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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【ExifFrame】写真に白枠+機種、ISOなどのExif情報を追加するサイト

Webサービス

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この記事では、アップロードした写真に、シンプルな白枠フレームを追加して、白枠下部に撮影したメーカー名、機種名、レンズ情報、F値、ISO、焦点距離などのExif情報のテキストを挿入してくれるウェブサービス「ExifFrame」について書きます。

「ExifFrame」サイトのスクリーンショット

アップロードした写真・画像に白いフレームを付けて、下部にExif情報から読み取った情報を書いてくれるウェブサイトです。印刷した紙の写真によくある感じの白いフチです。写真をアップロードするだけで、余計な設定なく、自動的に付けてくれます。

下部には、主に以下のようなExif情報を書いてくれます。

  • メーカー名
  • 機種名
  • レンズ情報
  • F値
  • ISO
  • 焦点距離

写真に設定されているExif情報から読み取るので、そもそも情報がない場合は表示されません。Exif情報は、写真を撮影した時、付与される通常目に見えないデータです。撮影した機種などの情報が埋め込まれています。

一眼レフカメラやスマホのカメラで撮影した場合は、Exif情報が残っていると思います。別のアプリで加工したり、友だちからLINEで送られてきた写真などは、削除されている可能性があります。

Exif情報が間違っていたり、データが削除されていた場合は、手動で情報を追加できます。例えば、撮影したカメラ名は表示されたけど、レンズ名が記録されていなかった場合、自分でレンズ名を書けます。

不思議なもんで、白いフレームを付けることで、「なんかおしゃれ感」が出ました。実際に何枚か作成してみましたが、いい感じです。

元画像の画像サイズを変えずにダウンロードできます。こういったウェブ上で動作するサービスであるあるなのが、ダウンロードした画像は、かなり縮小されているパターンです。本サービスは、元の画像サイズ+白いフレームを追加した画像サイズです。

ブラウザ上で動作するので、インターネット環境さえあれば、OSやバージョンなど幅広いデバイスからアクセスできると思います。スマホのブラウザアプリからも利用できました。

「なんか白いフレームつけておしゃれっぽくして、さらに撮影したデータを文字として書き起こしたい!SNSに投稿したい!」みたいな方に便利だと思います。

リリース元:momosukeInstagramサイト
記事執筆時のバージョン:2023年7月11日

アクセス方法

以下のリンクからアクセスできます。

使い方

画像のアップロード

サイトにアクセスしたら、「アップロード」ボタンをクリックします。

「ExifFrame」に画像をアップロードする手順画像1

エクスプローラーの画像選択ダイアログが表示されるので、画像を選択します。記事執筆時点だと、単一画像だけに対応していて、複数一括処理には対応していません。選択できたら、「開く」ボタンを押します。

「ExifFrame」に画像をアップロードする手順画像2

「処理中」と表示されるので、終わるまで待ちます。僕の場合、一眼レフカメラ「Canon EOS Kiss X10」で撮影した写真で5秒程度でした。写真の容量に左右されると思います。

「ExifFrame」に画像をアップロードする手順画像3

終わると、完成写真が表示されます。白いフレームがついて、写真下部にExif情報が記載されています。

僕の場合、一行目に「Canon Canon EOS Kiss XIO /」と書かれていて、二行目に「f/3.5 1/1600s IS0400」と書かれていました。メーカー名、機種名です。

「ExifFrame」に画像をアップロードする手順画像4

白いフレームは、上と左右の余白具合が一緒で、Exif情報が書かれている下部の余白は、少々大きめにとられていました。

横長の写真だけでなく、縦長の写真にも対応しています。

「ExifFrame」に縦長写真をアップロードした画像

2023年5月に購入した「Google Pixel 7a(Androidスマホ)」で撮影した写真もできました。「Google Pixel 7a / Pixel 7a back camera 5.43mm f/1.89」と書かれていました。

「ExifFrame」に「Google Pixel 7a」Androidスマホをアップロードした画像

Exif情報の確認・修正

プレビュー写真の下部に、それぞれの項目を手動で編集・追加できる項目があります。メーカー名、機種名、レンズ、焦点距離、絞り、シャッタースピード、ISO感度を調整できます。

「ExifFrame」にアップロードした写真のExif情報テキストを修正する手順画像1

Exif情報は、写真を撮影した時に自動的に付与されるもので、間違っていることは滅多にないと思います。メインは修正ではなく、追加だと思います。

例えば、僕の場合「SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5」で撮影した写真を、「Digital Photo Professional(DPP4)」上で編集できるように、こちらの記事の方法で、レンズ情報を書き換えています。

その影響か、「ExifFrame」にアップロードした時、機種名は表示されましたが、レンズ名が表示されませんでした。こういった時に手動編集(追加)が便利です。

「レンズ」の部分に、撮影時に使用した「SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm」テキストを入力します。入力できたら、「修正」ボタンをクリックします。

「ExifFrame」にアップロードした写真のExif情報テキストを修正する手順画像2

押した時、ちょっとだけ画面が固まります。数秒程度で終わると思います。終わったら、プレビュー写真上のテキストが書き換えられます。

写真のダウンロード

作業が終わったら、「ダウンロード」ボタンを押します。ダウンロードしないと、PCに保存されないので注意です。

「ExifFrame」で加工した写真をダウンロードする手順画像1

ダウンロードされます。

「ExifFrame」で加工した写真をダウンロードする手順画像2

ブラウザ側で設定している場所に保存されます。デフォルトだとダウンロードフォルダーだと思います。

「ExifFrame」で加工した写真をダウンロードする手順画像3

完成写真を貼っておきます。

「ExifFrame」を使って白枠とExif情報を書き込んだ「太華山 展望台(山口県周南市)」で撮影した写真

編集前と編集後の容量を比較してみます。13MB→3.5MBと容量は結構圧縮されていました。まぁそもそも13MBは大きすぎるか…(笑)日常利用なら圧縮されたところで気にならないと思います。

「ExifFrame」で白枠とExif情報をつける前と後の比較画像1

画像サイズは縮小されません。元の画像サイズのまま、白いフレーム分が追加されたサイズになります。パッと見た感じ、劣化具合に違いが分かりませんでした。

「ExifFrame」で白枠とExif情報をつける前と後の比較画像2

テンプレートの登録

そのブラウザ上で使える情報保存機能が用意されています。例えば、「SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm」のレンズ名を頻繁に入力したいけど、毎回入力するのがめんどくさいといった時に便利です。あらかじめ登録しておくと、素早く呼び出せます。

ブラウザのCookieを利用していると思います。Cookieを削除したり、別ブラウザでアクセスした時はリセットされます。

ページの一番下部にあります。左側のドロップダウンリストから保存したい項目を選択します。僕の場合「レンズ」です。選択した後、隣にあるテキストボックスに文字を入力します。「SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm」といった感じです。「登録」ボタンを押します。

「ExifFrame」にテンプレートを登録する手順画像1

レンズ情報が登録されます。

「ExifFrame」にテンプレートを登録する手順画像2

適当に写真をアップロードした状態で、作成したテンプレートの「反映」ボタンを押します。上部の「レンズ」部分に、「SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm」が自動的に入力されます。

「ExifFrame」にテンプレートを登録する手順画像3

「修正」ボタンを押すと、プレビュー写真に反映されます。

「ExifFrame」にテンプレートを登録する手順画像4

Exif情報が正しく残っている場合は、わざわざ利用する必要はないと思うので、主な用途としては、「頻繁にこのレンズ使っているけど、レンズのExif情報が保存されない!」みたいな状況かなと思います。

あるいは、Exif情報関係なしにメーカー名部分に「ナポリタン寿司」といった固有名詞を入れたい場合などにも便利そうです。

【余談】PWAでアプリっぽくする方法(Android)

PWAに対応しています。PWAは、ウェブサイトをアプリのように独立させて利用できる機能です。ブラウザのツールバーなどの余計な要素がなくなり、ブラウザと違うウィンドウ(タスク)として登録されます。

スマホにインストールしているブラウザアプリで「ExifFrame」を開きます。試しに「Google Pixel 7a」にインストールしている「Google Chrome」ブラウザで開いてみます。

右上の三点ボタンをタップ→「アプリをインストール」をタップします。

「ExifFrame」をPWAにしてAndroidスマホで利用する手順画像1

ダイアログが表示されるので「インストール」をタップします。

「ExifFrame」をPWAにしてAndroidスマホで利用する手順画像2

インストールが開始されます。僕の環境だと、ちょっと時間がかかりました。終わったら通知が表示されます。ホーム画面に専用のショートカットアイコンが配置されています。

「ExifFrame」をPWAにしてAndroidスマホで利用する手順画像3

タップすると起動します。まるで「Google Play」からインストールしたアプリのように起動します。ブラウザのタブバー、ツールバーなどの余計な要素がない状態です。

「ExifFrame」をPWAにしてAndroidスマホで利用する手順画像4

アプリ切り替え画面でも、ブラウザとは独立した状態で表示されます。

「ExifFrame」をPWAにしてAndroidスマホで利用する手順画像5

PWAにしたかどうかは関係なく、スマホ上でも利用できました。白いフレームにExif情報を付与できました。

「ExifFrame」をPWAにしてAndroidスマホで利用する手順画像6

実際に作成してみた写真

実際に僕が撮影した写真を何枚か加工してみました。ずらっと貼っておきます。機種名あたりを手動修正で、撮影場所にするのも面白いかもしれませんね~。

「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ月の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだの旧国鉄倉吉線(鳥取県倉吉市)写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ鳥の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだUFOライン(高知県と愛媛の境目)の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ岩樋山(鳥取県日野郡)の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ岩樋山にあった花の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ船通山(鳥取県日野郡)の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだローソク岩展望台(島根県隠岐郡隠岐の島)の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ井仁の棚田(広島県山県郡安芸太田町)の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ秋吉台(山口県美祢市)の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ菜の花の写真
「ExifFrame」を利用して白フレームとExif情報を書き込んだ彼岸花の写真

感想

以上、アップロードした写真に、シンプルな白枠フレームを追加して、白枠下部に撮影したExif情報のテキストを挿入してくれるウェブサービス「ExifFrame」についてでした。

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