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【OneNote】マクロの導入方法・使い方。Onetasticを導入してみよう!

2021年12月17日OneNote

OneNoteのアイコン

この記事では、MicrosoftのノートアプリOneNote(旧名:OneNote 2016)にマクロを導入する方法を書きます。

マクロが使えるようになるツール「Onetastic」を使います。

【Onenote】マクロの導入方法・使い方。Onetasticを導入してみよう!

Onetasticは、OneNote(旧名:OneNote 2016)でマクロと呼ばれる高度な機能が使えるようになるツールです。

マクロを導入すれば、メモや文章を書くのがより楽しく、より効率的にできます。

例えば、目次の作成、文字書式を保存、セクション・ページ単位で一括文字置換、セクションの色をより自由にカスタマイズ、ページを名前ごとに並べ替える…などがあります。

一度、マクロを使えるように設定しておけば、後は自由にプラグインの入手・削除ができます。

流れとしては、マクロが使えるようにOnetasticと呼ばれるアドインを導入して、使いたいプラグインを導入するという感じです。

マクロを導入してできること(ほんの一例)
プラグイン名できること
Set Section Colerセクションの色をもっと自由にカスタマイズ
Search&Replace in Titles指定した文字を別の文字に一括置換
Sort Pagesページを名前ごとに並べ替え
TOC in Current Notebookページやセクションごとに目次を作成
Resize Images画像サイズの一括変更

上記以外にも、まだまだ便利なマクロが沢山あります。

「OneNoteのあと一歩足りない!」って部分を、見事に解決してくれます。

Windows10、Windows11どちらにも対応しています。

参考:Onetastic How To Onetastic

リリース元:ATAY LLC
記事執筆時のバージョン:4.8.0(2021年11月18日)

Onetasticの導入

マクロを利用するには、Onetasticと呼ばれるアドインを導入する必要があります。マクロを使えるようにするための土台です。

ダウンロード

以下のサイトからダウンロードできます。

画面上部の「Try Onetastic Free」をクリックします。

Onetasticの公式サイト

今回は、64bitのOneNoteにインストールするので、「Download Onetastic 64-bit」をクリックします。

Download Onetastic

「I agree with the license terms(ライセンス条項に同意する)」にチェックを入れて、「Download」をクリックします。

「I agree with the license terms」にチェックを入れて、「Download」をクリック

インストール

ダウンロードが完了したら、インストールしていきます。セットアップファイルを起動します。

OnetasticInstaller.x64

自動でインストールが始まります。僕の環境だと、数秒で完了しました。

インストールが完了したら、「Start OneNote」をクリックします。

Onetasticのインストール

OneNoteが起動します。新しくホームタブのリボンに、英語のメニュー項目が表示されていれば導入完了です。

ホームタブに新しくリボンが表示される

OneNote オプション→アドインからでも確認できます。アクティブなアプリケーション アドインに「Onetastic Addin」が登録されていればOKです。

OneNote オプション アドイン

【任意】専用のタブを表示

そのままでも使えますが、専用のMacros タブを表示したほうが便利です。

ファイルをクリックします。

ファイルタブをクリック

左下の「オプション」をクリックします。

ファイル オプション

「リボンのユーザー設定」をクリックします。

右側のメニューの一番下にいくと、Macros タブがあるので、チェックを入れてOKをクリックします。

OneNote リボンのユーザー設定

OneNoteに戻って、ホームタブのリボン一番右にあるSettingsをクリック→Show in a Separate Tabをクリックします。

Settings→Show in a Separate Tab

マクロタブが表示されます。ここから新規マクロのダウンロード、作成、編集、実行ができます。

マクロタブが表示される

マクロのダウンロード・使い方

マクロタブには、4つのリボンが表示されています。

マクロタブのリボン
マクロタブでできること
Download Macroマクロのダウンロード
Edit Macrosマクロの編集
(ダウンロードしたマクロを自分でカスタマイズ)
New Macros新規マクロの作成
Settings
–Show in Home(Separate) Tab
–Compact Mode
–Language
–Enable Macro Logging
–Show Page XML
設定
–ホームタブ(リボン)に表示する
–コンパクトモード
–言語設定
–マクロのログを有効にする
–ページXMLを表示する

上記項目のうち、初心者が利用するのは「Download Macro」のみです。

マクロは、自分で0から作成することも可能ですが、初心者にはまず不可能です。よって、有志の方々が作成したマクロをダウンロードして使ってみましょう。

マクロは、OneNote 内から直接ダウンロードするか、Macrolandからインストールできます。どちらの方法も最終的な画面は一緒なのでどちらでも構いません。

適当にマクロを眺めて、ダウンロードしたいならMacroland、明確に入手したいマクロが決まっている場合は、OneNote 内で直接ダウンロードするのがおすすめです。

OneNote 内から直接ダウンロードする

マクロ(Macros)タブの「Download Macros」をクリックします。

Macros Download Macros
メモ

たまに以下のポップアップが表示されるかもしれません。

Onetastic Pro

「Onetasticには無料版とプロ版があります。あなたはどうしますか?」という内容です。

選択肢は3つあるので、無料版を継続して利用する場合は、「Continue using the free version」をクリックします。

3つの選択肢
Continue using the free version無料版を使い続ける
I have a product keyプロダクトキーの入力
Learn more about Onetastic ProOnetastic Proの詳細はこちら

マクロのダウンロードウィンドウが開くので、一覧の中から選ぶか、検索で入力して好きなマクロをダウンロードします。

試しにセクションの色を自由に変更できる「Set Section Coler」を導入してみます。検索窓に、「Set Section Coler」と入力します。

Download Macros Macros from Macroland

検索結果に表示されている「Set Section Coler」をクリックして、画面右側の「Install」をクリックします。

Set Section Colerのインストール

タイトルの下に、「Installed マクロ名」と表示されたらダウンロード完了です。「×」でウィンドウを閉じます。

Installed Set Section Coler

マクロタブの中に新たにSet Section Colerのリボンが追加されます。

マクロタブに新しくダウンロードしたマクロリボンが表示

参考:【Set Section Color】セクションの色を自由に変更できるマクロ

Macrolandからダウンロードする

Macrolandにアクセスします。

ずらっと公開されているマクロが表示されるので、好きなものをクリックします。

ここでは、現在のページ、セクション、ノートブック単位で文字を一括置換できる「Search & Replace」をダウンロードしてみます。

Macrolandの公式サイト

Downloadの「Search & Replace」をクリックします。名前は、入手するマクロによって異なります。

Search & Replace

「Onetastic Macro Installerを開く」をクリックします。

今後確認画面が不要な場合は、「getonetastic.comdで、このタイプのリンクは常に関連付けられたアプリで開く」にチェックをしましょう。

Onetastic Macro Installerを開きますか?

OneNoteのマクロダウンロードウィンドウが開くので、該当プラグインの「Install」をクリックします。

Search & Replaceのインストール

マクロがインストールされます。一部マクロは、Other リボン内に表示されます。

新しくマクロタブにSearch & Replaceが表示

マクロのアンインストール

インストールしたマクロの一部を削除してみます。

Macros タブの「Download Macros」をクリックします。

Download Macrosをクリック

「Macros from Macroland」の隣にある下矢印アイコン→「Installed Macros」をクリックします。

Macros from Macroland Installed Macros

インストールしているマクロが一覧表示されるので、削除したいマクロを選択→右側メニューの「Uninstall」をクリックします。

Installed Macros Uninstall

「Yes」をクリックして、削除できます。

Delete Macro

無料版と有料版の違い

Onetasticには、無料版と有料版があります。無料版には、以下の2点の制限があります。

  • マクロのダウンロードは20回まで
  • マクロの実行は500回まで

つまり、永遠と無料で使い続けることはできません。

僕はまだ500回まで使ってないので、無料版を使えているんですが、上限まで行くと利用できないようです。

今後も継続して利用したい場合は、有料版を検討してみましょう。

有料版には、プロ版、開発者版があります。プロ版は1年間15ドルのサブスク方式になっています。アップグレードすると、無制限マクロのダウンロード、実行ができます。

参考:Pricing Onetastic

Onetasticのアンインストール

「やっぱり、マクロそのものを使わなくなった!」って時は、土台のOnetasticを削除しましょう。

Windowsの設定を開きます。アプリ→アプリと機能→アプリ一覧の中から「Onetastic Addin」を探します。検索した方が早いかもです。

アプリ アプリと機能

右側の三点ボタン→アンインストール→アンインストールをクリックします。

Onetastic Addinのアンインストール

「Do you want to keep your macros and settings?(マクロや設定はそのままにしますか?)」と聞かれるので、好きな方を選択しましょう。

完全に削除したい場合は、「Uninstall everything」を選択します。

削除オプション
Uninstall Onetastic but keep my macros and settingsマクロや設定は維持しておく
Uninstall everythingOnetasticの全てをアンインストール。マクロや設定は残しておく。

以下のように表示されれば、アンインストール完了です。

Onetastic Uninstaller

OneNoteを再起動すると、マクロタブが消えています。

マクロがアンインストールされる

参考:How to Uninstall Onetastic Onetastic

感想

以上、OneNoteでマクロ(Onetastic)を導入する方法でした。

「こういうのがしたいなぁ」と思ったら、とりあえずMacrolandで英語検索してみましょう。大体ヒットします。

2021年12月17日OneNote