集モード(編集画像)をクリックします。ファイル内のテキストを編集したり、新しいテキストを書き込めます。

「UPDF」ソフトの編集モードを使う手順画像1

フォントを変更することもできます。

「UPDF」ソフトの編集モードを使う手順画像2

整理モード

左側サイドバーのボタン(整理画像)をクリックします。現在開いているPDFファイルの全体像が表示されます。

空白ページの追加

上部のツールバーにある「挿入」→「空白ページ」をクリックします。

「UPDF」ソフトの整理モードで、ページを追加する手順画像1

新しく何も書かれていないPDFページが追加されます。

「UPDF」ソフトの整理モードで、ページを追加する手順画像2
空白ページとファイル挿入は、編集モードからでもできる

左側サイドバーから編集モード(注釈画像)に切り替えて、サムネイル内の開いているページを右クリック→「空白ページを挿入」や「ファイルからページを挿入」からでも、追加できます。

「UPDF」ソフトの編集モードからページを追加する手順画像

ファイルからページを挿入

上部の「挿入」→「ファイルからページを挿入」をクリックします。ファイル選択ダイアログが表示されるので、PDFファイルを選択します。現在開いているPDFファイルに、選択したファイルが、合体(連結)します。

「UPDF」ソフトの整理モードで、ファイルを挿入する手順画像

ページの並び替え

整理モードに表示されているページを、マウスで掴んでドラッグ&ドロップすることで、好きなように並び替えられます。

「UPDF」ソフトの整理モードで、ページを並び替えるGIF画像

PDFファイルの一部ページを抽出

別ファイルとして保存したいページを選択して、上部の「抽出」をクリックします。そのページ単体を、別のPDFファイルとして、保存できます。

「UPDF」ソフトの整理モードで、一部ページを抽出する手順画像

ページのトリミング

左側サイドバーのページをトリミングボタン(トリミング画像)をクリックします。範囲指定で切り取れます。

「UPDF」ソフトのトリミングモードの画像

OCRでテキスト抽出

右側サイドバーの「OCRを使用してテキストを認識」ボタン(OCR画像)をクリックします。

「UPDF」ソフトでOCRを使う手順画像1

初回は、プラグインをダウンロードします。「ダウンロード」をクリックします。

「UPDF」ソフトでOCRを使う手順画像2

ダウンロードされたら、ファイル→環境設定→「プラグイン」に、「光学文字認識」が追加されます。「×」で閉じます。

「UPDF」ソフトでOCRを使う手順画像3

再度、OCRボタン(OCR画像)を押すと、メニューが表示されます。

「UPDF」ソフトでOCRを使う手順画像4

PDFファイルの圧縮

上部のファイルタブ→その他の形式で保存→「ファイルサイズを縮小」をクリックします。

「UPDF」ソフトでPDFファイルを圧縮する手順画像1

PDFファイルの品質を選択します。恐らく「最高」は、一番品質(画質)が高いですが、圧縮率は低いと思います。僕が試したサンプルのPDFは、元々サイズが小さかったので、品質関係なく、同じ容量でした。

「UPDF」ソフトでPDFファイルを圧縮する手順画像2

元々低いサイズのPDFだったので、あまり参考にならないかもしれませんが、比較画像を貼っておきます。確かに圧縮できていました。ファイルの中身も、パッと見は、劣化していませんでした。

「UPDF」ソフトでPDFファイルを圧縮する手順画像3

PDFファイルの変換・書き出し

右側の書き出しボタン(書き出し画像)をクリックするか、上部の「ファイル」タブから書き出せます。PDFだけでなく、Word、PowerPoint、Excel、CSV、画像など、様々な形式に変換できます。

「UPDF」ソフトでPDFファイルを書き出す手順画像

UPDF AI

本ソフトには、AI機能が搭載されています。編集モードなどに切り替えて、右下の「UPDF AI」ボタン(UPDF AI画像)をクリックします。キーボードのCtrl+Eでも開けます。

「UPDF」ソフトでAI機能を利用する手順画像1

初回利用時は、利用規約の確認画面が表示されます。内容を呼んで、問題なければ「同意する」をクリックします。

「UPDF」ソフトでAI機能を利用する手順画像2

右側サイドバーに「UPDF AI」画面が表示されます。日本語で、あれやこれや教えてくれます。「ChatGPT」や「Bing AI」といったサービスと同じです。

「UPDF」ソフトでAI機能を利用する手順画像3

サイドバーの横幅を調整する方法

「UPDF AI」のサイドバーは、境界線をマウスで掴んで引っ張ることで、横幅サイズを変更できます。

「UPDF」のAIサイドバーの横幅サイズを調整する手順画像

注意点ですが、フルスクリーン(ウィンドウ最大化)時は、引き伸ばせる限界が少々短いです。ウィンドウを縮小すると、フルスクリーン時よりかは、引き伸ばせます。動画も撮影しました。

現在のプランの確認

上部にある「UPDF AI」タイトル横に、残り利用回数が表示されます。クリックすると、現在の無料・有料プラン状況をポップアップで確認できます。僕は、レビュー依頼で一か月分の「UPDF AI Pro Plan」ライセンスを提供していただきました。

「UPDF」ソフトのAIで現在のプラン状況を調べる手順画像

要約

上部の「PDFで開く」タブに切り替えると、現在開いているPDFをアップロードできます。「始める」をクリックします。

「UPDF」ソフトのAI機能でPDFを要約する手順画像1

アップロードが開始されます。

「UPDF」ソフトのAI機能でPDFを要約する手順画像2

アップロードできたら、「UPDF AI」が、PDFの内容を要約・整理して教えてくれます。数字や改行などが使われていて、見やすいと思いました。

「UPDF」ソフトのAI機能でPDFを要約する手順画像3

そのままPDFの内容に関する質問を投げかけたり、あるいは関係ない内容を喋ったりできます。

「UPDF」ソフトのAI機能でPDFを要約する手順画像4

PDFを見ながら、何か分からない単語が出てきたら、コピーしてサイドバーのAI画面に貼り付けて、詳しく解説してもらう…といった使い方ができるかなと思います。

「UPDF」ソフトのAI機能でPDFを要約する手順画像5

出力速度は、何回か試した感じ、そこまで速くはないかなぁという印象です。「ChatGPT」に使われている「GPT-3.5」のほうが、速い印象です。

書く

「PDF内の文章をもっとフレンドリーに修正して」といった感じで、指示すると、「UPDF AI」が回答してくれます。編集モードにして、AIの回答を参考にしながら修正する…といった使い方ができます。

「UPDF」ソフトのAI機能を使って、文章を修正している画像

翻訳

「UPDF AI」画面上部の「チャット」タブをクリックして切り替えます。入力欄上部で、どんな作業をしたいか選択できます。

翻訳したい場合は、「翻訳します」を選択します。

「UPDF」ソフトのAI機能で翻訳する手順画像1

翻訳モードに切り替わるので、翻訳結果の言語を選択します、

「UPDF」ソフトのAI機能で翻訳する手順画像2

PDFファイル内に英語が出てきたら、コピーして、翻訳モードの入力欄に貼り付けます。入力欄右側にある送信ボタンをクリックするか、Enterを押します。

「UPDF」ソフトのAI機能で翻訳する手順画像3

選択した言語に翻訳されます。

「UPDF」ソフトのAI機能で翻訳する手順画像4

説明

説明モードにして、「〇〇を教えて」といったように質問すると、用語の意味を教えてくれます。

「UPDF」ソフトのAI機能を使って単語の意味を調べている画像

環境設定

上部のファイルタブ→「環境設定」をクリックします。

「UPDF」ソフトの環境設定にアクセスする手順画像

設定画面が表示されます。

「UPDF」ソフトの環境設定画像1

「表示」ページで、初期のページの拡大表示、プレビューの表示・非表示、初期モードを設定できます。毎回PDFファイルを編集する場合は、「閲覧」モードではなく、「編集」モードにすると、わざわざ切り替える手間が省けると思います。

「UPDF」ソフトの環境設定画像2

感想

以上、PDFファイルの閲覧、編集、注釈挿入、整理などの機能を搭載していて、さらにAI機能でPDFファイルの要約、翻訳、質問ができるシェアウェアソフト「UPDF(ユーピーディーエフ)」についてでした。

余談ですが、「UPDF」には、Universal(普遍的)、Productive(生産的)、Delightful(楽しい)、Fast(速い)という意味が込められているようです。

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