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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Twinkle Tray】複数モニターの明るさを一括で変更できるソフト

2022年12月13日ソフト

「Twinkle Tray」のアイコン

この記事では、複数モニターの明るさを同時に調整できるフリーソフト「Twinkle Tray(トゥインクル・トレイ)」について書きます。

わざわざモニター側で設定しなくても、画面上で変更できます。

「Twinkle Tray」のスクリーンショット

モニターの明るさを、タスクトレイのポップアップから調整できるソフトです。

タスクトレイにあるアイコンをクリックすると、ポップアップが表示されます。この中に、接続しているモニターの数だけスライダーが表示されます。スライダーを動かすことで、モニターの明るさを調整できます。

複数モニターを接続している場合、一括で同じ明るさにできます。音量調整の感覚で、明るさを変更できます。

指定した時刻に、指定の明るさにするオプションがあります。朝は明るめ、18時以降は暗くするといったことが可能です。明るさを変えるショートカットキーも設定できます。

モニターによっては、明るさだけでなく、コントラスト、音量、電源の状態も制御できます。

Windows10、Windows11、どちらでも利用できます。日本語に対応しています。

お使いの環境によっては相性が悪いかも?

2台のモニターを接続しているのに、本ソフトには1台しか認識されない…といった場合、相性が悪い可能性があります。

似たようなソフトで「Monitorian(モニタリアン)」というのもあります。こちらを使ってみて、どっちが自身の環境に合うかチェックするといいかなと思います。機能的には、本記事で紹介する「Twinkle Tray」のほうが高性能です。

リリース元:Xander Frangos(GitHubはこちら
記事執筆時のバージョン:1.15.2(2022年12月10日)

インストール方法

Microsoftストアからインストールできます。「GitHub」からも入手できます。

上記リンクから、ストアを開けます。

「Twinkle Tray」のMicrosoftストア画像

【事前準備】DDC/CI機能をオンにする

ディスプレイ側の設定で、「DDC/CI」機能をオンにしないと、正常に本アプリで検出できない場合があります。既にオンになっている方は、スルーでOKです。実際にアプリ側から明るさを調整してみて、変更できなかったらオフになっているということです。

ディスプレイによって設定方法が異なります。

僕は、「ASUS フレームレス モニター VZ239HR 23インチ」と「IODATA モバイルモニター 15.6インチ」の2つのモニターを所持しています。この2台の場合、以下のような設定画面になっています。

僕が所持している2台のモニターの「DDC/CI」設定画面

ディスプレイのどこかに押せる物理的なボタンがあるはずです。そちらから設定画面にアクセスして、「メニュー(本体動作)」といった名称の中にある「DDC/CI」をオンにします。

使い方

モニターごとに明るさを変更する方法

本ソフトを起動します。スタートメニュー内の「T行」にあります。

Windows11のスタートメニュー画像

起動するとタスクトレイにアイコンが表示されます。クリックでポップアップを表示します。

タスクトレイにある「Twinkle Tray」アイコン画像

各スライダーを動かすことで、対象モニターの明るさを変更できます。

「Twinkle Tray」で明るさを調整しているGIF画像

分かりやすいように実写動画を貼っておきます。ちゃんと明るさが変わっています。

複数モニターの明るさを一括変更する方法

ポップアップ下にある「すべて同時に設定」ボタンをクリックします。

「Twinkle Tray」の「すべて同時に設定」ボタン画像

名前が「すべてのディスプレイ」になります。2台、3台接続している場合でも、一括で同じ明るさにできます。

「Twinkle Tray」で、すべてのディスプレイの明るさを変更する手順画像

設定

タスクトレイアイコンの右クリック→「設定」をクリックします。もし、ディスプレイがうまく検出されない場合は、「ディスプレイを更新」をクリックします。

「Twinkle Tray」の右クリックメニュー画像

【一般】Windows UI スタイル

一般→「Windows UI Style」から、ポップアップのスタイルを変更できます。

「Twinkle Tray」の一般項目の設定画像1

Windows11だと、マイカ効果の角丸ポップアップになります。Windows10だと、カクカクポップアップです。

Windows11とWindows10スタイルのポップアップの比較画像

【一般】アイコンの変更

一般→「トレイのアイコン」で、タスクトレイのデザインを変えられます。

「Twinkle Tray」の一般項目の設定画像2

太陽マークにしてみました。明るさ変更のイメージがあるほうにするといいかなと思います。

「Twinkle Tray」のタスクトレイアイコンを太陽マークにした画像

【ディスプレイの設定】「DDC/CI」の確認

「ディスプレイの設定」から、モニターが検出されているかどうか確認できます。

僕は「Acerモニター EK240YCbi 23.8型」と「ASUS ゲーミングモニター TUF Gaming VG249Q1A-J」の2台モニターです。ここに表示されていない場合、正常に検出できていないということです。

各モニターの「DDC/CI」をオンオフできます。

「Twinkle Tray」のディスプレイの設定画像

【ディスプレイの設定】ディスプレイを非表示

オンにしたモニターが、ポップアップ内に表示されなくなります。

「ディスプレイを非表示」を設定した画像

【ディスプレイの設定】名前の変更

ポップアップに表示されるモニター名を変えられます。

「Twinkle Tray」のディスプレイの名前を変更した画像

【ディスプレイの設定】明るさの標準化

各モニターごとで、明るさの下限・上限を設定できます。モニターによって明るさの範囲が異なる場合に役立ちます。

「明るさの標準化」の設定画像

【DDC/CI設定】コントラスト、電源の状態を追加

「DDC/CI設定」から、明るさ以外の「コントラスト」や「電源の状態」項目を追加できます。モニターによって対応・非対応があるので、一概に全部表示されているわけではありません。

「Twinkle Tray」のDDC/CI項目の設定画像

オンにしたスライダーがポップアップ内に追加されます。「電源を切る」は、モニターによっては不具合が発生するので自己責任です。

ポップアップにコントラストや音量、電源を切るボタンを配置した画像

指定時刻で、任意の明るさに変更

「時間で調整」から、時刻を設定できます。設定した時刻になったら、指定の明るさに自動変更してくれます。「時刻の追加」から登録できます。

僕は、夕方の18時から40、19時に30、20時に20といったように、夜になるにつれて、段階的に暗くしています。勝手に目に優しいように暗くしてくれます。

「Twinkle Tray」の時間で調整項目画像

ショートカットキーの設定

「ショートカットキーなど」から、ホットキーを設定できます。任意のキーで、モニターごとに明るさ調整できます。

「Twinkle Tray」のショートカットキー設定画像

トレイのアイコン上でスクロール

タスクトレイにあるアイコン上でホイール回転した時に、明るさを調整するオプションです。

「Twinkle Tray」の「トレイのアイコン上でスクロール」設定画像

オンにすると、タスクトレイの「Twinkle Tray」上で、マウスホイール回転して、全モニターの明るさを一括調整します。

「Twinkle Tray」のタスクトレイを示した画像

感想

以上、モニターの明るさをポップアップ内でサクっと変更できるソフト「Twinkle Tray(トゥインクル・トレイ)」についてでした。

時間指定できる点がありがたいです。

アプリごとで音量を変えられるソフトもある

余談ですが、アプリごとの音量を個別に調整できるソフト「EarTrumpet(イアートランペット)」というのもあります。今回紹介した「Twinkle Tray」の音量調整版といった感じです。

「EarTrumpet(イアートランペット)」のスクリーンショット

2022年12月13日ソフト