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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【TOC in Current Notebook】目次を作成するマクロ

OneNote

OneNoteのアイコン

この記事では、OneNoteでページやセクションの階層ごとに目次を作成できるマクロ「TOC in Current Notebook」について書きます。

TOC in Current Notebookのスクリーンショット

ノートブック内のセクション、ページの目次を1ページに作成してくれるマクロです。

セクションやページごとに階層が分けられています。リンクになっているので、クリックでそのページに飛べます。

冒頭に記号を付ける機能、ページ名を変更してもリンクを切れないようにするなどの設定ができます。

何百ページあっても、サクッと目次を作成できます。

Onenoteで沢山ページを書く、目次を作成したい人におすすめです。一番上のページに目次を置くだけで、ぐっと見栄えもよくなります。

前提

本記事では、既にOnetasticを導入している前提です。

マクロを使えるようにするための必要な土台(アドイン)です。まだインストールしていない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ダウンロード方法

Macrolandか、OneNote 内のマクロダウンロードウィンドウから入手できます。

検索して出てきたマクロ名の下にある「Install」をクリックします。

TOC in Current Notebookのインストール

ダウンロードが完了したら、マクロタブのOtherにTOC in Current Notebookが追加されます。

使い方

目次を作成したいノートブックを開きます。

ノートブック内の全てのページが自動で作成対象になるので、ページやセクションはどこにいてもOKです。

マクロタブのOther→TOC in Current Notebookをクリックします。

Macros Other

オプション画面が表示されます。

TOC in Current Notebookの目次作成画面
設定項目
Link Generation Modeリンク生成モードを選択
–Fast高速モード。ページ名を変更するとリンクは機能しない。
–Resilient低速モード。ページ名を変更してもリンクは機能する。
Scope
–Pages
–Section
目次を作成する範囲を設定
–ページまで含めた目次を作成
–セクションまで含めた目次を作成
Line prefix目次の頭にプロフィックス(記号)を挿入するかどうか
Collapse
–Yes
折りたたまれた目次を作成する
TOC Page Mode目次を作成する場所を設定
–Create New TOC Page新しいページに目次を作成する
–Update TOC in Current Page現在開いているページを上書きして目次を作成する
※ページに上書きされるので注意

準備ができたら、OKをクリックします。目次が作成されます。

Fast モードなら、ページ数が100ページあっても一瞬で作成されました。

目次が作成

Resilient モード

Link Generation ModeでResilientを選択した場合は、目次の下線が点線表示になります。

ページの名前を変更しても、リンクが機能するようになります。ページのタイトルを変更しないのであればFastモードがおすすめです。

時間がかかってもいいなら、Resilient モードがおすすめです。

Link Generation Mode Resilient

Scope Pages

ScopeでPagesを選択した場合は、ページまで含めた目次が作成されます。セクションから、一階層下がってページタイトルが表示されます。

Scope Pages

Scope Section

ScopeでSectionを選択した場合は、セクションだけの目次が作成されます。ページの目次は作成されません。

Scope Section

Line prefix

Line prefixを設定した場合は、セクション名の冒頭にプロフィックス(記号)が付きます。

Line prefix

Collapse Yes

折りたためるツリー状の目次が作成されます。

何百ページもある場合は、目次タイトルだけでも大変なので、折りたためるようにしておくと便利かもしれません。

目次を展開するには、左横にある「+」ボタンをダブルクリックします。

Collapse Yes

閉じたい時は、セクション名の左横らへんをダブルクリックします。

注意点

あくまで現在作成しているセクション、ページの目次を作成するマクロです。

目次を作成した後に、新しくページを作成しても反映はされないので気を付けてください。

新しいページを反映させたい場合は、その都度目次を作成しなおすようにしましょう。

新規ページを作成しても既存の目次ページには反映されない

その場合は、既に作成していた目次ページを開いて、上書きモードで書き換えることで更新できます。

上書きするには、目次作成画面のTOC Page Modeで、Update TOC in Current Pageを選択しましょう。現在開いているページに上書きで目次が作成されます。

間違っても、大事なページ上で上書きモードは使用しないようにしましょう。

感想

以上、目次を作成してくれるマクロTOC in Current Notebookでした。

セクションごとや、折りたためるようにできたりなど、痒いところにも手が届くマクロです。OneNoteを本みたいに使っている方、おすすめです。

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