【Vivaldi】スナップショットのダウンロード方法・使い方。新機能を一足先に体験してみよう!

この記事では、Vivaldiの新機能をいち早く体験できるスナップショットをインストールする方法について書きます。
スタンドアローンバージョンとしてインストールすることで、既にインストールしているVivaldiを消すことなく同時並行で使うことができます。
※この記事は、デスクトップ版のスナップショットを前提に書きます。
Vivaldiには、正式版(安定版)としてリリースされる前に、スナップショット(Snapshot)と呼ばれる一足先に新機能を体験できる先行版のバージョンが存在しています。
例えば最近だと、9月15日にアップデートしたVivaldi4.2に「選択したテキストを翻訳」機能が追加されましたが、実はスナップショットのバージョンでは、8月23日に既に登場していました。(バージョン2392.3)
スナップショット(Snapshot)は、何かに登録したり、条件をクリアしないといけないなどは一切ありません。誰でも自由に利用できます。
誰でも自由に利用できるのに、一足先に新機能を体験できるってわくわくしますね!
既にインストールしている安定版のVivaldiを壊すことなく、別のVivaldiとしてインストールできます。
「スナップショットを利用してみたいけど、安定版のVivaldiを消すのが怖い!ブックマークや設定を失いたくない!」という場合でも安心してインストールできます。ただし、設定で選択しないといけないのでよく読みながらインストールしましょう~。
参考URL:スナップショットと安定版Vivaldiの違い | Vivaldi Browser
ダウンロード方法
以下のサイトからダウンロードできます。
気になったスナップショットの記事をクリックします。
ここでは、現時点(9月28日)の最新バージョン2431.3をダウンロードしてみます。
僕はWindows10の64bitなので「Windows: 64-bit for Win7+」をクリックします。

自分のパソコンが64bitか32bitかを調べる方法は、こちらの記事に書いています。
ダウンロードできたら、黒いアイコンのVivaldiがあるのでクリックします。安定版(通常版)は赤色で、スナップショット(先行版)が黒色という特徴があります。

インストール画面が表示されます。
現在インストールしている安定版に上書きしたくない場合は、「高度な設定」をクリックします。

ここで何もせずに「承認してアップデート」をクリックすると、安定版に上書きという形になるので注意しましょう。といっても上書きした場合でもブックマークや履歴などの設定は消えないっぽいです。
言語、インストール単位、保存先フォルダーを設定できるようになるので、インストール単位を「スタンドアローンインストール」にします。

インストール単位 | タイプ |
---|---|
全てのユーザーにインストール | 上書きタイプ |
ユーザー別にインストール | 上書きタイプ |
スタンドアローンインストール (おすすめ) | 上書きしないタイプ Vivaldiを2つ所持する形になる ポータブル版なので持ち運びが可能 |
おすすめは、スタンドアローンインストールです。ちょっとお試しで新機能試したい時に便利です。サブブラウザ的な立ち位置としても利用できます。
僕はブログをやっていることもあり、chrome拡張機能なんかが一切インストールされていないまっさらなブラウザが欲しいと思ってたのでとても便利です。
ちなみに、スタンドアローンとは、それ単体で機能する環境という意味です。他の環境(既にインストールしている通常版Vivaldi)の影響を受けない独立したものということですね。
インストール単位を決めたら、保存先フォルダーとチェック項目を確認して「承認してインストール」をクリックします。

インストールが始まります。数十秒~数分程度待ちます。

インストールが完了すると、何も設定していない新規のVivaldiが起動します。あとは、自由にカスタマイズできます。

スタンドアローンでインストールした場合は、完全にまっさらな状態なので各種設定、chrome拡張機能、ブックマーク、履歴など一切ない状態となります。
こうやって見ると、色々カスタマイズする前はこんな感じだったんだ~と懐かしい気持ちを味わえました。いかにVivaldiのカスタマイズ性が高いかが分かります。
使い方
元々インストールしてあった安定版Vivaldiには何の変化もなく、いつも通り使用できます。
Vivaldiメニュー→ヘルプ→Vivaldiについてをクリックすると安定版か先行版かが確認できます。左が安定版で右がスナップショットです。アイコンの色ですぐ分かるので便利です。

今回、インストールしたスナップショットには、安定版ではまだ実装されていない同期のUI変化とキャプチャ画面のUI変化が含まれているということで、早速確認してみました。
左側が通常の同期設定画面で、右側がスナップショット版の同期設定画面です。かなりすっきりしたデザインになってますね。見やすくていいと思います。
キャプチャは、キャプチャボタンをクリックすると、すぐに選択範囲かページ全体かを選んでキャプチャできるようになっていました。
今までは、キャプチャボタン→ページ全体か選択範囲かを選択→キャプチャと3クリック必要でしたが、スナップショット(2431.3)では、キャプチャボタン→ページ全体か選択範囲かを選択の2クリックでスクショできるようになっていました。

手間が減ってより効率的に画面キャプチャできるのでいいですね。正式版に組み込まれるのが楽しみです。
持ち運び&ショートカットの作成
スタンドアローンでインストールした場合は、ポータブル版なのでUSBに入れて持ち運びできます。
インストール場所は各自で異なりますが、以下の黄色ハイライトの2つのフォルダーをコピーしましょう。
D:\ドキュメント\フリーソフト\Vivaldi\Application
D:\ドキュメント\フリーソフト\Vivaldi\User Data
また、独立したタイプなので、インストールしてもデスクトップにショートカットやスタートメニュー一覧には表示されません。なので、次回以降アクセスしやすいように、ショートカットの作成やタスクバーのピン留めをしておくと便利です。
Application 内に実行ファイルがあるのでそちらを右クリック→ショートカットの作成でショートカットアイコンを作成できます。
D:\ドキュメント\フリーソフト\Vivaldi\Application\vivaldi.exe
スナップショットをアップデートする方法
スナップショットのアップデートもできます。
毎回、新しいスナップショットが出るたびに、スタンドアローンで新規にインストールしなくても大丈夫です。
スナップショットのVivaldiを開き、Vivaldiメニュー→ヘルプ→アップデートを確認をクリックします。

新しいスナップショットがある場合は、「Vivaldiの新バージョンが出ました!」ポップアップが表示されるので指示に従ってインストールしましょう。

安定版では、まだ新バージョンが出ていないので「ばっちり最新版です!」と表示されます。

安定版とスナップショットで別々にアップデートしていって常にブラウザ二刀流できるのが最高です。1つ目は安定版でメイン運用、2つ目が新機能を楽しむためだけのスナップショット版でサブ運用って感じです。
削除する方法
スタンドアローンは、ポータブル版なのでそのままフォルダーを削除するだけでアンインストールできます。

それ以外でインストールした場合は、上書きされているのでうっかり削除しないように気を付けましょう。
感想
以上、Vivaldiのスナップショットをインストールして一足先に新機能を試してみるについてでした。
一足先に新機能を体験できることも嬉しいですが、それと同じくらいまっさらなVivaldiを用意できるという点も嬉しいです。普段はトラッカーをブロックしているけど、たまにこのサイトではどんな広告が表示されているのかな?と気になることがあっていちいち広告ブロックオンオフするのが手間だったんですよね~。
同じブラウザだけど、別々の環境を構築できるのが最高ですね~。