【iTransor for LINE】トーク履歴のバックアップソフト

2022年2月23日ソフト,レビュー

iTransor for LINEのアイコン

この記事では、iOSとAndroidのLINE トーク履歴のバックアップソフト「iTransor for LINE」について書きます。

無料版と有料版があります。

iTransor for LINEのスクリーンショット

iOS、AndroidのLINE アプリのトーク履歴を、PCにバックアップできるソフトです。

ソフトをインストールして、バックアップしたいスマホをUSB接続します。ソフトの案内に従って、ポチポチクリック(またはスマホ側でのタップ作業)することで、LINEをPCにバックアップできます。

ステップに従って、ポチポチするだけなので、ある程度PCの扱いに慣れている方だと、簡単にバックアップできます。

バックアップする保存場所は、自分で指定できます。

iOS、AndroidのLINEに対応しています。LINEのバージョンはどれでもOKです。

バックアップしたデータは、いつでも中身を確認できます。LINEっぽいUIでトーク履歴を見れます。

無料版と有料版があり、無料版だと、以下の2つのことができます。

バックアップと、バックアップデータのトーク履歴の確認だけができます。実際に復元することはできません。

有料版にすることで、以下の機能が追加で利用できるようになります。

  • LINEデータをiOS、Androidの双方向直接転送
  • 2台のiPhone、または2台のAndroid 間でLINE データ転送
  • バックアップしたデータから復元
  • バックアップしたデータをHTML、PDFでエクスポート

バックアップから復元するには、有料版が必須ということです。

料金は月額、または年額のサブスクリプション制で、2022年2月22日(火)に僕が確認したところ、月間ライセンスが2,980円、年間ライセンスが3,980円でした。

永久版(買い切り版)も用意されていて、5,980円でした。

支払いは、クレジットカード、PayPalでできます。

読み方は、「アイトランサー・ライン」です。

提供元:iMyFone

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

まずは、無料版の利用をおすすめします。

「無料ダウンロード」をクリックします。

LINEのトーク履歴のバックアップと引継ぎをより簡単に 無料ダウンロード

ダウンロードしたファイルを、ダブルクリックで起動します。

itransor-for-line_setup-com_jp.exeの起動

「インストール」をクリックします。

iTransor for LINEのセットアップ インストール

インストールが開始されるので待ちます。

インストールしています AndroidとiOSデバイスの間でLINEデータを直接転送します。

インストールが完了したら、「今すぐ開始」をクリックします。

iTransor for LINEのセットアップ 今すぐ開始

最初は、お知らせの「メッセージセンター」ダイアログが表示されます。不要な場合は、右上の「×」で閉じましょう。

メッセージセンター

使い方

以下の4つの機能が用意されています。

4つの機能(一部機能は有料版のみ)無料版でできるかどうか
AndroidとiOS デバイス間で、LINE データの転送×
AndroidとiOS デバイスから、LINE データをバックアップ
バックアップしたデータから、LINE データの復元×
iTransor バックアップから、LINE データを表示&エクスポート

本記事では、主に無料版でできることを解説します。

また、本記事を書いた本人は、iPhone(iOS)を所持していないため、Androidを使っての検証になります。

デバイス間のLINE データ転送

デバイス間のLINEデータ転送 コンピュータにデバイスを接続する

iOS→Android、またはiOS→Androidと、異なるデバイス間でLINEのデータを転送できます。

無料版では利用できません。

試しに、Android 端末2つを接続してみました。上記画像の通り、ちゃんと2台を識別してくれました。

PCと2台のスマホを接続したUSB差込口の写真

「スタート」をクリックしても、無料版だと、「製品登録してね~」とポップアップが表示されます。

製品登録を行って続行

トーク履歴のバックアップ

iOS、AndroidのLINE トーク履歴をPCにバックアップできます。こちらは、無料版でも利用できます。

トーク履歴のバックアップ デバイスをコンピュータに接続してください

USBでスマホとPCを接続します。LINEは起動していなくても大丈夫です。

GalaxyとLINEの起動画面

端末が認識されます。Galaxyの場合は、「SMSUNG_Android」と表示されました。

バックアップの保存先を指定します。指定できたら、右下の「スタート」をクリックします。

保存場所の指定 準備ができたらスタートをクリック

注意書きが表示されます。

どうやら現行バージョンのLINEだと、セキュリティ上、バックアップできないようです。

よって、一旦LINEをダウングレードして、本ソフト経由でバックアップする…という流れだそうです。バックアップが終了したら、新しいLINEにアップデートできます。

正常にデータを転送するために、旧バージョンのLINEとバックアップアシスタントアプリはデバイスにインストールされます。

ステップは全部で4つです。僕の場合、なんだかんだで10分ほどかかりました。

ステップ1

デバイスのLINEのバージョンを、本ソフトがチェックしてくれます。数秒で終わります。

ステップ1 デバイスのLINEアプリの状態を確認する

ステップ2

現行バージョンのLINEを、PCにバックアップするには、一度ダウングレード(バージョンを下げること)する必要があります。

この作業は、本ソフトが自動でしてくれますが、最後、元の最新バージョンにアップデートする時だけ、手動での作業が必要になります。

この際に、元々のトーク履歴が必要になります。こちらのデータがないと、アップデートした時にトークが復元されない可能性があります。

そこで、本ソフトでPCにバックアップする前に、LINEのアプリ内で、Google ドライブにバックアップする必要があります。

ステップ2 Google ドライブにバックアップを作成

「バックアップするために、Google ドライブにバックアップする必要があるんじゃ、本ソフト意味ねーじゃん」と思いましたが、PCにデータ移送するためなら、仕方ないと我慢します。

こちらの作業さえしとけば、あとは勝手に本ソフトがいい感じに進めてくれます。トークが全部消えるとか、再度ログインが必要になる…とかではありません。

接続は解除しないまま、スマホ側でGoogle ドライブへのバックアップをします。

僕はAndroidなので、Androidでの手順を解説します。LINEのバージョンは、12.2.2です。

アプリを起動して、右上の歯車アイコンをタップします。設定が開くので、「トーク」をタップします。

LINEの設定 トーク

一番上の「トーク履歴のバックアップ・復元」をタップします。「Google ドライブにバックアップする」をタップします。

トーク履歴をGoogleドライブにバックアップする

後は、ストレージの許可、アカウント(Gmail)の選択をタップすることで、バックアップできます。

Googleドライブにバックアップする時に表示されるポップアップたち

スマホ側でバックアップできたら、「完了」をクリックします。

「確認しました」をクリックします。

Google Driveへのバックアップは完了ですか?そうでなければ、データが消える可能性があります。

ステップ3

続いて、LINEのダウングレード作業です。

「OK」をクリックします。

ステップ3 古いバージョンのLINEをインストール

古いバージョンのLINEが、自動的にスマホにインストールされます。

古いバージョンのLINEをインストール デバイスの接続状態は以下の通りです。

この時、スマホが再起動するかもしれません。インストールを有効化するためです。

特に何もしなくても、接続さえ解除しなければ、勝手にしてくれるので待つだけです。

スマホが再起動する docomo

ステップ4

最後のステップです。

バックアップするために、自動的にiTransor for LINE(iTransorAssistant)のファイルが、スマホにインストールされます。

ステップ4 データをパソコンにバックアップする

アプリとして、ホーム画面に追加される…といったことはありませんでした。

ポイント

Androidの場合、必要なファイルをインストールするには、スマホの接続方法を「USB デバッグ」にする必要があります。

本当は、説明画面が表示されたのですが、うっかり撮影し忘れたので、写真はありません。

USB デバッグを有効にする方法は、端末によって異なります。

Galaxyの場合は、設定の一番下にある「開発者向けオプション」→ USB デバッグをオンにします。

GalaxyS8 開発者向けオプション USBデバッグ

デフォルトでは、開発者向けオプションが表示されていないかもしれません。各自で表示方法を調べてみてください。

アプリがインストールされると、自動的にスマホで、iTransor for LINEのバックアップ画面が表示されます。

右下の「データをバックアップ」をタップします。パスワードを入力する画面がありますが、入力しなくてもOKです。

iTransorAssistant フルバックアップ

バックアップが開始されます。

この時、iTransor for LINE(スマホ側では、iTransorAssistantというアプリ名)に、ストレージ権限を与える必要があります。

iTransorアシスタントがデバイスストレージにアクセスできることを確認してください。

スマホのホーム画面で、下にスワイプすると通知一覧が表示されます。この中に、iTransorAssistantがあると思うので、タップします。

設定のアプリ情報画面が表示されるので、ストレージがオンになっているか確認します。デフォルトでは、オンになっているので、確認するだけでOKです。なってない場合はオンにします。

アプリ情報 iTransorAssistantのストレージを許可する

後は待つだけです。ステップ4の部分に、進捗状況がパーセントで表示されます。

バックアップが完了するまで待つ

バックアップが90%あたりを超えると、「最新バージョンのLINEをダウンロードしてください」と表示されます。

「完了」をクリックします。

最新バージョンのLINEをダウンロードしてください

スマホ側で、LINEの公式サイトが表示されます。「ダウンロード」をタップします。

お使いのデバイスに合ったストアが起動します。Androidの場合は、Google Playです。「インストール」でLINEを入手します。

LINEの公式サイトとGoogle Play

インストールできたら、パソコン側で「おめでとうございます!データのバックアップに成功しました!」と表示されます。

「完了」をクリックします。

おめでとうございます!データのバックアップに成功しました!

これにて、バックアップ終了です。

アップデートしたLINEですが、Googleドライブにバックアップしていたおかげか、特にログインなどの作業も必要なく、普通に起動、すぐに利用できました。

アップデートしたLINEはログインなど不要でそのまま使える

バックアップしたフォルダーの中には、色々とファイル・フォルダーが追加されていました。

iMyFone_LINE_Backupフォルダー内

これがトーク履歴のバックアップということですね。

バックアップから復元

本ソフトでバックアップしたデータから、復元できます。無料版では利用できません。

バックアップしたLINEデータから復元

トーク履歴の表示

PCにバックアップしたトーク履歴を簡易的ですが、確認できます。

バックアップしたデータがあることを確認して、右下の「確認/エクスポート」をクリックします。

トーク履歴の表示 プレビュー/エクスポートのバックアップを選択してください

「バックアップデータを処理しています」と表示されるので、数秒ほど待ちます。

バックアップデータを処理しています

バックアップしたLINEのトーク履歴が表示されます。PC 版LINEのように、左側にユーザー(友達)一覧、右側にトークというUIでした。

PC内でLINEのトーク履歴が確認できる

テキストはもちろん、画像、スタンプ、URLなどもそのまま表示されます。マウスのスクロールで、過去トークも遡れます。

画像を拡大するといったことはできませんでした。あくまでバックアップしたデータを簡易的に確認できる程度です。

LINEではないので、そのままトークを送信する…といったことはできません。

検索ボックスもありましたが、僕の環境だと、友達は絞ってくれましたが、該当箇所に飛ぶ・ハイライト表示はしてくれませんでした。

検索もいちおできるが、友達が絞り込まれるだけで、該当箇所に飛ぶことはなかった

検索できたら、もっと便利になるのになぁと思いました。

「PCにバックアップ、スマホ側ではトーク履歴リセットして、容量削減」なんてことができますもんね。検索が機能しないのであれば、スマホ側の履歴消すのためらっちゃいます。

HTMLでエクスポート

バックアップしたデータ(テキスト、画像、動画)を、HTML、PDF、XLSで出力できます。画像の場合は、JPG 拡張子です。

エクスポートすることで、USBに入れて持ち運んだり、別端末で見れるようになります。

製品版(有料)でしか利用できないので注意です。

左側のをクリックします。

出力したいファイルにチェックを入れます。デフォルトでは全てにチェックが入っています。トーク、画像、動画、オーディオ、ファイル等です。

エクスポートしたいファイル(トーク、画像、動画など)にチェックを入れる

チェックできたら、保存先フォルダーと出力形式を選択して、「エクスポート」をクリックします。

保存先と出力形式(XLS、HTML、PDF)を選択する

ファイルがエクスポート(出力)されます。ファイルの種類ごとで、フォルダー分けされています。

エクスポートしたいLINE ファイル

画像は、JPG 拡張子です。

何の問題もなく、LINE 上で送信しあった画像が保存されます。

画質に関しては、ラインにアップロードした時点で、ある程度圧縮されてしまうので、1枚100KB~500KB程度です。

iMyFone_LINE_Backup 画像ファイル

トーク履歴は、友達ごとで振り分けられています。ファイル名は、友達の名前になっています。

iMyFone_LINE_Backup トーク一覧

HTML ファイルの場合、タグが間に挿入されているので、純粋にトークのやりとりを確認したい人にとっては不便かと思います。

トークのHTMLファイルの中身 Visual Studio Code

トークのやりとりのみを確認したい場合は、PDF、またはHTMLをブラウザで開くのがおすすめです。

PDFだと、LINEをスクショした感じで表示されます。自分が緑、相手が灰色の吹き出しです。

PDFファイルでエクスポートすると、LINEのUIなので見やすい

感想

以上、iOS、Android 間でのLINEデータ転送、及びPCへのバックアップができるソフト「iTransor for LINE」についてでした。

PC 上で履歴を確認できる点、HTML、PDFでエクスポートできる点が強みかなと思いました。バックアップだけなら、LINE 公式のGoogle ドライブでいいような気がします。

Posted by ナポリタン寿司