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【URLを日本語のままコピー】日本語URLを文字化けせずにコピーする拡張機能

2022年5月4日Chrome拡張機能

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この記事では、日本語が含まれるURLをコピーした時に、パーセント表示になってしまう現象を回避して、日本語のままコピーしてくれるChrome拡張機能「URLを日本語のままコピー」について書きます。

【URLを日本語のままコピー】日本語URLを文字化けせずにコピーする拡張機能

日本語が含まれるURLを文字化けさせずにそのままコピー(デコード)できるChrome拡張機能です。

本拡張機能を導入した状態で、日本語が含まれるサイトを開きます。拡張機能ボタンをクリックするか、右クリック→「URLをそのまま日本語でコピー」をクリックするだけです。これで、日本語の状態でURLがクリップボードにコピーされます。

タイトルとURLを一緒にコピーするオプションも用意されています。

通常、日本語が含まれるURLをコピーすると、ブラウザが勝手にエンコード(文字変換)して、パーセントとアルファベットの文字列に置き換えられます。

例えば、「りんご」という単語が含まれているURLの場合、コピーすると「%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94」といった形になります。意味は一緒なんですが、エンコードされた状態だと、かなり長くなってしまい、綺麗ではありません。

本拡張機能経由でコピーすると、そのまま「りんご」でコピーしてくれます。

「いちいち、エンコードされるのが嫌だ!デコード(元の日本語のまま)した状態でコピーしたい!」という方、ぜひ試してみてください。

ボタンを経由した時だけデコードしてくれるので、用途に応じて使い分けられます。普通にコピーしたい時は、いつも通りの方法でコピーするだけです。

本拡張機能は、Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。

追記

2022年9月現在、Chromeウェブストアから削除されています。Firefoxアドオンは、今まで通りあります。

Chromeを利用している方は、「Copy Unicode URLs」などで代用できます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

リリース元:szk0u
記事執筆時のバージョン:1.6(2018年4月29日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。現在では、インストールできません。「Copy Unicode URLs」で代用できます。

「Chromeに追加」をクリックします。

URLを日本語のままコピー - Chrome ウェブストア

拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。

使い方

日本語が含まれるウェブサイトを開きます。試しに、Googleの「りんご」の検索結果ページで試してみます。

開いたら、右上の拡張機能ボタンをクリックします。

本拡張機能のアイコンをクリックする
ページの右クリックでもアクセスできる

ページの空いているところの右クリック→「URLを日本語のままコピー」からでもアクセスできます。

ページの右クリック→URLを日本語のままコピー→現在のページのURLのみコピー

右クリックからだと、URLだけでなく、以下の形式でコピーすることも可能です。

  • 現在のページのURLとタイトルをコピー
  • markdown形式
  • reStructuredText形式
  • textile形式
  • AsciiDoc形式

この段階で、日本語の状態のURLがクリップボードにコピーされます。実際に、メモ帳に貼り付けてみます。通常の方法では、日本語URLがエンコードされましたが、本拡張機能をクリックした場合、デコードされた状態でコピーされます。

メモ帳 通常の方法でコピーしたURLと、本拡張機能でコピーしたURLの比較画像
::通常
https://www.google.com/search?q=%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94

::本拡張機能を使った場合
https://www.google.com/search?q=りんご

Amazonの検索結果でも試してみました。長ったらしいURLが綺麗な状態になります。

Amazonの検索結果ページをデコードした状態でコピーした画像
::通常
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88

::本拡張機能を使った場合
https://www.amazon.co.jp/s?k=チョコレート

本拡張機能の注意点

Chromeの内部設定ページ、Chromeウェブストアなどの一部サイトでは動作しません。

Chromeウェブストアなど一部サイトでは、本拡張機能が動作しないので注意

ブラウザ本体の権限の方が強く、拡張機能が動作しないためです。

感想

以上、日本語URLをパーセント+アルファベットではなく、日本語のままコピーするChrome拡張機能「URLを日本語のままコピー」についてでした。

頻繁に使う機会はないかもしれませんが、あると便利です。

2022年5月4日Chrome拡張機能