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【OneNote】ノート内を一括置換できるマクロSearch&Replaceの使い方

2022年1月4日OneNote

OneNoteのアイコン

この記事では、OneNote 内の文字を検索、一括置換できるマクロ「Search & Replace」について書きます。

OneNoteに置換機能はないですが、マクロを使えば誰でも簡単にページ単位、セクション単位で置換できるようになります。

Search & Replaceのスクリーンショット

OneNote 内の文字を検索、一括置換できるマクロです。検索単語、置換単語を自由に設定できます。

例えば、「ナポリタン」という単語を全て「マルゲリータ」にするといったことができます。

置換場所は、現在のページ、選択ページ、現在のセクション、選択したセクション、現在のノートブック、全てのノートブックの中から選べます。特定のページ、セクションだけ置換する…といったことができます。

OneNoteで置換しようとしたら、ノートブック内検索(CtrlF)して、ハイライト表示された単語を手動で置換していくしかありません。かなり手間です。実質、置換機能は実装されていないということです。

OneNote 標準の置換方法
標準のOneNoteの置換方法

参考:ノートの文字列を検索して置換する

本マクロを使えば、専用のダイアログから、パパっと一括置換できます。置換対象の場所も絞り込めるので、失敗も起きにくいです。半角空白を全部除去するといったこともできます。

本マクロは、本文に対しての置換です。タイトルを置換したい場合は、同じ作者が作成した「Search & Replace in Titles」というマクロがおすすめです。

参考:【OneNote】タイトルを一括置換するマクロSearch & Replace in Titlesの使い方

リリース元:Omer Atay

前提

本記事では、既にOnetasticを導入している前提です。

マクロを使えるようにするための必要な土台(アドイン)です。まだインストールしていない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ダウンロード方法

Macrolandか、OneNote 内のマクロダウンロードウィンドウから入手できます。

検索欄に「Search & Replace」と入力すると表示されます。似たような名前がいくつかあるので、間違えないようにしましょう。

マクロ名の下にある「Install」をクリックします。

Search & Replaceのインストール

使い方

Macros タブの「Search & Replace」をクリックします。

Macros Search & Replace

検索と置換ウィンドウが開くので、設定していきます。

検索と置換ダイアログ
検索&置換設定
Find what検索語句
Replace with置き換える語句
Scope
–Current page
–Selection in current page
–Selected pages in current section
–Current section
–Current notebook
–All notebooks
置換対象ページ
–現在のページ
–選択しているページ
–現在のセクションで選択しているページ
–現在のセクション
–現在のノートブック
–すべてのノートブック
Match case大文字と小文字を一致させる
Match whole word only単語全体のみを一致させる

試しに、現在のノートブック内にある「ナポリタン」という単語全てを「マルゲリータ」に変更してみます。

ナポリタンを全てマルゲリータに置換してみる
余談

OneNoteは以下のようなレイアウト名称になっています。

OneNoteの名称

今回は、ノートブック(テストノート)にあるセクション(テストセクション1)全体を置換します。

この場合Search & ReplaceのScopeは、「Current section」になります。

Find whatに「ナポリタン」、Replace withに「マルゲリータ」と入力します。Scopeは、現在のセクションであるCurrent sectionにします。

置換設定

OKをクリックすると、置換対象の数が表示されます。下記画像でいうと、ナポリタンという単語が8個ヒットしたということです。間違いなければ、「OK」をクリックします。

置換対象の数

Current section(現在のセクション)のように、複数ページにまたいで置換する場合は、警告画面が表示されます。問題なければ、「Yes」をクリックします。

今後、この注意文を表示させたくない場合は、「Do not ask for this macro again in this session(今後、この画面を再度表示させない)」にチェックを入れます。

複数ページにわたって置換する際の警告文

置換アイテムの数にもよりますが、10個程度なら一瞬で完了します。

ナポリタンが全てマルゲリータに変更されています。

マルゲリータに一括置換される

「やっぱり戻したい!」って時は、キーボードショートカットキーのCtrlZ(一つ前に元に戻す)を押しましょう。置換前に戻せます。

ファイルを閉じると、元に戻すことはできないので、置換したら内容を確認して問題ないか確かめましょう。

空白を一括削除

同じ方法で、末尾などにひっそり隠れている半角空白を除去できます。サイトから文章をコピペすると、まれに半角空白が挿入される時があります。

いちいち一つずつ削除するのはめんどくさいので、一括置換してみましょう。

末尾の半角空白

置換ウィンドウを表示して、Find whatには”半角空白”を入れて、Replace withには何も入力しません。

半角空白の削除置換設定

今回は、現在のページだけ置換したかったのでScopeは、Current pageにします。

16個半角空白がヒットしました。

16単語がヒットしました

無事に、半角空白が”何もない状態”に置換されました。

半角空白が削除される

感想

以上、OneNote 内の本文を検索・置換できるマクロSearch & Replaceについてでした。

Onetasticの中でも、かなり便利な部類のマクロです。

2022年1月4日OneNote