【URL Encoder Decoder】URLのエンコード・デコードアドオン

この記事では、専用のダイアログでURLをデコード・エンコード変換できるFirefoxアドオン「URL Encoder Decoder」について書きます。
パーセントと英数字の羅列に変換されたURLを元の日本語URLに戻せます。その逆も然りです。
URLをデコード・エンコードするFirefoxアドオンです。
本アドオンを導入してアイコンをクリックすると専用のダイアログが表示されます。エンコード欄、デコード欄があるので、変換したいURLを入力するとリアルタイムで変換されます。そのままコピーできます。
「アルファベットとパーセント表記になって見にくい!元のスッキリした日本語にしたい!」という方試してみてください。その逆で「日本語URLだとウェブ上で正しくリンクとして認識してくれないからエンコードしてほしい!」という場合でも本アドオンで対応できます。
アドオンなのでどのウェブページ上でも動作します。好きなタイミングでポップアップを表示して変換できます。FirefoxアドオンだけのリリースでChrome拡張機能はありません。ただし、類似拡張機能があります。
リリース元:Ram(ブログ、X)
記事執筆時のバージョン:1.0.1(2024年4月26日)
インストール方法
Firefoxアドオンストアからインストールできます。
本アドオンはFirefoxアドオンのみの提供でChrome拡張機能はリリースされていません。
Chrome・Vivaldi・EdgeなどのChromiumベースのブラウザをご利用の方は、代わりに「URL Decode|Encode」などで代用できるかと思います。
をクリックします。

追加→OKをクリックします。追加するとアドオンメニュー内に追加されます。頻繁に使う場合はアドオン横の設定ボタン→ツールバーにピン留めをクリックします。

使い方
エンコードされたURLを日本語URLに変換する
変換したいURLをコピーします。試しにAmazonの「カロリーメイト」ページで試してみます。アドレスバー上の表記は「カロリーメイト」と日本語ですが、実際にコピーするとパーセントと英数字の羅列になります。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88
サイトを開けたらアドレスバー内のURLを選択してCtrl+C、あるいは右クリック→コピーを押します。

コピーできたら右上のアドオンボタンをクリックします。専用のダイアログが表示されます。
URLをデコード(日本語化)したい場合は下側、エンコード(パーセントとアルファベット化)したい場合は上側のテキストボックスに貼り付けます。今回は元の日本語に戻したいので下側のテキストボックスに貼り付けます。Ctrl+Vで貼り付けられます。
瞬時に上側のテキストボックスにデコードされたURLが表示されます。そのまま範囲選択してコピー(Ctrl+C)できます。

<!--通常-->
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88
<!--デコード後のURL-->
https://www.amazon.co.jp/s?k=カロリーメイト
日本語URLをエンコードする
「X(旧Twitter)」で日本語を含むリンクをポストした場合、日本語部分以降が正しくリンク化されず、クリックしても思ったURLを開けないことがあります。

こういった場合はウェブサイトが正しく認識してくれる形式(パーセントと英数字)に変換(エンコード)する必要があります。
日本語が含まれるURLをコピーして本アドオンのポップアップ上部のテキストボックスに貼り付けます。瞬時に下のテキストボックスに変換したURLを出力します。

URLではなく単なるエンコード・デコードされた文字列だけでも動作します。暗号解読みたいでロマンがあります。

<!--通常-->
%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%AF%BF%E5%8F%B8
<!--デコード後のURL-->
ナポリタン寿司
感想
以上、専用のポップアップ内でURLをデコード・エンコード変換できるFirefoxアドオン「URL Encoder Decoder」についてでした。
URLのエンコード・デコード関連については他にも記事を書いています。Chrome拡張機能だったりFirefoxアドオンだったりウェブツールだったり色々な形があります。お好みで選んでみましょう。