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【ConoHa WING】閲覧できません(Forbidden access)の解決方法

2021年11月11日WordPress

「ConoHa WING」のアイコン

この記事では、WordPressプラグインの設定を変更して保存した時や、「options.php」ページを変更した際に、「閲覧できません(Forbidden access)」と表示されて、保存できなかった時の対処法を書きます。

WordPressの問題でもプラグインの問題でもなく、契約しているサーバー「ConoHa WING(コノハ・ウィング)」の問題です。

「閲覧できません(Forbidden access)」とエラーが表示されている画像

WordPressで、プラグインの設定を変更して保存した時や、「options.php」ページで設定を変更した際、「閲覧できません (Forbidden access)」と表示されて、正常に保存できない時があります。

閲覧できません(Forbidden access)

指定したウェブページを表示することができません。入力したURLや値が正しくない可能性がございますのでご確認ください。

The server refuse to browse the page.
The URL or value may not be correct. Please confirm the value.

WordPressでプラグインや「options.php」ページを変更できなかった時のエラーページ

これは、契約しているサーバー(僕の場合は、ConoHa WING)の「WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)」と呼ばれるセキュリティ設定が原因です。

「WAF」は、「Web Application Firewall(ウェブアプリケーションファイアウォール)」の略称で、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃から守るセキュリティシステムのことです。

脆弱性とは、セキュリティ上の欠陥のことを指すので、簡単にいうと、WAFは悪者から守ってくれる良い機能です。

本来、悪者から守ってくれる便利な機能ですが、たまーにプラグインや設定ページを悪者と勘違いして、ブロックしてしまう時があります。そのため、変更を保存したい場合、一時的に、「今から行う作業は悪者じゃないよ。安心だよ」と伝える必要があります。

WAF設定をオフにして「閲覧できません」を回避する手順

WAFは、契約しているレンタルサーバーの設定画面から解除できます。

僕の場合、「ConoHa WING(コノハ・ウィング)」と契約しているので、「ConoHa WING」のコントロールパネルにアクセスします。

契約しているレンタルサーバーごとで設定画面は異なる

契約しているサーバーが「ConoHa WING(コノハ・ウィング)」以外だと、方法が変わってきます。

僕は、「ConoHa WING」しか知らないので、他のレンタルサーバーを契約している方は、「契約しているレンタルサーバー名 WAF解除」で検索してみてください。例えば、「エックスサーバー」なら、「エックスサーバー WAF」といった感じです。

ログインを求められるので、ログインします。

「ConoHa WING」のログイン画面

ログインできたら、左側のメニューからサイト管理→「サイトセキュリティ」をクリックします。「WAF」タブをクリックします。

「ConoHa WING」でWAF設定を一時的にオフにする手順画像1

WAFの利用設定を一時的に「OFF(オフ)」にします。

「ConoHa WING」でWAF設定を一時的にオフにする手順画像2

「成功しました。WAF設定変更」と左下に表示されればOKです。

「ConoHa WING」でWAF設定を一時的にオフにする手順画像3

この間に、もう一度やりたいことを実行します。WordPressプラグインの設定を変更したり、「options.php」ページを変更したりです。

既に「閲覧できません (Forbidden access)」と表示されている場合は、ブラウザの戻るボタンを押します。こうすることで、元の画面に戻ります。

WordPressで「閲覧できません (Forbidden access)」ページから戻る手順画像

僕の場合、「options.php」内の設定項目を変更した時に表示されていましたが、WAFをオフにした後は、正常に「設定を保存しました」と表示されました。

「options.php」で「設定を保存しました」と表示されている画像
「設定を保存できませんでした。」と表示された場合

WAFの壁を乗り越えた後、今度は「設定を保存できませんでした。」の壁にぶつかる場合があります。僕の環境だと、「options.php」の設定項目を変更して、保存した後に表示されました。

「options.php」で「設定を保存できませんでした。」と表示されている画像

これは、設定を変更した際に送られるPOST送信値が、デフォルトの1000をオーバーしていることが原因です。上限値を増やすように設定することで回避できます。

詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

設定変更後は、必ず元に戻す

WordPressプラグインや「options.php」を変更した後、必ずWAFを「ON」に戻します。本来は、オンになっていることで、様々な攻撃から守ってくれる便利機能なため、オフにする理由がありません。

「ConoHa WING」の「WAF」設定をオンにする手順画像

少々手間ですが、プラグインなどの設定を変更する度に、オンオフを切り替えましょう。場合によっては、自身のIPアドレスを除外設定に追加することも可能です。

感想

以上、「ConoHa WING(コノハ・ウィング)」のWAF設定を一時的にオフにして、「閲覧できません(Forbidden access)」のエラーを回避する方法でした。

初心者でも難しい知識を必要とせずに、「はい(オン)」か「いいえ(オフ)」で設定できるのはありがたいです。逆を言えば、それだけ手軽に設定を変更できてしまうため、どの項目を弄っているのか理解する必要があるなと感じました。

余談ですが、デフォルトの画像サイズを「フルサイズ」にするときに、今回の問題にぶつかりました。

2021年11月11日WordPress